
キャプテン翼、通称キャプ翼。タイトルのように翼がキャプテンなんでしょうけど、案外翼は優れたキャプテンなのかと聞かれるとそんなタイトルになるようなキャプテンではなかったりします。まぁ現在はバルセロナなのでキャプテンはグランディオス(元ネタ・グラルディオラ)なんですが、全日本になると翼がキャプテンやってます。
確かに翼は主人公ですし、プレーは1番凄いのですが…読んだことある人ならキャプテンはわざわざ翼じゃなくてもいいんじゃないかという疑問は持つはずです。って事で簡単にですけど翼以外にキャプテン出来そうな人を考えてみます。

まずは翼の最大のライバル日向小次郎。世界中の子供達がこの腕まくりを真似した。ポジションはフォワード。貧乏で小学生からバイトをして、ハングリー精神でエリート学校「東邦学園」に学費免除で入学した翼より主人公らしいライバル。かの有名なタイガーショットは彼の技である。トッティは雷獣シュートを真似て骨折したらしい。
日向は作中最もキャプテンとして信頼されていたキャラでしょう。部員が「キャプテンなら絶対ゴールを決めてくれる!」という絶大な信頼のもとチームを引っ張るタイプ。この辺翼とタイプは似ていますが、翼はチームメイトをほったらかしにして1人で突っ走るタイプだったりします。ロベルトに怒られたし。

2人目は北海の荒鷲、松山光。ポジションはミッドフィルダーですが、中盤ならどこでもOK。翼や日向のように特別凄い能力はありませんが、チームワークを上手に取るタイプのキャプテン。フィールドでの視野どころか、首脳的な視野も持ち合わせており、監督が気づかないような事も気づく。
天才じゃないので地味にコツコツが信条。必殺技は地を這うロングシュート「イーグルシュート」。最初は雪国シュートとか呼ばれて最近は荒鷲シュートとか言われる。多分多くの読者が「松山キャプテンでいいじゃん」と思ったワールドユース編。

3人目は真の天才、三杉淳。ピルロは彼からオフサイドトラップを学んだ。ポジションはGK以外ならどこでもOK。心臓病が無かったら日本人ナンバーワンプレーヤーになるはずだった。心臓病が治ったら気持ちが和らいだのか劣化した天才と呼ばれるようになってしまった。
テクニック、統率力、戦局眼もかなり優れており、さらに心臓病というハンデがあるくせ、あまりにも強すぎて、翼の心をバッキバキにへし折った経験あり。翼は自分が1番だと常に思っているので、自分より少しでも強い相手を見るとすぐダメになる弱点があったりします。最初は燃えるんですけど、大体ダメになる。

最後はSGGK若林源三。ペナルティエリア外からのシュートは滅多な事が無い限り許さない。ドイツでは東洋の守護神と恐れられ、ドイツに帰化させる動きがあった程凄いGK。ちなみにガチムチ。ジャップとバカにしたドイツ人を片っ端からボコボコにしたり、殴りかかってきた日向を返り討ちにした挙句「サッカーがダメなら今度は腕っ節か!」と言う。
私が思うに1番キャプテンにふさわしい人物である。幾度となく精神が折れる翼にゲキを飛ばしたり、怪我人出て不安になるチームメイトを励ましたり、劣勢でやる気が無くなるチームメイトも彼の一声で落ち着きます。
若林がキャプテンやればいいんですけど、タイトルがキャプテン翼だから仕方がないのである。
大穴

森崎有三。ザルキーパー。南葛最大の弱点。全日本代表だが、ほかにもっといいキーパーいるんじゃねーのかと誰もが思った。
おわり。