兵庫県は歴史的、文化的背景などの景観を登録する「景観遺産」に豊岡市の北但大震災からの復興を伝える建築物群8棟を「豊岡震災復興遺産」として登録した。
これまでに登録されたものに「織物産業を象徴するノコギリ屋根」(西脇市、加東市、多可町)と「和牛の聖地~純血種『但馬牛』のルーツ」(香美町)の二つが登録されており、今回が第3弾となるそうだ。
1925年に発生した北但大震災からの復興過程で建設された建物群で旧豊岡町役場庁舎(現在は市議会議場や交流センターの入る「稽古堂」)や、旧兵庫県農工銀行豊岡支店(現在はホテルとして運営)、大開通りに面した都市の防火帯の機能としている「大開通南側長屋」などがある。
尚、北但大震災の詳細な映像はYouTubeで「北但大震災」で検索してみることができる。
右、旧豊岡町役場庁舎、左、旧兵庫県農工銀行豊岡支店
大開通南側長屋
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