野口聡一飛行士が半年ぶりに地球上に帰還された。半年間ご苦労様でしたとまずは申し上げたい。新型宇宙船「クルードラゴン」で見事な着水状況を見ていて米国の宇宙技術の完璧さに思わず称賛の拍手であった。4個の巨大なパラシュートでゆっくりゆっくり着水する様は見ているものに安心感を与え、周囲にはそれを救助する船や持ち上げるための工作船が近づく様子などは流石米国のこれまでの数々の宇宙探査から帰還する経験が生かされているという実感がする。スペースシャトルのような大型宇宙船では飛行機のように滑空しながらの帰還だし、今回のISSからの飛行士交代のような小型の宇宙船ではパラシュートでの海上着水でもう米国は何でも来いということのようだ。
ロシアは宇宙からの帰還は専ら自国の領土に着陸しているが着陸直前は逆噴射でもって衝撃を緩めているが米国は海上にての回収である。米国流の海上着水の方が何かと有利かと最近思うようになった。衝撃が小さくて済むし回収作業もその着水場所に迅速に駆け付けられるようであるし第一衝撃緩和の逆噴射が不要のようだ。
何はともあれ野口飛行士の無事帰還におめでとうございますを言いたい。
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