サラリーマン、出社するな!

2020-04-12 08:21:19 | 日記
 安倍総理が緊急事態宣言下の7都府県のすべての企業に対して従業員の出社を7割減を要請するよう指示した模様である。すべてである。これまで対岸の火事としてマスクなど着用していれば自分には関係ないと思っていたきちんとしたビルの事務所で勤務していたサラリーマンもここに至って大変な事態の到来と改めて感じているに違いない。テレワークの可能な企業はまだ少数派であってほとんどが事務所での業務であろう。おまけに3月度決算企業がほとんどでこれから決算業務に株主総会の資料作成等々仕事が山積みである。決算発表に株主総会の延期ということもあろうが仕事としてこなさなければならないのである。出社できなくなってどうするか。仕事は、自分のこれからの立場は、給料はと様々な不安を覚えることもあるのではないか。親子揃って家の中で暫らく過ごすことになろうがたまの休日の休みの場合ではないのである。定年を間近にしたサラリーマンは早期退職を強要されるかもしれない。再就職などとてもじゃないが望みべくもない。異常な事態になってしまった昨今の日本である。
 これに対して年金生活者の方々は今のところなんら生活に変化はみられない。いつものとおりチラシを見ながら今日は何々の特売日で買い物のポイントが5倍日だなどいったものだ。思うに恵まれた世代だとつくずくそう思うのは私ひとりか。20年前の金融危機の時、終身雇用制度が崩れて定年を待たずにクビを切られ路頭に放り出されて悔しい思いをされた多くのサラリーマンもいたが何とか再就職で生活を切り詰め難局を切り抜け今の優雅とはいえないまでもそこそこの生活を築き上げた。人生100歳時代もその結果であろう。昨日高齢者運転認知症の検査を受けてきた。午後の部だったが受講者は19名だった。午前の部もあっただろう。同じような人数だろうか。あの16枚の絵を再生する問題は健常者でもかなりの難問だといわれ私もおそらく半分しか解答が出来なかったように思う。パソコンで予習は十分とは言えないながらやったつもりだったがいざ本番となれば実力を十分発揮できなかった。あと教習所での運転実技講習が待っている。

緊急事態宣言

2020-04-07 09:30:47 | 日記
 安倍総理が遅まきながら緊急事態宣言を発した。吉村大阪府知事などは早くから宣言を出すべきだと言っていたがやっとといった感じである。宣言下は東京神奈川埼玉千葉大阪兵庫福岡の7都府県である。期間は約1カ月で5月6日までを想定している。都市封鎖はしない。スーパーや公共交通機関は平常通りでオーバーシュートなど大規模感染を防ぐため極力外出を控えていただくようにするといった骨子だ。生活に必要な病院やスーパーにコンビニや銀行の窓口などいつもの生活に身近な場所はこれまで通りだが、理髪店が休止の対象になっている。私自身、理髪店が3つの密に含まれていると感じたから行くのを控えていたがやはり当たっていたようで丁度行く時期が2月でそれから2カ月が経過して頭の髪が相当に伸びてきている状態だ。ここまできたら緊急事態宣言が解除されるまで辛抱してみようと思う。床屋の経営はここしばらくが正念場といったところか。これはほんのほんの一部のもので日本全体の経済的緊急事態はどれほどなものなのか。政府の事業規模108兆円、現金給付6兆円などでそれらが困窮者に配られるのか。長期に渡ってゼロ金利政策の採用で各個人から国や企業への所得移転が継続されている。政府はこれまでのこの”貯金”をいま吐き出すといった事態に追い込まれているのではないか。
 南極観測船「しらせ」が6日横須賀港に帰ってきた。5カ月ぶりの母港入港だ。4日短縮の航海だったようでそれは豪州シドニーでの滞在がコロナの影響で短縮された結果という。通常空路帰還した昭和基地からシドニー港まで同乗した観測隊員が出迎えるがそらは今回はなし。
 「しらせ」は61次観測隊員約70人と約1千トンの物資を昭和基地まで届けその大役を無事終了させた。お見事と言わざるを得ない。

清明

2020-04-06 12:02:15 | 日記
 4月4日から24節季の一つ清明の季節を迎えた。5日は久しぶりの青空で満開の桜をビデオカメラに収めるべく公園を散歩した。3月20日の春分の日から半月、ほんの少しの太陽の傾きでこんなにも私たちの周りの景色が変わるものかと自然の動きに驚異を覚える。ただ、昨日今日と気温はやや低めで朝晩の暖房器具は手放せない。おかげで満開の桜が少し長持ちしそうだ。
 そのきれいな清明の季節に今年はコロナウイルス騒ぎで政府もとうとう緊急事態宣言の発令間際だ。なんともこの美しい日本の今をぶっつぶす菌が猛威を振るっていることに憎悪を覚える。観光地の皆さんに観光業に携わる皆さんはこれからどうなるのか、明日はどうするかで戦々恐々の毎日ではなかろうかと想像するに難くない。企業で役所で働く皆さんも同様だ。学校に通う児童生徒も同じ。これまでは対岸の火事とうそぶいていた年金生活者も事態の深刻さを肌で感じ始めてはいないだろうか。季節の変わり目は要注意である。心したい。





春本番

2020-04-05 09:41:18 | 日記
 当地の桜が満開である。今冬は暖冬で冬季に気温が厳しいものとして下がらないと桜が思い切り開花しないといわれて心配したがそのような思いは杞憂に終わったようで見事な開花が今真っ盛りである。昨日は久しぶりの青空に恵まれてみごとな桜の下をビデオカメラに収めてきた。あのふっくらとした純白の花々の姿に心洗われる思いだった。
 近くの公園では子供たちが多くて小学校高学年か中学校の生徒が球技を楽しんでいた。これまであまり見かけない光景でおそらくコロナの影があるのではないか。学校が長期にわたり休校で子供たちもそれなりにストレスを抱えているに違いない。そのストレス発散のために公園での遊びではなかろうか。