日々徒然なるままに

日々感じたことを書いていきます、よろしくお願いします

私の声と、ねこのお話

2017-08-19 21:29:25 | 不思議なお話
こんばんは。
暑かったです、今日も。
ですが、カラッとした暑さでしたので幾分かは凌ぎやすかったですね。
朝晩は随分と涼しくなりました、とはいえ今の時間、午後6時半、ツクツクボウシとヒグラシの両方が鳴いています。
セミ自身、いつ鳴いていいのか戸惑っているんでしょうかね。
面白いものです。
と、そんな日の朝は此方。
久しぶりの快晴でした。


                                 


昨日、不思議な話をと申しておりましたので少し時期はずれ?かとは思いますが、そんな話をしてみようかと思います。
ある人には普通にあることかもしれませんけれど。



                                   


以前住んでいた家では、今思うと不思議なことが結構ありました。
台所で夕飯の支度をしていると、二階から主人が下りて来て
「なんや?」
と尋ねます。
「え、なに?」
と聞くと
「今二階におったら、お父さん、と呼ぶけど、まぁええかと思うて返事せずにおったら、またお父さんと呼ぶんで、はいと言うたんじゃけど
 どうも聞こえんたったんか、もういっぺん、今度はお父さん!!と怒った声で呼ぶから、わし、何悪いことしたんじゃろ思うて下りて来たんよ」
と話してくれました。
その時、自分自身は主人のことを呼んだ覚えもありませんし、考えてもいませんでした。
そのことを主人にそう伝えると
「そうか、何にもないんなら、ええわ」
と言って、お互いさして気にもとめずにおりました。
こういうことは二ヶ月に一回位の頻度であったかと記憶しております。
特に怖いとも思わず、おかしいねぇというくらいの感覚でした。
実際に自分が階下から二階の主人を呼ぶと
「呼んだか~?」
と言って下りてきて、今の声と、よく聞こえる私の声?で主人を呼ぶその声は、こうして聞き比べる?とどこか少しくぐもったような感じがすると
気付いたようでした。
そうお互い思いつつも、やはりその後も結構頻繁にその声は聞こえているようでした。
いつぞやは、自分が出かけて帰って来ると
「あれ、おまえ、今戻ったんか?」
と聞くのでどうしたのか尋ねると、またいつもの声で主人を呼ぶので下に下りると私がいない、今帰ったというので不思議に思ったということ
でした。
ふぅん、そうなんじゃねぇ、とこれもまた全く普通に受け答えしていた自分でした。

                                  


主人の部屋でも面白いことが案外とあったようでした。
その時は、息子と主人と雄猫で、いわば男同士でその部屋に居た時のこと。
その部屋で主人はテレビゲームをしていたり、その傍らで息子は寝転がってマンガを読んでいたそうです。
息子の足をムギュッとばかりに猫が踏んづけたようで、さして気にもしなかったようでしたが、それが二、三回続き、ふと自分の足元を見た
けれどそこには猫の姿はなかったそうです。
猫自身は、主人のすぐ横で寝ていたのだとか。
あれ?と思いそのまま見ていると、部屋の片隅に置いてある布団の上を歩く、姿のない猫の足跡だけがどうしてだか見えていたそうです。
その様子を男三人?で眺めていたとのこと。
普通、そのようなおかしげなものがいれば、当然猫が一番先に反応しそうなものですが、全く何もせずにいたといいます。
もしかすると、以前にうちに居た、また別の猫がひょっこり遊びに来ていたのかもしません。


そのもう一匹の猫、これはその家に引っ越して来た時、一緒に前の家から連れてきた子でした。
この子は女の子で、元の飼い主さんは仕事でアメリカへ転勤されるとのことで、もちろん一緒に連れてかれる予定だったそうです。
しかし転勤の為、その住まいを離れることになった当日の朝、どこをどう探してもその猫は出てこず、泣く泣くその方の住まいの一階にある懇意に
しておられたレストランのオーナーさんに、出てきたらばくれぐれもよろしくと依頼され、旅立たれたそうです。
それからその猫は、しばらくすると姿を現したそうですが、レストランでそのまま飼うわけにもいかず、餌だけは貰いながらそのあたりでいた
ようでした。
ある日、そこへたまたま仕事帰りにお茶だかをしに行った主人がその猫を見かけ、猫の事情を聞いて、ならば自分が連れて帰ろう、と着物の懐へ
その子を入れて帰ってきたのでした。
それからこの子自身、色々とありましたけれど、その話はいずれまたとさせて下さい。
ともあれ、その子が我が家の二回目の引越しの後、しばらくするとかなり歳も取っていたのか段々と衰弱してき、最後は獣医さんのところで看取
りました。
その頃息子はまだ二歳かそこらで、息子自身、この猫の記憶は無いといいます。
この猫は息子の世話を良くしてくれていた子でした。
その猫が死んで二ヶ月かそこら経った頃でしょうか、息子と二人お風呂に入っていた時のことです。
居間においてある電話が鳴り、主人が出たのか「はい、○○です」と応える声が聞こえます。
あ、主人が出てくれたんだと思い、そのまま耳を澄ましておりましたが、その後が続きません。
あれ、おかしいな?と思いながらも入浴を終え、着替えを済ませていると主人の車が帰って来た音がします。
え?、今電話に出てたのにどういうこと?と思いながら、ただいま~と玄関を上がる当の本人に
「お父さん、十分前、どこにいた?うちにいなかった?」
と問うと
「十分前か、それなら下のスーパー辺りかな?」
と答えます。
「本当?」
と尚も聞くと
「今、帰ってきたばっかりじゃ。どうしたんよ?」
と不思議そうに尋ねるので、今しがたあったことをそのまま伝えました。
すると主人は
「それ、トモじゃないんか?(猫の名前です)あいつならそのくらいのこと、しかねんぞ」
と言います。
確かにそうかもしれないと思えました。
お風呂に入っていると、その家では実は居間の電話の音は聞こえないのが普通でした。
ですけれど、その時ははっきりと電話のベルの音もし、応える主人の声もはっきりと聞こえていたのでした。
応える声まではなんとかトモ自身、再生出来た?としてもそれ以上の会話の声は難しかったのかもしれません。
茶目っ気のあったあの子なら、そのくらいのことはしたのかも、と今思い出してもそう感じます。

                                   


あと、もう少し、此方のほうは自分でもちょっとね;、ということがありましたけれど、長くなりそうですので今日はこの辺りで終わらせて
頂こうと思います。
猫に関する話も、まだ色々とありますよ。
小出しにするつもりはないのですけれど、思い出すと結構ありそうですので、また書かせて頂ければと考えます。


                                  


元々、現実離れしたような話ばかりのこのブログ、毎回お付き合い頂きまして本当に有難うございます。
感謝申し上げます。
コメント
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