韓国で大流行のMARS! 日本は大丈夫なのだろうか!?
僕は、今、危険な状況だと考えている。
1つは、年金情報流失に見られるように、組織に緊張感がなく、危機管理が甘くなっている状況に、今、日本全体があるからである。
2つには、海外との関係で、伝染病等を食い止めようと考える時、成田国際空港と関西国際空港に対策を講じ(これはこれで重要なのであるが)、地方空港と港を後回しにするような体制になりがちだからである。
長らく “島国” であるという、意識的にも “自然の要塞” で守られてきた、したがって多民族との交流もほとんど無く、アイヌの人たちと琉球の人たちとの交流の時期は長かったが、和人に地理的な広がりをもたらす刺激も殆ど無く、政治的にも大きく制限されていたこともあった。
それが、特に安土桃山時代以降、急速なヨーロッパやアメリカと日本との双方からの人的交流の拡大によって、 “島国” という有り様が一変したのである。
交流の窓口は「四つの口(くち)」といわれる対馬・薩摩・長崎・松前であったり、函館や根室・厚岸、浦賀、大坂等々と拡大はしたものの一定限定されていた。
日本海側にもいくつもの港ができてきた。
それが、航空機の登場と発達で、窓口は更に拡大し、 “自然の要塞” は消滅したのである。
そんな今、海を隔てているとはいえ、隣国の韓国でMARSが流行っているのである。
厚生労働省や防衛省は2つの国際空港だけを重視しているのではあるまいな!?
地方空港での備え、日本海側の諸港での備え、密入国も考えられる海岸線への監視など、怠ってはいないだろうな!? 地方自治体任せではなく。
各地方自治体も主体的に、通達がなくても、対策を講じているのだろうか!?
今まさに、“非常事態” なのである!
観光地のために人々は日本へ来るのである。
「風邪」で、誰が訪日を取り止めるものか!!
「風邪」の観光客を、誰が拒否するものか。今の日本では!!
繰り返すが、今まさに、“非常事態”であり、“予防” としての、今となっては緊急な対処が必要なのである!!!