①につづき
《2日目》
八丈島は、車でどんなにゆっくり回っても3時間あれば一巡りできるらしい(byバスガイドさん)。だからかどうか分からないけど、ガイドさんが度々「遠足」「遠足」と言っていて、何か気に入ってしまったので、今回の旅行記のタイトルに使わせていただいた。
ちなみに、八丈島は2つの火山がくっついて1つの島になったのだが、くっついたところが島の中央部にあたり、ここが島の中心部で役所やら警察やら学校やらが集まっている(地図参照・画像お借りしました)。
で、2日目は、まさに島巡りの遠足の一日である。
6時前に目が覚めて部屋から海を撮ってみた(この後、晴れました)
朝食は7時からということで、7時半頃にレストランへ。
レストランの入口にはウミガメが、、、
ビュッフェ形式で、使い捨てのビニール手袋を渡され「ビュッフェではこれとマスクを必ず着けてください」と言われる。はいはい、、、。
この入り口で案内してくれたのが若いお兄さんだったんだが、同行の友人は「ちょっとちょっと! イケメンじゃん!」と喜んでいた。マスクしていてよー分からんけど、私にはさほどイケメンには見えなかったのだが。ちょっとサーファーっぽく、背が高くて顔が小さいのでモデル系?ではあったかな。なんかもうイケメンとかゼンゼン興味ないんだな、私、、、と自覚した。
ほかのツアーもいるらしく、人は多めだったが、混み合って取れない、というほどでもなかった。
こちらのホテルは、自前の牧場を持っているそうで、ジャージー牛がウリだそう。確かにジャージー牛乳はすごくおいしかった。ほかのメニューもどれも美味しくいただきました。
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出発時刻は9時。
観光するバスは“町営バス”でガイドさんは町職員
まずは、陣屋敷へ。江戸時代から明治期まで、島のいわゆる“官庁街”だったところだそう。ここで当時のままに残っているのが、この玉石垣。流人の島だった八丈島。流人たちが一日の糧を得るために浜から一つひとつ運んできて一つ運ぶと握り飯1個もらえたんだとか、、、。石は1個ウン十キロあるというし、運び出す浜からは山越えしてくるというのだから、これで握り飯1個はあんまりだ、、、。
流人たちは、拘束されることはなかったけれど、自活しなければならなかったそうで、この石運びは大事な収入源だったらしい。流人たちの生活は自由だったので地元の人とも馴染んで、島の女性と結婚する流人も多かったとのこと。で、刑期が終わったら、女性と子供を残して本土に帰るのがパターン。……まあ、それはそうなるわね。
1個の石の周りに6個の石が囲む“六方積み”というらしい
道端にアオノクマタケラン(ランではなくショウガの仲間)
石垣から海を臨む(海に浮かぶのは八丈小島)・遠くに見える茶色い建物は今は廃ホテル(わざわざガイドさんが教えてくれたので撮影しました)
島名物“明日葉”
見学はサクサク終わり(30分もなかったと思う)、次へ移動。バスで数分で到着~。こちら、服部屋敷は、幕府御用船を管理する職にあった服部家の屋敷跡とのこと。
樹齢700年のソテツ。滅多に花をつけないらしいけど何十年かぶりに花をつけたと!
南国~♪
樫立踊りと八丈島太鼓を見ながらパッションフルーツジュース(600円)を飲む
このパッションフルーツのジュースは、もちろん生ジュースで、独特の酸味もあり、すごく美味しかった! 残念だったのは、踊りの歌の歌詞がほとんど聞こえなかったこと、、、。何て歌ってたんだろう。
こちらも、実質30分くらいの滞在でしたかね、、、。お土産屋さんも併設されていたけれど、こちらでは見るだけであった、、、、。はい、次!
バスで10分くらいだったかな、、、黄八丈めゆ工房へ。ちなみに“めゆ”とはこの工房を開いた方のお名前とのこと。
黄八丈の説明ビデオを10分くらい鑑賞した後、ご主人に色々と説明をしてもらう。黄八丈の糸は実質この3色だそうで、夢二の女性が着ているのはもちろん黄八丈。昭和天皇も来たらしい。
説明が終わると一斉に機織りが始まる。
ご主人直々に機織りの様子を見せてくれる
周りには黄八丈を使った土産物がいっぱい、、、でも、かなり良いお値段。可愛いキーホルダーとかもあったのだけど、旅行の旅にキーホルダーを買っていてもう飽和状態だしなぁ、、、とか悩んでいるうちに時間切れ。
このミロバランスモモはご主人が外国(どこかは忘れました)へ行ったときに入手した苗を植えたのだとか、、、
次は、バスで数分の八丈島農産物直売所「えこ・あぐりまーと」へ。
島でとれる農産物がお安く売られている。野菜・果物だけでなく、明日葉とかその他の植物の苗とか鉢植えとか。私はパッションフルーツを買ったけど、友人は、グリーンネックレスの鉢を買っていた。
このお値段は、この後、いろんなお店へ行ってかなりお安いと分かる
と、何だかんだ細々と動いていたらあっという間にお昼の時間に。郷土料理屋さんへ向かう。
③へつづく