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第二回 暗渠歩こう会【港区編】 ※長編です

2016-04-16 12:27:58 | 呑んだり喰ったり語ったり


なかなか歩くには、いいお日柄で、



桜もいい感じに咲き始め。



「第二回 暗渠歩こう会」は六本木交差点アマンド前集合です。

第一回では都合が悪くて参加できなかったSさんも、今回無事参戦。


今回は暗渠も探しますが、坂と階段が中心です。

そして、ある程度のコースは決めていますが、
「暗渠歩こう会」はあくまでも行き当たりばったりです。

ほぼ、偶然と言うか匂いで目的の場所を探しております。

タモさんみたいに案内人がいるわけではありません。



バブル時代に一世を風靡したディスコビル「スクエアビル」の成れの果て。

美容師をやっていた3歳上の従兄弟と地下にあった「玉椿」によく行ったな。

「テクノナイト」とか「ヘビメタナイト」とかもあってね。



当時から今に到るまで、まったく縁の無い高級ステーキ・しゃぶしゃぶ店。

全盛期には黒塗りのハイヤーが10台以上店の前に止まっていて、ごった返していたもんです。



その先にある有名な階段。

途中にイタリアンがあって、よくトレンディードラマの撮影に使われていました。

降り切ると、墓地。



むう、いきなりいい感じです。



おお、ヤバイです。

どうも隣接する建物が古美術品屋のようです。



いきなり、早くも「甘いものタイム」

まだまだこれからだからね。



戻って、



まずは、今回の坂と階段の厳しさを知って欲しいね。



なんだろう?

調べてみたら、京料理の一軒家料理屋みたいですね。

奥深~!



飯倉片町方面に進出。

かの有名な「キャンティ」

東京の(日本の?)イタリアン草分け店。

川端康成、三島由紀夫、荒井由実、力道山、石原裕次郎、伊丹十三、と著名人のサロン的な店だったようで。

わたしもこちらの人気メニュー「スパゲティ・バジリコ」をいただいて、
「ナポリタン」「ミートソース」以外にもスパゲティはあるんだということを知りました。



東京タワーが美しい。

やっぱり、スカイツリーよりもこっちだな。



麻布台の麻布郵便局前に怪しい建物を発見。

通りから谷の下まで住人関係なく昇降させてくれる3階分の高さはあるエレベーターが?

そして、ハシゴ階段。

さすがに登りませんでしたよ。



谷は坂に囲まれており、やはり周囲には階段が複数。



谷上に建つマンションの下にも使われていない古い階段。



しかもマンションは3階建てぐらいある塗り壁仕上げの古い倉か倉庫のような建物の上に建っている。

建築基準上、大丈夫なのか?



谷を這うように通じる道を麻布狸穴町方面へ。



「鼠坂」

昔はネズミしか通れないぐらい細い坂だったとか。

本当か?



島崎藤村の小説の舞台にもなったらしいね。



坂の上は、麻布とは思えないぐらいの素朴な景色。

雑草やら蔦の絡まっているのは自転車・・・



静かです。

遠くからロシア大使館に向けてヤジる右翼の宣伝カーからの喧騒が聞こえましたが。



そして「永坂更科そば」発祥の地、麻布永坂町へ。

階段です。



クラシカルな外灯電柱に案内看板が。

「永坂荘」 気になります。



まず目に入ったのは、高級住宅街にそびえ立つ大樹。



そして、道の突き当たり奥に構える怪しい屋敷。

これが「永坂荘」

調べたところ、旧東京銀行(現東京三菱UFJ銀行)の迎賓館。

行かれたことのある方のブログを見ても、そのグレード感は伝わってきますね。



ここが六本木に近い麻布のど真ん中なんて想像がつきません。



そして、階段。



ナイス過ぎます。

ここも麻布ですよ。



通りを通るだけなら2~3分のところを谷を降りて坂を階段を上って1時間たっぷりかけて狸穴坂に戻る。



飯倉交差点から国道1号線を赤羽橋方面に下って、
東麻布の下町商店街を抜けて中之橋に出て渋谷川に沿って麻布十番へ向かいます。



若者や外人観光客でもごった返すようになった麻布の代表的な下町商店街。



ぼちぼち休憩を入れますか。



泡の出る麦汁が旨いですね~



こちら、大正10年創業の自家製さつま揚げとおでんのお店「福島屋」です。

「おでん盛合せ」を4人で突っつきます。

まだまだ道程は長いんだからね!



4人で分けるからこんなもんですが旨いです。

やっぱり、おでんの基本は大根でしょう。


さて、探索再開。

麻布十番から仙台坂を下って三の橋から三田方面に。



先にも書いた通り、行き当たりばったり。

まったくの勘で見つけました「暗渠」



まさしく「暗渠」



魚籃坂(ぎょらんざか)裏手のこの界隈は、戦前の街並みがそのまま残っているようです。

まったく知らなかった。


魚籃坂を上って、急坂の伊皿子坂を高輪台方面に上がると左手は寺町。



その中のある寺の敷地に凄い光景が見ることができました。

一軒建てだけど長屋。



誰かが管理していると思われるが、鬱蒼とした庭と畑。

ここが三田、高輪の界隈なんて思えません。


伊皿子坂を上がりきって、



高松宮邸を横手に見ながら、今回絶対に行ってみたかった懐かしい路地坂に。



ここから下って、



高輪高校の敷地の中に通る暗渠。



うほぉ~



抜け出た先は、赤穂浪士で有名な「泉岳寺」

高輪台から泉岳寺に通じる知る人ぞ知る抜け道なのです。




泉岳寺近くにあった、昔わたしがいた会社の事務所だったマンション。

今は飲食店になってましたね。

あの間取りのまま店にするとすれば、個室対応の店なのか。


いったん第一京浜に出ましたが、再び高輪台の交差点に向かって坂を上る。



で、階段。



高輪も下町風情がすごい。



で、暗渠発見!



階段。



暗渠。

まったくの行き当たりばったり。



匂いでたどり着く、



暗渠、坂、階段に感謝。




高輪台を下って桜田通りにぶつかれば明治学院大学のオシャレなキャンパス。

ここから「八芳園」方面に向かって白金台へ。

「庭園美術館」も行きたかったけど、もう日没お疲れ状態。




目黒駅に到着して、本日はお疲れさ~ま!

かなり歩きましたね~

距離以上に、坂と階段でしたからね~



お疲れでしょうが、これから打上げですよ~!


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