呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

横浜 磯子 実家の裏山

2020-09-15 23:12:40 | 家の日常・旅・レジャー


実家から国道16号線を渡るとそこには裏山があって、

その裏山を登ると「森浅間神社」がある。

そのあたりは昔から「森」という地名だった。



鎌倉幕府最後の将軍守邦親王が鎌倉陥落の際に脱出して森村に隠れ、

1335年(建武2年)にこの神社を創建したとの伝承がある。

神社を抜けると旧日本石油の広大な社員寮があることで有名な汐見台団地がある。



山の中腹の公園の展望台から実家のあるマンションが見える。

実家の部屋の場所も判るよ。



昭和の時代、「いざなぎ景気」のころ、

銀座のクラブのホステスをタクシーに押し込んで第三京浜を突っ走ってたどり着いたのが

「横浜プリンスホテル」

一流企業のエリートたちは朝までホテルのナイトクラブで遊んでいたわけだ。

2006年にその役目を終え営業終了。

その跡地に今は「ブリリアシティ横浜磯子」という味も素っ気も無い高級マンションがそびえ立っている。



広いエントランスを入ると、ドーンと開けた風景が広がる。

一般にも開放されている展望フロアがあるのよ。



そしてこの奇妙な建物は、横プリ時代以前からあった「旧東伏見邦英伯爵別邸」が現存している。

とある「料理の鉄人」の中華レストランになっていますがね・・・



あとは殺風景な景色ばかり。

救いは海に向かって急勾配を降りていく、

「横浜プリンスホテル」に行くためだけに作られた坂の険しさだけかな。

5月2日といえばGW真っ只中

2020-09-10 00:06:58 | 呑んだり喰ったり語ったり


「馬橋稲荷神社」



5月2日、その日の始まりはここから。



落雷で折れてしまったご神木が痛々しい。



暑くなりそうかな。






池袋に向かう。

環七と早稲田通りの交差点近くにあるネコとおばあさんの店。

今も営業しているのだろうか・・・



中井にあったころの「くりから」

今は東中野に移転して大繁盛店になっていますね。



同じく中井の伝説の洋食店「ぺいざん」

故赤塚不二夫氏の席があったことで有名。



中井の呑んベエのオアシス「狭山」





高田馬場で一服して



雑司が谷を経由して池袋へ。






その日のお目当てはこちら。

肉塊を喰いにきました。



GWなのになにしてんだ?



羊のリブ肉。こいつを喰い尽くします。

塊のまま焼いていたら日が暮れてしまうので、店の人に頼んでバラしてもらいます。



付け合せはパクチー。

野菜も喰わないとね。



赤い粉



こいつを十分にまぶしていただきます。

赤い粉にはいろんなスパイスが仕込まれていて、それほど辛くも無いのです。



クミンシードをかけたりもしてガンガン喰います。



ぜんぜん減りません・・・



オイルで熱したパクチーと一緒に。



骨も焼く。



おう、ゴールが見えてきた。



フィニッシュ!

喰ったねぇ~






「ネブラスカ」



信さんと少し話して腹をこなします。






「カラカラ」






〆は「壱参伍」でエスプレッソをダブルで。






まさしく都会のピクニックでした。

このころ喰っていたランチ【長編注意!】

2020-09-06 11:58:16 | ランチ

「冷やしたぬきそば」  磯子「辰味」

磯子駅前に残る唯一のそば屋。

具だくさんの冷やしたぬき。

おそらく丼ものなどで使うのだろう、

あらかじめ甘く煮込まれてクタクタになったタマネギがいいアクセント。



そばは申し分無く、キンキンに冷えていた。



圧倒的にパイが少なくなった “過疎”磯子の中で、頑張って営業を続けて欲しい。





「日替りランチ」  築地「キッチン スイス」

この日は「ロースカツ」「ハンバーグ」「ロースハム」のコンボ。

GW明けの胃袋が洋食屋さんのサクッとした揚げものを喜んでいるようでした。



今となっては懐かしい・・・

※この店は閉店いたしました。





「親子カレー」  築地場外「鳥藤」

築地の鶏肉の卸問屋さんが経営する鶏料理専門店。

親子丼にチキンカレーをかけた築地らしい合いがけな一品。



トロトロ卵とカレーが混ざり合う刹那が、たまらない味。



築地の観光スポット「築地魚河岸」の3Fフードコートにあった店舗です。

※現在は「とりそばスタンド」として営業しています。従来の「鳥藤 分店」は営業しています。



親子丼部分はもちろん、カレーも鶏の出汁が利いてスパイシーな旨さ。

ついてくる「鳥スープ」も絶賛もの。

<オマケ>



その日の築地場内も平和でした。

「ボウツ」「ツラス」(笑)





「穴子天丼」  京橋「秀」

穴子のことをよく判っている天ぷら屋さんの「穴子天丼」

喰ったときの穴子のフワッとした食感と、いい意味で穴子臭さを感じる風味がしっかり残っている。



しかも値段がとてもリーズナブル。



家族経営で小さなお店だからできることなのか。



以前は丼からはみ出してのけ反っているぐらい大きな穴子が乗っていて、

「イナバウアー穴子天丼」と勝手に呼んでいたが、

値段据え置きで今はその迫力は無い。

だが、守って欲しい店なのです。





「かき玉そば」  八丁堀「あさだ」

最近はなかなかお目にかからなくなった「かき玉そば」



濃厚な醤油餡に卵を熔かせて、おろし生姜をアクセントにしていただきます。



そしてこちらは茶そばなんです。

これがまた風味があっていいのよ。



静かな店内。



風情のある外観。

だけどリーズナブル。



トロトロのかき玉汁におろし生姜を入れて飲み干せば、真冬でもホッカホカになるよ。

真夏はヤバイ・・・





「カツ丼」  築地場外「東都グリル」

築地移転前に「カツ丼」を喰いに行こうと思った築地場内の食堂「磯野家」がすでに閉店していた(涙)

代わりにこちらへ。

本当の意味での「築地の食堂」

とにかくなんでもある。





この看板と



このディスプレイに惹かれて地下に降りていく。



とにかく



なんでもある。



みんな思い思いに好きなものを頼んでテレビを楽しむ築地の「大食堂」

隣りのオッチャンがグリーンのソーダ水をチェイサーにして燗酒を呑んでてビビッたけど・・・



ラーメン、そば・うどんの麺ものだけ無いかな。



さて、カツ丼が着丼。



いたって普通でした。

一品一品に期待することは「大食堂」の場合は必要無いね。



ラーメン、そば・うどんもあった「磯野家」閉店の損失は大きい。

<オマケ>



その日の築地場内も平和でした。





「メンチカツ」  新川「ターBOU」

お気に入りの街の洋食屋さんの、お気に入りのメニューのメンチカツ。

ただし、この日は記憶障害を起こしていた日のようで記憶が定かでない。

このころ二度ほど経験したけど、一定時間記憶が錯綜して時間の経過なども判らなくなる。



でも、メンチカツは間違えなく旨かったハズ!





「メンチカツ定食」  築地「とん㐂」

なんだかやっぱり翌日もメンチを喰っているなぁ・・・

とにかくジャンボなメンチカツが2個。



特徴のあるガリガリな衣は、長時間低温で揚げないとぶ厚いメンチの中まで火が通らないからかも。

見ていると20分ぐらいかけて揚げてますね。



中はそれほどみっちりしてなくてフワフワな感じ。



入店すると一組に1.5Lのペットボトルに入った麦茶が出てきます。



巨大メンチ2個に大盛りご飯。

1.5Lのペットボトル麦茶の理由がよく判ります。





「ラムカリー」  新川「カリーシュダ」

小麦粉、水を一切使わず、油と塩も最小限しか使わずに煮込んで作るカレー。

ミンチ状のラム肉とタマネギをホロホロになるまで煮込んであって、

カルダモン、グローブ、クミンの香りがふわぁ~と立ちます。



脱サラされた初老のご主人と奥さんのふたりで営むお店。



キレイに片付いている店内とシンプルな外観がホッとします。



定番のカリーは「ラムカリー」以外にも何種類かあるようです。



飛びぬけたものではありませんが、優しいカリーでした。





「ボンヌカレー」  茅場町「キュイ ボンヌ」

またカレーかよ!

ってことで、欧風カレーの人気店。



一番人気の「ボンヌカレー」は肉は入ってなくて素揚げのナスとチーズとニンニクが入っていた。



ちょっと異端な欧風カレーだったが、一番人気だけあって旨かったね。



いろんな種類の欧風カレーがあって興味津々なのだが、

仕込みを少なくしているのか人気店だからか、すぐに売り切れになってしまうみたい。



茅場町の交差点近くだが、間口の狭い地下に降りていく店なので見つけづらい。



階段は人がすれ違えないぐらい狭いのよ。





「伝説のポークカレー」  茅場町「WA CAFE AIM」

またまた、カレーかよ!!

IT企業が社員に旨いものを喰わせたいと始めた変わった店。



「伝説のポークカレー」は、パクチーたっぷり、トロトロの豚バラ肉ゴロゴロ。

そしてビネガーを効かせたカレールーで旨い。

「ビンダルーカレー」に似ているかも。



ラウンジのようにゆったりとした店内で、グランドピアノの自動演奏付き。



フルタイム営業で、ランチも閉店時間まで喰えます。



こちらも半分会社のラウンジ風なので、知っている人しか入ってこない判りづらさ。



メニューはかなり独創的なものもあって面白かった。





「カツ丼」  新橋「立ち呑み とんかつ まるや」

新橋リーマンで知らないヤツはいない安くて旨くて腹いっぱいになれるとんかつ屋「まるや」が

やっている立ち呑み屋はランチではカツ丼専門店をやっている。

ちゃんとしたとんかつ屋のカツ丼がワンコインなのだから大人気店なのです。



ちゃんとイスもあって立ち喰いではないです。

カツもでかくてその場で揚げていちから作るので、それなりに時間はかかりますよ。





「しょうが焼きランチ」  京橋「とんかつ 富士」

とんかつも旨いが、この「しょうが焼き」は唯一無二のメニューかも。



プレーンに焼いただけの豚肉を千切りキャベツの上にドサッと乗せて、

その上におろし生姜が乗っているだけの一品。

喰うときは生醤油をかけていただくというシロモノ。

シンプルなんだけど、これは他では喰ったこと無いですね。

よほど肉に自信が無いとできないだろうけど、悔しいことに旨いんだよね。



二代目とおぼしき若いご夫婦がやっていて、

店内は飲食店なのに暗めの照明でジャズのトリオが流れている。

13時以降限定の「アジフライ」も旨いんだよなぁ~





「上(ロースカツ)ランチ」  八丁堀「かつ新」

ご存知、「コスプレとんかつ屋」

この日の大将の本気度はいかがなものだったでしょうか。



おお、なかなかのものでした。

肉質良し、肉の部位良し、大きさも充分で、揚げ具合も良し。

なかなかの逸品でした。



満足にいくとんかつをいただきました。

これがあるから通ってしまうんだよねぇ~





「牛バラ丼」  新川「高華楼」

この日は肉も多くて野菜もいっぱい。



中国人の店員さんの私語の声も大きくて、

しかも子どもを大声で叱って、叱られた子どもも大声で泣く。



大陸系のお店と判って来ているのでわたしは構いませんが、他のお客はどーよ?



旨くて量が多くて安ければ文句無いよ、なあ、ご同輩!





「開化丼」  新川「新川 長寿庵」

新川の老舗そば屋さんに珍しく「開化丼」があったので頼んでみた。



おうおう、蓋付ね。



開けてビックリ、豚肉じゃないですか。



わたしの認識では、「親子丼」は鶏肉で「開化丼」は牛肉で「他人丼」は豚肉。



まあ、豚肉の分750円とお安くて、味もおそば屋さんの丼の味で旨かったからいいか。



老舗だけど気取らずに街に寄ったお店で素敵な店です。



末永くお店を続けてくださいね。





「かれー丼」  茅場町「かやば町 長寿庵」

旨いカレー丼を出すそば屋さんはあまりない。

カレーライスを丼で出してもらってもしょうがないのです。

こちらのようなカレー丼を出す店は、他には神田須田町「まつや」あたりでしょうか。



目と鼻の先にある「新川 長寿庵」と同じ老舗の「長寿庵」ながら、

のれん会の系統がまったく違うこちらの「かやば町 長寿庵」



茅場町交差点角にあるお店は、昔(25年ほど前?)は風情のある木造のしもた屋でしたが、



今やビルになってその地下で高級蕎麦店の趣でやっております。



安心してください、そばじゃなくてちゃんとご飯です。



豚肉じゃなくて、かしわ肉を使っているところもこだわりを感じます。

いやぁ、久しぶりに旨かったです。





「親子丼」  八丁堀「あさだ」

以前、二日酔いのときに喰った「玉子とじうどん」が玉子ふわふわでメチャクチャ旨かったので、

それなら「親子丼」も旨かろうと頼んでみた。



旨かったわ!

やっぱり玉子がふわふわ。



しいたけが入っていて、



ご飯との間には海苔が敷いてあった。



本当にありがたい店で好きですね。



この週はそば屋の丼メニューで攻めていましたが、前日同様幸せな丼でした。





「穴子天丼」  銀座「長寿庵」

寂しい。 あまりにも寂しい「穴子天丼」だった。



そこそこいい値段も取られました。

で、ありながらこの寂しい丼はどうだろうか。

以前も、こちらで同じものを頼んでガッカリしたことがあったので、

リベンジのつもりもあって行ってみたのですが見事に返り討ちにあいました。



「鴨せいろそば」の元祖の店として有名で、

夜の宴席でも何度か使ったことがあり信頼している店でもあったのだけど、

「穴子天丼」では二度も裏切られましたね。

残念です。



そば屋の丼ものウィーク、最後は締められませんでした。