光りの「カナタニ」行くぞ!

日本の政治・経済・国防につてい情報発信します!
アジア情勢について情報発信します!
よろしく

在日ムスリムが期待する日本外交「O(お金)・D(だけ)・A(あげる)ではダメ」

2019年07月11日 06時19分28秒 | 日記

在日ムスリムが期待する日本外交「O(お金)・D(だけ)・A(あげる)ではダメ」

 

在日ムスリムが期待する日本外交「O(お金)・D(だけ)・A(あげる)ではダメ」

 

 

イスラム評論家
ジャーナリスト

フマユン・A・ムガール

プロフィール

1961年生まれ。パキスタン出身。イスラマバード大学日本語専攻卒業後、パキスタンの日本大使館、外務省などで通訳に従事。九州大学に留学し心理学を専攻。現在は福岡市でイスラム文化研究会を主宰。2017年からパキスタン国営テレビのPTV News(英語版)海外特派員。

アメリカとイランの緊張関係が高まる中、日本はアジアのリーダーとしてイスラム諸国に対して何ができるのか。

 

在日30年以上のイスラム評論家であるフマユン・ムガール氏に、パキスタンをはじめとするイスラム諸国情勢や、日本が果たすべき役割について聞いた。

 

 

アメリカとイランの緊張関係をどう見るか

──緊迫しているアメリカとイランの関係について、パキスタンはどのように見ているのでしょうか?

パキスタンとしては、イランやサウジアラビアなどはイスラム国家ですから、両方とも友達です。一方で、パキスタンはアメリカと同盟関係にあります。アメリカの味方をしながら、イスラム諸国とも上手に付き合っていく必要があって、非常にデリケートな立場にあります。

 

──核を保有するパキスタンと、イランの間で連携する動きはあるのでしょうか?

パキスタンはイランとは協力しないと思います。なぜなら、イスラム教のスンニ派であるパキスタンと、シーア派のイランとは思想が違うからです。スンニ派であるサウジアラビアとなら協力する可能性があります。

 

 

印パ対立と日本への期待

──パキスタンとインドの関係も複雑です。今後、両国の関係はどうなっていくでしょうか。

これもまた宗教の問題です。言葉や食文化など、あらゆるものが一緒ですが、インドはヒンズー教で、パキスタンはイスラム教ということで宗教思想だけが違います。

 

過去にインドはパキスタンを数回侵略し、インドは1974年に核を持ったので、パキスタンも自衛のために核を持ちました。

 

その後、50年以上も戦争状態が続きました。しかし今、パキスタンのイムラン・カーン首相はインドで人気があります。両国はかなり仲良くなってきました。

 

インドから見たパキスタンは、中国から見た台湾に似ています。中国は台湾を国として認めていないのと同様に、インドもパキスタンを認めていないのです。

 

──中国は「一帯一路」政策の一環で、パキスタンに(ホルムズ海峡に近い)グワダル港の43年間の租借を認めさせました。

パキスタンは独立以来、インドから何度か侵略されましたが、その時に全面的に助けてくれたのは中国軍でした。中国がバックにいれば、インドはパキスタンに手を出せません。また、中国はこれまで何十年にもわたってパキスタンのインフラ整備をしてくれました。このように、パキスタンには、軍事や経済面で中国と切っても切れない関係があるのです。

 

 

イスラム諸国から日本への期待

──アメリカとイランの橋渡しを目的とした安倍晋三首相のイラン訪問中に、ホルムズ海峡でタンカーの爆破事件がありました。

日本の役割は大きいと思います。なぜなら、アメリカのこれまでの中東政策に対して、イスラム諸国は警戒感を持っているからです。イラク戦争当時、アメリカはイランを味方につけて、イラクのサダム・フセインを処刑しました。しかし今、アメリカとイランは対立しています。アメリカは手の平を返す可能性があるのです。

 

日本は、インドやパキスタン、そしてイランとも仲が良く、中東のどの国からも恨みを買っていません。中東諸国から非常に尊敬されています。

 

中東のすべての国々に対して、日本から相当な金額のODA支援が入っています。この「ODA」は、「O(お金)・D(だけ)・A(あげる)」状態です。これをやめて、アジアの中で政治的なリーダーシップを発揮するべきだと思うのです。

 

カシミール地方は、北朝鮮と韓国でいう38度線のような場所です。そこに安倍首相が行って、停戦ラインで印パ両首脳と対話をするのです。先日のトランプ大統領が、38度線で行ったことと同じです。インドとパキスタンの両国だけではこうしたことはできません。しかし、日本なら仲裁できると思います。双方と仲がいいのですから。

 

 

マララ氏は首相になる可能性も

──女性の教育を受ける権利の拡大を訴えて、ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんは日本でも有名です。

彼女は「パキスタンの顔」です。「学生の分際で偉そうなことを言っている」と反対する人もいますが、彼女の知的レベルは非常に高いと思います。

 

とても優れた家庭に生まれて、神様から与えられたミッションを忠実に実行しているのだと思います。パキスタンでは今「活躍する女性」が増えています。かつてはベーナズィール・ブットーという女性首相も誕生し、有名になりました。マララさんも将来の首相になる可能性が高いので、期待しています。

(国際政治局 吉井利光)

 

【関連記事】

2019年7月号 拡大する「一帯一路」 「新・黒田バズーカ」で対抗する日本 - ニュースのミカタ 3

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15804

 

2014年7月号 イスラム教に求められる「武装解除」と「女性の解放」 - The Liberty Opinion 3

https://the-liberty.com/article.php?item_id=7876

 


映画「世界から希望が消えたなら。」主題歌・挿入歌情報が解禁

2019年07月11日 06時15分30秒 | 日記

映画「世界から希望が消えたなら。」主題歌・挿入歌情報が解禁

 

映画「世界から希望が消えたなら。」主題歌・挿入歌情報が解禁

 

 

映画「世界から希望が消えたなら。」(2019年10月18日公開)の主題歌・挿入歌情報が解禁された。

 

楽曲情報と同時に解禁された特別動画

 

主題歌を歌う竹内久顕

主題歌「新復活」は、主人公・御祖真(みおやまこと)を演じる竹内久顕(たけうち・ひさあき)が歌う。「私がこの世界から消えたとしても、一体何が変わるというのだろう」という歌い出しで始まる本曲は、病に侵され、いつ命が尽きてもおかしくない状況のなかで、自らの運命を達観する主人公の心情を表している。

 

竹内久顕は本作で映画初主演・CDデビューとなり、映画の総合プロデューサーも務める。そんな竹内からこのほど、コメントも寄せられた。

 

「心不全と肺水腫──。御祖真に下された医師の判決は、死の宣告でした。病、仕事でのトラブル、家族の危機といった中年期の絶望は、ほとんどの人が乗り越えられないものです。御祖真の生きざまは、そういった挫折の中にある人にとって、一条の希望を見出すきっかけになると思います。映画初主演ではありましたが、命懸けで役と向かい合い、演じさせていただきました。御祖真のように、人生の奇跡を体験される方が、数多く現れることを願っています。この映画が、みなさんにとって『ルルドの泉』となりますように」

 

またこのほど、挿入歌情報も併せて解禁された。挿入歌「Immortal Hero(不死身の英雄)」では、哀しみと孤独のなか、死を恐れずに立ち上がる「不死身の英雄」が、自らの使命にかける思いを切々とつづる。同曲は、2018年に日米同時公開され大ヒットを果たしたアニメーション映画『宇宙の法─黎明編』でも挿入歌を担当したロックミュージシャンTOKMAが歌い上げる。

 

さらに、本作の執筆を担当した大川咲也加が歌うイメージソング「もう一度だけ」のMVを使用した特別映像も解禁となった。娘から父に贈る"永遠のバラード"としてつづられた本楽曲。映像では映画のシーンも随所に使用され、病床の御祖真を懸命に支える娘のシーンも印象的だ。

 

 

 

『世界から希望が消えたなら。』

【公開日】
2019年10月18日(金)ロードショー
【製作総指揮・原案】
大川隆法
【スタッフ】
配給/松竹=アスミック・エース
【スタッフ】
監督/赤羽博、音楽/水澤有一、脚本/大川咲也加
【キャスト】
出演/竹内久顕、千眼美子、さとう珠緒、芦川よしみ、石橋保、木下渓、小倉一郎、大浦龍宇一、河相我聞、田村亮
【製作】
幸福の科学出版
製作協力/ARI Production、ニュースター・プロダクション
制作プロダクション/ジャンゴフィルム
【配給等】
配給/日活 配給協力/東京テアトル
【公式サイト】
https://sekai-kibou.jp
©2019 IRH Press

 

【STORY】

ベストセラー作家であり、自ら出版社を経営している御祖真。妻や3人の子供にも恵まれ充実した日々を過ごしていた彼には、誰にも言えない"秘密"があった。そんなある日、帰宅途中に胸の苦しみを感じた真は、外の空気を吸うために送迎車から降り、庭園を散歩する。そこでは結婚式が行われていた。娘の将来の花嫁姿を思い浮かべた矢先、激しい心臓発作に襲われその場に倒れてしまう。意識を失いかけた真の手には、トルストイ著『復活』が握られていた。緊急搬送された病院で医師から告げられたのは、無常にも"死の宣告"だった。

 

【関連記事】

2019年7月6日付本欄 映画「世界から希望が消えたなら。」の予告・メインビジュアル解禁

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15989

 

「自由の創設」のために報道を行っていきたいと考えています。1口1万円からご支援いただければ幸いです。

「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内