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「イラン当局が核兵器の保有をほのめかしている」と米誌が指摘 イラン核保有で中東戦争がエスカレートする恐れあり 2024.05.29

2024年05月30日 05時23分09秒 | 日記

「イラン当局が核兵器の保有をほのめかしている」と米誌が指摘 イラン核保有で中東戦争がエスカレートする恐れあり

<picture>「イラン当局が核兵器の保有をほのめかしている」と米誌が指摘 イラン核保有で中東戦争がエスカレートする恐れあり</picture>

 

《ニュース》

中東情勢の軍事バランスを根底から揺るがすイランの核保有疑惑をめぐり、核保有が近づいている段階はとっくに過ぎ、「すでにイランは核を保有」し、それに合わせて核保有を禁じてきたイラン政府のイスラム法学に基づく見解(ファトワ)も実は変更されたのではないか、と米誌アトランティックがこのほど報じています。

 

《詳細》

イランの核開発をめぐっては、オバマ米政権時代にイランの核保有疑惑が高まったことを受け、2015年にイランが核開発を制限する代わりに、欧米のイランへの経済制裁を解除するという「核合意」が成立しました。ただ、イランの核開発の余地を残すあいまいな合意だったため、2018年にトランプ前政権は離脱しています。

 

その後、イランは核兵器に使用するウランの濃縮度を最大60%まで高めている(核兵器に使用できるのは通常90%以上と言われる)とされてきました。しかし、アトランティックは、複数の根拠をもとに「イラン当局が核兵器を(すでに)製造しており、さらに保有(の事実)さえほのめかしている」と指摘しています。

 

イラン政権はこれまで、「核開発計画は平和的な目的に過ぎず、核兵器は我々の核ドクトリンには存在しない」という見解を示してきました。しかし、イスラエルとの間の緊張が高まっていることを受け、その方針転換を示唆する動きが出始めています。

 

例えば、イラン元外務大臣のカマル・ハラジ氏は今月初め、「イランは核兵器を製造する能力を有しており、国家存亡の危機に直面すれば、『核ドクトリン(核使用の方針)を変更する』可能性がある」「イスラエルが他国を脅かすなら、黙って座っていられない」などと述べ、核保有の可能性を示しています。ハラジ氏は現在、イランの最高指導者ハメネイ師の顧問を務めており、今回の発言の裏にはハメネイ師の承認があったのではないかとされています。

 

イラン革命防衛隊の高官も、イスラエルがイランに圧力をかけようとするなら、「イランの核ドクトリンや核政策を見直す」ことも可能だと、イスラエルを牽制しています。

 

アトランティックは、イランがこれまでの伝統的な「戦略的忍耐」の原則から「積極的抑止」へと転換しており、「核抑止」という言葉を意図的に繰り返していると指摘。これがブラフ(はったり)なのか、軍事ドクトリンの変更なのかは議論があるものの、「言葉遣いの変化それ自体が重要だ」といいます。

 

そのほか、イランの核保有・使用はファトワで禁止されていると言われていますが、同誌によれば「そのようなファトワが存在するかどうか、実際は明らかではない」といいます。ジャーナリストのホスロ・サエ・イスファハニ氏は、「ハメネイ氏は、核兵器の使用については禁止するとみなしているが、製造や保有に反対するファトワは一度も発されていない」と分析しています。


「日本版UFO調査機関」を目指し、超党派議連が発足 日本が"世界三大UFO目撃地"に数えられる背景とは? 2024.05.29

2024年05月30日 05時22分01秒 | 日記

「日本版UFO調査機関」を目指し、超党派議連が発足 日本が"世界三大UFO目撃地"に数えられる背景とは?

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米国防総省のUFO調査機関によれば、日本はUFO目撃のホットスポットだ。

《ニュース》

超党派の国会議員がこのほど、UFO調査機関の設立を目指す議連を発足させます。

 

《詳細》

UFOを含む「未確認飛行現象(UAP)」の専門機関を、日本政府に設置することを目指し、超党派の国会議員が新議連の発起人会を国会内で開きました。

 

議連は「安全保障から考える未確認異常現象解明議員連盟」と称され、会長に自民党の浜田靖一・国対委員長、幹事長に小泉進次郎・元環境大臣が就任します。

 

アメリカでは国防総省がUFO調査機関である「全領域異常対策室(AARO)」を設置し、情報収集・分析を行っています。議連はその「カウンターパート」になる機関を設け、米当局とも連携を進めるよう、日本政府に働きかける考えです。

 

UFO調査を求める意義としては、「UAPが他国の最新鋭の秘密兵器や、無人偵察機のようなものであれば、わが国の安全保障にとって大きな脅威となり得る」(設立趣意書)ことが述べられています。

 

浜田氏は発起人会に際して、「わからないものを、ただ『わからない』としてしまうのはあまりに無責任であり、未確認のものを放置するのは安全保障上問題です。今まで議論しなかったものを、この超党派の議連で議論し、将来に禍根を残さぬようにしたい」とメッセージを寄せました。