京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

新島襄旧邸

2020年03月24日 09時06分00秒 | 日記
 京都御苑の東側を南北に通る寺町通の一角に同志社大学の創始者・新島襄の旧邸があります。





明治11年(1958)に竣工し、昭和60年(1985)には京都市の有形文化財に指定されています。

この日は外観のみの見学で内部には入ることは出来ませんでしたが14ページある冊子を頂きました。





受付を済ませてまず左手に附属屋です。



外観はコロニアル様式を取り入れた洋館ですが壁は真壁造り、高床式、1、2階のバルコニー、室内にはセントラルヒーティングと日本の気候に対応した和洋折衷の建物です。





当時の調度品がそのまま残されています。
新島八重が愛用したオルガンも残されています。





新島襄の死後、八重は茶道に傾注し裏千家教授の資格を取得しています。
1階の洋間を改装し、茶室「寂中庵」を作っています。





新島襄の書斎です。同志社の学生も自由に利用していたようです。
新島襄の人柄が伝ってくる逸話ですね。
蔵書の8割が洋書で現在は社史史料センターで保管されています。





トイレも洋式の腰掛け式で日本では初期のものです。



外観は何度か見学していますが、一度、内部の見学もしてみたいものです。