京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

仙太郎の"みなづき"

2022年06月11日 11時30分00秒 | 日記
 6月10日、18時に予約していた夕食までに少し時間があり高島屋のデパ地下へ。

今年も早いもので既に6月、、、

京都の神社ではこの半年の穢れを祓う「夏越の祓え」が行われます。
それと同時に"水無月"の菓子を食する風習が根強く残っています。

少し早いですがいつもの"仙太郎"さんで水無月を購入しました。



"水無月"、"夏越の祓え"は付いている説明をご覧下さい。



京都には数多くの和菓子屋さんがありますが水無月は"仙太郎"さんが一番です。





外郎と小豆の甘さが絶妙です。
"小豆"には邪気を祓う力があるとされ、早くも"積もり積もった邪気"?が祓われたいとの気持ちで頂きました。

この日はまだ食べていない"抹茶饅頭"も購入。



抹茶の味が濃く、中のこしあんとのバランスが抜群で美味しかったです。

また、買ってしまいそうです。

多くの食品が揃う"デパ地下"、、、、
色々と買ってしまい僕にとっては"魔の場所"?でもあります。

様々な"食"があるのもまた、京都のいいところですね!




プロカメラマンと巡る初夏の妙満寺特別撮影会

2022年06月11日 08時59分00秒 | 日記
 5月29日は洛北・蓮華寺を拝見後にJR東海「そうだ 京都、行こう。」の会員イベントで洛北岩倉にある妙満寺を訪ねました。





山門前の躑躅も咲き始めています。

妙満寺は豊臣秀吉による京都改造で天正11年(1583)に今の京都市役所あたりの寺町二条に移され約400年間にわたり法統を守って来ましたが、周辺の都市化や環境悪化が進み、昭和43年に「昭和の大遷堂」で現在の岩倉に移っています。



先ずは本堂にお詣りします。





歌舞伎の演目「道成寺」ゆかりの鐘が置かれています。
現在の鐘は二代目だそうです。
歌舞伎役者の方々もお詣りに来られるようで中村芝翫の色紙もありました。

続いて宝物へ
妙満寺の歴史についての説明や日蓮宗の熱心な信者だった加藤清正公の肖像画、俳諧を確立した松永貞徳の肖像画が展示されているのが印象的でした。

続いてカメラマン坂本大貴さんによるカメラ講座がありました。
プロジェクターを使い分かりやすく丁寧な解説です。

僕もCanonのデジタル一眼レフカメラと交換レンズ4台を持っていてアマチュアカメラマンの端くれですが参考になる事も多々ありました。

しかし、最近では"怠け癖"がすっかり定着してしまいCanonのコンパクトデジカメPower Skot G7X Mark IIを愛用しています。

講座が終わり、いよいよ撮影会です。







JR東海の企画で書院の一室が「花の間」になっていて、室内には色とりどりの花が飾られています。

室内の照明を消した時や障子を閉めた時には、光量が変化するので写真の出来映えにも変化があります。

「雪月花の庭」のひとつ妙満寺の「雪の庭」は有名ですが改修され、この春に完成しました。







今回は特別に庭に降りての撮影ができ貴重な機会を頂きました。











書院から見る光景とは違って庭園の細部まで鑑賞し、書院を背景にした貴重な写真も撮影出来ました。

途中に坂本さんの解説もあり、会員の方の中にはISO感度についてや光の使い方などを質問されていました。







境内からは霊峰比叡山が望め、静寂が漂う風情あるお寺です。