11月3日は、奈良興福寺に来ました。













不定期ですが、お世話になっているYOGAクリエイティブジャパンの禅ヨガに参加しました。
インストラクターはいつものマミ先生です。




会場は興福寺会館。
といってもビンと来る方は少ないのではないでしょうか?
伽藍の中心から南円堂の横の石段を降りると三重塔があり、その更に西側に興福寺会館はあります。

興福寺では、正月の2日に貫首をはじめとした一山僧侶と有縁の方々と共に、春日大社にお参りされます。
この日は春日大社の「日供始」でもあり、日々、神々にお供えをする1年の最初の日です。宮司をはじめ神官の方々と一緒にお参りし、本殿前と若宮前において『般若心経』と『唯識三十頌』を読誦します。


神社で「お経」を読むことに違和感を覚える方も少なくないと思いますが、興福寺と春日大社の密接な歴史的関係を除いても、明治時代までは一般的にもごく自然のことでした。
この神仏習合の形態が崩れてしまったのが明治政府が発令した神仏分離令でした。
この法令により、多くのお寺が廃寺になったり、貴重な仏像が破却されたり海外に流出してしまいました。

先ずは興福寺副管主さまから法話を頂きました。


約30分の法話でしたが、仏教の知識に乏しい僕には難しい内容でした。
お釈迦さまは一冊の経典や書物も残されませんでした。
(以心伝心で伝えるものとお考えになられていたそうです。)
お釈迦さまの説法の内容を体系化したり、経典にまとめられたのは後の事です。
次に坐禅です。
わすか5分の坐禅ですが、呼吸を整えて何も考えない時間は慌ただしい現代生活では貴重な時間に思えます。
次にマミ先生の指導による禅ヨガです。
禅の教えとヨガとを融合され、仏さまのポーズを取り入れた禅ヨガを考え出されたのがマミ先生です。
ですから絶対無二のヨガなのです。
両手の人差し指と親指とで丸の印を結ぶと如意輪観音さまのポーズを表します。
マミ先生の指導は決して無理しない事、他の人は気にせずに、呼吸はきちんと入れる事、目を瞑って自分のヨガでよい、、、など
僕の様な年配者でも充分に満足出来るヨガなのです。
終わった後は"気分爽快"?
リフレッシュした気分で行動できるのが不思議です。
また、終わった後に常連さんの皆さんにお昼を誘って頂くのも楽しみのひとつです。
今回は、夕方からフェスティバルホールで薬師丸ひろ子さんのコンサートがあるので、お昼ご飯をご一緒出来なかったのが残念でした。


ある方は「菊水楼」がされている鰻料理の専門店「うな菊」に予約の電話をされたそうですが、既に満席だったそうです。
奈良の老舗と言えば「奈良ホテル」か「菊水楼」が一番です。
しかし、外国人の多い事、、、、
鰻店まで占拠されてしまうと、日本人は何処へ行けばいいのでしょうか?

次の禅ヨガは唐招提寺、、、
唐の高僧・鑑真和上が創建された由緒あるお寺、、、
世界文化遺産での禅ヨガが続きます。