11月10日は、京都古文化保存協会主催の秋の"京都非公開文化財特別公開"に京都市山科区にある阿弥陀寺を拝観しました。
旧東海道を西に約10分のところにある知恩院を本山とする浄土宗の寺院です。
開祖は奈良時代の僧行基と伝わります。
後に天台宗の別院となっていたが、正平12年(1357)知恩寺の住寺となった円智が浄土宗に改宗したと言われています。
ご本尊の阿弥陀如来像は恵信僧都源信の作とも伝えられ、平重盛(たいらのしげもり)の念持仏と伝わります。
ホント、美しい阿弥陀さまです。
本堂内に掛けられている「阿弥陀寺」の扁額は、知恩院門跡尊超法親王の直筆で、江戸時代嘉永2年(1849)に下賜されたそうです。
隣りで「寺西幼稚園」も経営されています。