京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

真田屋敷跡 和歌山県九度山

2024年11月24日 09時15分00秒 | 日記
 11月19日は、車で和歌山県へ。







先ず訪れたのは九度山町にある真田屋敷(善名稱院ぜんみょうしょういん)です。

真田庵とも呼ばれ、真田幸村父子の屋敷跡に建てられたお寺。



このお寺で、怒った姿の昌幸の霊がたびたび見られるようになりました。 
そこで大安上人は昌幸の霊をこの地の大権現の神様にして祀ったところ、穏やかな顔になった昌幸が現れ、そして祀ってもらったお礼にこの地を守ると約束しました。 
それがこの真田地主大権現です。その後、稲荷大明神、金比羅大権現、天満宮、住吉大社も、境内に加えて建てられました。



本尊に延命子安地蔵菩薩を祀り、かつてはお地蔵さんとして賑わいをみせたこともあったそうです。春にはボタンが咲き乱れ、真田まつりでは武者行列のゴール地点として、賑わいをみせます。









関ヶ原の合戦後、高野山に蟄居(ちっきょ)を命じられ、信州より紀州へとやってきました。

高野山での生活は寒くたいへんだったため、麓の九度山町で生活したのではないかと言われています。

真田昌幸は、この九度山町にて亡くなり、息子である幸村は、父の供養のために、森の中に宝篋印塔を建てました。その後、大安上人がこの森に来たとき、本尊がここに善名称院(真田庵)を建てよと言われ、大安は松の木だけを残してお寺を建てたそうです。

境内には昌幸公のお墓、幸村公の供養塔が建てられています。



真田宝物資料館

真田庵の境内にある、土蔵作りの資料館。
中には、真田家に関するもの、当時お泊りになった天皇のもの、大安上人に関するものなどが展示されています。



この日は入館していません。

次に慈尊院へと向かいます。