11月10日は、"京都モダン建築祭"で立命館大学衣笠キャンパス内にある末川記念会館に来ました。



"松本記念ホール陪審法廷は昭和3年(1928)から15年にわたって行われた陪審制を次代に伝える貴重な文化遺産です。







故末川博名誉総長は、戦前・戦後を通して教育・学術研究はもとより、広く文化活動においても大きな足跡を残されました。
学園は敗戦直後の1945年11月、末川先生を迎えました。末川先生は、それ以来1969年まで25年間にわたり、立命館総長・立命館大学長として、平和と民主主義の教学理念を樹立さ れ、本学園の復興と振興に尽力されました。

"松本記念ホール陪審法廷は昭和3年(1928)から15年にわたって行われた陪審制を次代に伝える貴重な文化遺産です。


末川記念会館は、1983年に末川博名誉総長の偉業、遺徳を偲ぶとともにその精神を継承し、さらに未来に向かって発展させる施設として、校友、教職員をはじめ、各界有志の方々のご協力によって、建設されました。

末川先生の学問的・社会的活動の諸業績、遺品、書斎、応接室(復元)が展示されています。






館内は、1階に末川博名誉総長の学問的・社会的業績ならびに遺品を展示しているメモリアルルームと1946年3月以降現在も毎週「立命館土曜講座」を開催している末川記念会館講義室が設置されています。
2階には、京都地方裁判所から移設した「松本記念ホール陪審法廷」、故白川静名誉教授の研究成果を広く社会一般に公 開し、漢字を含めた東洋の文字文化の啓蒙と普及、教育・研究活動を行うことを目的とした「白川静記念東洋文字文化研究所」と3つの会議室が併設されています。


次に以学館を見学します。