6月15日の最終は真言宗智山派の総本山智積院へと来ました。
本来なら6月15日は「青葉まつり」で様々な法要が行われたり、国宝の長谷川等伯・久蔵筆の楓図、桜図を展示している宝物館や利休好みの庭園が無料開放されますが、コロナの影響で法要は関係者のみで行われ、無料開放もありません。
築50年と老朽化していた智積院開館も建て替えられ、この4月に竣工し、8月から開業予定だそうです。
現在は9月からの宿泊予約を受付しているようです。
参道には桔梗の花が咲き始めていて、新緑とのコラボもいいものですね。
金堂の裏手南側には紫陽花園があり、まだ、株も大きくはないですが、色とりどりの紫陽花が咲いています。
金堂を背景にすると紫陽花がより一層映えますね。
また、金堂の南側にも数は少ないですが紫陽花が植っています。
鐘楼周りの新緑も綺麗です。
智積院は智山派の総本山だけあり、境内の参道や諸堂、庭園もいつも綺麗に手入れされています。
すれ違うお坊さまもキチンと挨拶をして下さいますので気分良く参拝が出来る数少ない寺院のひとつです。
この地は秀吉時代には、夭折した長男鶴松の菩提寺・祥雲禅寺があった所です。
長谷川親子の楓図、桜図も元は祥雲禅寺を飾っていた襖絵のひとつです。
近くの京博も7月23日からの「聖地をたずねて-西国三十三ヶ所霊場-」から本格的に開館されます。
やはり、このエリアは京博、三十三間堂、方広寺、豊国神社、法住寺、養源院、智積院があってこそのエリアですね。
あっ!もうひとつ、清水一芳園さんのスイーツを忘れていました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます