戯画の最高傑作「この青空に約束を」のPSP版。
初回限定版はサントラ付きという豪華特典。でもその分値段が高いのでサントラとの抱き合わせ販売っぽいイメージ(笑)
この作品は私的”泣きゲー”のTOP5に入る秀作。
私的泣きゲーのTOP5のうち、4作品はKey作品。これは当然だけど。それらと匹敵するほど良い作品だっていうこと。
ちなみに第1回美少女ゲームアワードの大賞作品でもある。それぐらい良い話。Key作品は第1回の時は新作発売がなかったので対象外だったけどね。
この作品はとある1つの小さな島にある高校の寮に住む少年少女たちの出会いと別れを描いている。
1年後には廃寮と決まっている寮を残そうとする寮生側と、寮を取り壊しリゾート計画を進めようとする学校側の対立も見所の1つ。
既に決まっている1年後の”別れ”を主人公たちはどう乗り越えていくのか、それを是非見て欲しい。
ヒロインは7人+1。PC版では6人+1。今回1人増えている。
沢城凛奈
ツンデレ。パッケージとかで描かれることが多く、それらを見た人は多分「この娘がメインヒロインなのかな」と思うだろうが、実際には違ったりする。
序盤こそ寮生でありながら他の寮生と対立しているが(と、いうか一方的に主人公を嫌っていた)、最後は打ち解け、誰よりも寮での生活を大事に思うようになる。
最近は中途半端なイメージ先行型のツンデレが多いけど、このキャラは正真正銘のツンデレキャラである。見た目はツインテールじゃないけど(ぃゃそれこそがイメージ先行だろう)。
羽山海巳
主人公の航とは幼馴染で寮においては母親役。目立たないが実は本作のメインヒロイン。
見た目は容姿端麗だが性格は地味で、家庭的で大人しく、いつも航の影に隠れている。が、航のことになると結構頑固なところを見せる。
航・・・というより、航と海巳の親のことで1つ問題があり、そのことが海巳が航との関係を一歩引いてしまう要因になっている。
当然、見た目で分かるように、「この青空に約束を」における私の1番好きなキャラ。今時こんな典型的な美少女ヒロイン(悪くいうとあまり個性がない)は珍しいよね。
でも可愛いんだよね~モロ好みッス。
浅倉奈緒子
生徒会長。表向きは完璧な美少女を演じるが、実際はかなり腹黒い。
しかし、寮を守ることに関しては人一倍真剣で、寮を守るためならば手段を選ばない。航と連携して学校側の目論見を崩そうと画策している。
寮生たちの心の支えになっているが、航に対しては女の子らしい一面を見せる。
六条宮穂
航の後輩で、真性のお嬢様であり学園の理事長代理。祖父が航たちの通う高見塚学園の理事長を務めていた。
手先ば不器用で料理も不得意。寮での役割は航たちのオモチャ。時々ギャグの解説をして周りをシラけさせることがある。
祖父の足跡を辿るために、航たちの住む島の歴史を調べている。
藤村静
宮穂と同級生。入学前から家庭の事情により寮に住んでいた。
言葉少なで感情を上手く表現出来ないことがあるが、航に対してはだいぶ甘えている。手先が器用で、海巳とともに料理を担当している。
気まぐれな性格を表現するためか、時々ネコ耳になる(笑)
桐島沙衣里
国語担当教師兼2年生担任兼つぐみ寮寮長。新人のためか色々な雑用をやらされ愚痴っている。
精神的に子供っぽい性格のためか、頭の良い奈緒子にはいつも突っ込まれている。
実は丸戸史明&ねこにゃん通称”ゴールデンコンビ”3部作の1作目「ショコラ」のメインヒロイン秋島香奈子とは同級生だったことがWEBドラマで判明している。
三田村茜
おしゃべりで、とにかく賑やか。息継ぎなしの長セリフは圧巻。ペンション「サザンフィッシュ」の経営者、三田村隆史(いろんな意味で航の師匠)の妹。
本当はヒロインの1人には入っていないけど、BADエンドのルートでヒロインになる。そして、そこで彼女のことが明らかに・・・。
凛奈編での”結局相手は誰だったのさ?”がここで判明する。それが何なのかは本編をプレイして下さい(爆)
久藤ちひろ
PSP版で追加された新ヒロインなので詳しいことは不明(爆)
まぁこんなところ。とにかく、羽山海巳は良いよ!!
もうね、フォセットで見た海巳のウェディングドレスは1番のお気に入りCGですよ!!