「終わりがいつかわからないって・・・終わりが来るまでずっと続くって・・・どうしようもなく続くって・・・わかってると思いますか・・・」
里香のお使いで古本屋に来た(もちろん病院脱走して)裕一はあるアイディアを思いつく。
でもそれを実行する前に、夏目に無理矢理連れられ、行き着いた先は浜松だった。そこで裕一はある夫婦と出会う。
この夫婦というか夫の方のモデルは作者の友人らしいですね。今回1番泣けたのが何故かあとがきだった・・・。
第5巻の影の主役は司とみゆき。山西のおバカな思いつきにより、急接近する司とみゆき(山西のアイディアはこの2人を付き合わせる為じゃないのだが)。まぁああいうバカな思いつきも若者ならではだよね。若さ故の過ち(違
なんか青春してる~って感じで、裕一と里香の関係よりも初々しい2人を見ててなんだか微笑ましいです。私にはそういう甘い青春はなかったYO!!(爆)
作者によると、5巻で終わる予定だったらしいけど、たしかにこの巻で終わっても良いような締め方にはなってるね。
ラストシーンは気に入ったよ。こういうベタな展開は大好きだ。
「オレさ、絶対におまえのことを───」「───するから」
第1巻でも気を失いながらも里香に言い、里香の心を変えさせたこの言葉、裕一は何て言ったのだろうか?
この文章を繋ぎ合わせると1つしか思い浮かばない私は想像力が貧困なんだろうか・・・。
ところでさ・・・里香はどんどん可愛くなっていくよねー(*´Д`*)(ぁ