こばとの独り言

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「神さまのいない日曜日」

2010年02月15日 18時42分17秒 | アニメ・漫画・ラノベ

オススメのライトノベルをご紹介。

入江君人さんの「神さまのいない日曜日」です。

20100215

先月、富士見書房(ファンタジア文庫)より発売されました。

第21回ファンタジア大賞の大賞受賞作品です。

これまでに僅か数人しか該当者がいなかったらしい大賞に選ばれたということで興味があって読んでみました。

15年前、世界を作った神様に見捨てられ、人が生まれなくなり、また逆に人が”死ぬ”こともなくなった世界。「墓守」だけが人を眠らせることができるこの世界で、12歳の墓守の少女が不老不死の男”人食い玩具(ハンプニーハンバード)”と出会う。何故村人が人食い玩具の男に殺されたのか、村人が少女に隠していた重大な秘密、行方不明になっている少女の父親、15年前の世界に何があったのか。それが少しずつ解き明かされていく。

とまぁ大雑把に説明するとそんな感じ。

基本的にシリアスな話なんだけど、墓守の少女”アイ”のちょっと天然はいった言動がときどきクスッと笑わせてくれます。ハンプニーとのやり取りは面白かったー。

可愛いよね、アイちゃん。でも強い娘です。

最後の最後まで父親に1番言いたかった言葉を言わず、墓守としての使命を全うしたその姿に感動しました。

で、この「神さまのいない日曜日」、なんと2巻も出るらしいです。良いですね。一応続きが書けるような終わり方になってるし、2巻は続編になるのかな。それとも過去編なのかな。あとがきでは2年前のアイの短編エピソードをドラマガで書くって書いてあったけど。

いずれはアニメ化になるかなー。人の生死を扱う作品だけにアニメ化するにあたって若干制約が出そうな部分はあるね。

ともあれ、オススメのラノベです!!

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