こばとの独り言

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「彼岸花の咲く夜に」 第ニ夜

2012年01月09日 19時27分30秒 | 一般ゲーム

学校の七不思議をテーマにした07thExpansion最新作「彼岸花の咲く夜に」の続編です!

20120109

今回はギャグと良い話系が多かったですね。第一夜から続いた由香里エピソード完結編のオチが1番面白かったけどw

第1話「お月見会」
旧学校の屋上で学校妖怪が一堂に会してお月見会を催すお話。めそめその毬枝はまだ会ったことのない学校妖怪たちに挨拶して回り、最後はお酒を飲んで酔いつぶれてしまう。
彼岸花に起こされて起きた毬枝は、彼岸花から何故お月見会に来なかったのかを聞かれ驚く。毬枝が参加したお月見会は実は旧校舎からのプレゼントだったっていうなかなか粋な話でしたね。

第2話「十三階段の死神」
どの学校にもある有名な七不思議といえば十三階段。怪談だけに(寒) 第1話でもチラッと出てきましたが、ついに学校妖怪序列第2位”十三階段の死神”のイザナミが登場します。
生きる価値を見出せずただ毎日を怠惰に過ごしてきた少女あや。そんな彼女が十三階段の話を聞き、その日から階段の数を数えるようになり、13段目を踏んでしまう。その後は12段だったために1度は気のせいと思ってしまうが、夢の中に死神が現れ現実であることを知らされる。
放課後毎日のように繰り返されるイザナミとの追いかけっこ。捕まったら永遠に苦痛を味わわされ死ぬことも許されない地獄、しかも毎日その追いかけっこをする時間が増え、何時まで続くか分からないこの追いかけっこに絶望するあやだが、ある日、生徒に扮した彼岸花の一言で攻略法を見つける。
イザナミに捕まらないよう休み時間や放課後を走り体力を付けたあやはついに最後まで逃げ切ることに成功。最後は良い話になってましたね。イザナミは良い先生です。努力しないと地獄ですけどwww

第3話「鏡の世界へようこそ」
学校妖怪序列第5位”鏡のキョウ”に頼まれ鏡の中の世界の鏡を磨くことになった毬枝。
鏡の中の世界の住人は元の世界の住人とは反対の性格になっているせいか、毬枝に対して弱腰な彼岸花とかが見られて結構笑えました。1番笑えたのは、鏡の世界では序列1位になっている毬枝ですけどwww めそめそではなくげらげらってwww
めそめその毬枝がいた世界にやってきたげらげらの毬枝。犠牲(?)になったのは彼岸花w まぁ毬枝に対して調子に乗りすぎてた彼岸花を反省させるのにはちょうど良かったのではwww

第4話「少年たちの肖像」
絵の中から抜け出し、放課後に美術室を訪れた人間に問いかけをし、その問いかけに正しく答えられなかったものを祟る(他にも細かいルールがあるけど)という学校妖怪序列第6位”美術室のルノワール”のお話。
美術室で謎の死を遂げた少年・野田裕貴。その少年をモデルに絵を描いていた美術の先生・新谷は、美術室で裕貴と同じ理由で美術室を訪れた少年と出会い彼にモデルになってほしいとお願いする。恐ろしいほどのショタコンですね、しかもかなり歪んでらっしゃる。女って怖い((((;゜Д゜)))
新谷とルノワール(実際はルノワールではないけど)の対決はなかなかのものですが、それらも全て”勝負が済んだあと”のこと。もう最初のうちに”嘘”をついてしまっていた新谷の末路は・・・裕貴に散々酷いことをしてきた新谷の最期は哀れでしたねぇ。

第5話「私の親友」
半ばレギュラー化しているオカルト少女・桜田みちるが知り合った自分と同じオカルト少女の岡田智子。彼女と親友同士になった矢先、智子が旅行先の事故で死んでしまう。そのショックから立ち直れないみちるだがあることに気付き”智子を生き返らせる”という決心をする。
智子を生き返らせるために悪魔召喚を行ったみちる。願いを叶える代償として”挨拶”を捧げる(今後一切おはよう等の挨拶をしてはならない、ただし智子相手は除く)。しかし、組合がうるさいとか回覧板とか随分人間じみた悪魔だなw
そして迎えた蘇生儀式の日。悪魔に言われた通り準備したみちるだったが、悪魔に智子との思い出の品を燃やせば生き返ると言われ躊躇するも意を決して燃やし、智子の魂を呼び寄せることに成功する。
結局はみちるの独りよがりで智子に拒否されちゃいましたが、みちるは強い子ですね。親友だと思ってた人にあれだけ酷いことを言われても最後の最後まで親友と言ってのけるのですから。智子が言っていた”酷いこと”も全ては親友のみちるを想うがためにあえて突き放して言ったことでしたし、これが本当の友情って感じでした。

第6話「復讐のアザミ」
第一夜でクラス中からイジメを受けていた榊由香里の後日談。クラスメイト全員が乗ったバスが事故を起こし運転手以外全員死亡した後のお話です。まぁそのバス事故も彼岸花が引き起こしたものですが。
前回の一件で強くなった由香里はイジメられてる子を見かけたら助けるようにしていたが、クラスメイトの吉川正明へのイジメだけは一向になくならないどころかますます酷くなっていき、正明は一度は自殺を考える。
自殺することは毬枝の説得により思い留まり生きることを選択するも、由香里のときとは違い、今度は自分が復讐してやると決意する。そこに現れたのは学校妖怪序列第4位”復讐のアザミ”だった。”アザミの花を食べたいじめられっこはいじめっこに変貌する”という都市伝説らしいけどこれは創作なのかな?私は知らないんだけど。
なるほど、姉のアザミはいじめっこをいじめられっこに生まれ変わらせて、妹のスミレはいじめを増長させる・・・ある意味、最悪の姉妹ですね。まぁ前回の由香里の一件におけるスミレの彼岸花に対する復讐ですね。実際には彼岸花へは無理なので由香里に対してのようですが。
魔法のアザミを食べていじめっこに生まれ変わった正明。最初は仕返しだろうと軽く考えていた由香里だったが、彼のイジメは日に日にエスカレートしていきクラスメイト全員にまで波及してしまう(ただし、いじめられてたときに庇ってくれていた由香里は除く)。
その都度止めに入る由香里はこれがスミレの仕業であることを見抜く。そして、スミレたちを許さない由香里は自ら正明のいじめのスケープゴートとなることを選ぶ。翌日から由香里は彼のイジメを受けるはずだったが、正明のいじめによりクラスメイトが転落してしまい大怪我を負う事件が発生し、そのことに動揺した正明は魔法のアザミの効力を失い、クラスメイトたちに復讐されてしまう。今度はアザミではなくスミレの仕業ですね。
それを見かねた由香里がスミレに「自分を標的にしてほしい」とお願いし、自らイジメのスケーブゴートになることを決意する。由香里がイジメについて「ババ抜き」と言っていましたが、上手い表現ですね。
最後は由香里が魔法のアザミを受け入れてしまい、姉妹の思い通りの展開になるかと思いきや・・・由香里が暴君になることでイジメをなくすという思わぬ結末を迎えました。またもスミレの敗北w 妖怪の力すら利用するとは・・・女って怖い((((;゜Д゜)))

第7話「彼岸花の咲く前に」
新校舎が出来た頃、彼岸花が妖怪として目覚めたときの昔話です。冷酷なだけで感情がなかったはずの彼女がどうして変わっていったのか・・・その過去が明らかになります。
アザミ&スミレの姉妹との戦いを終えたあと、今後は妖怪だけでなく人間の狩りをしなければ生き残れないと悟った彼岸花は人間の獲物を探し始める。そこに男子生徒数人からいじめられていた有森秋一から話しかけられる。人間と初めて会話した彼岸花は彼が描いているスケッチブックに興味を示し、今まで何も考えずただ生きることしか考えなかった自分が不憫な存在だと知る。
有森と会話していくうちに様々な感情が芽生え始めた彼岸花。しかし、その有森がスミレの仕掛けたイジメによって大事にしていたスケッチブックを燃やされ、更に執拗に頭を殴られ失明してしまう。その痛々しい姿を見た彼女は1つの答えに至る。”人間の法で裁くことが出来ない人間を裁くことが出来るのが妖怪である”と。そして、その最初の犠牲になったのは秋一をいじめていた3人組だった。
時代は戻って現在。失明した秋一は全盲のピアニストとして有名になっていた。目を失っても耳で感情を表現できる・・・本当に強い少年ですね。だからこそ彼岸花も影響を受けて変わることが出来たんですけど。まぁでも彼岸花はなんだか性格が歪んでしまいましたがwww

放課後
学校妖怪序列第5位”鏡のキョウ”が白昼夢を渡り歩くお話です。オールスターズのせいかややカオス状態ですw
毬枝の獲物になったロリコン金森先生とルノワールの獲物になったショタコン新谷先生の醜い言い争いで始まりましたw
2番目は彼岸花に大きな影響を当てた有森秋一(少年時代)と年上大好き野田裕貴の絵が大好きな2人の至って平和な会話です。・・・と思いきや、なんか変な方向にwww 有森君は同人作家なのかw しかも受専とか言ってるけどもしやBL系?w
3番目は第一夜における沼田の一件で改心した野々宮武、野々宮によって追い詰められて自殺した沼田陽子、みちるの親友になった岡田智子の3人が心霊写真について談義。みちる居ないのかw ぶっちゃけると沼田陽子がこの作品で1番可愛いですよね?w 初めて見せたビジュアルは貞子っぽかったけどw
4番目は桜田みちるとハメルンのときに出てきた二瓶ひかるの片目を隠した者同士の厨二病対決w 2人に召喚されたハルメンとさくのしんが1番ほのぼのしてらっしゃるwww
5番目はアザミ&スミレの妖怪姉妹と榊由香里&吉川正明のいじめられっこ同盟軍の対決。・・・と思いきや、暴君と化した由香里が最強でしたw そしてスミレは相変わらず姉のアザミに叱られてますねw
6番目は序列第1位の校長先生と保健の先生とルノワール。ルノワールの二次元にダイブできる能力、私も欲しい(爆)
7番目は影の序列第2位教頭先生こと紅茶紳士、夢の世界で生きることにした演劇部の楠木みどり、十三階段の死神のイザナミ、そのイザナミによって更正されたあやの4人。夢見る紅茶紳士&みどりと体育会系のイザナミ&あやの対決ですw
最後はやはりこの2人。彼岸花と毬枝です。そこにキョウも加わり3人でお茶会。毬枝、彼岸花の扱いに慣れてきたようですねwww お菓子を餌にして彼岸花がフライング土下座とかwww

今回は以上ですが、なんかコレを見る限り、今回で終わりだたりするんですかね?学校妖怪の序列がついている妖怪は全部出ちゃったし。
私的には「うみねこのなく頃に」より好きだったりするので(ひぐらしほどではないが)、第三夜があったりしないのかなぁ。

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