2015年2月発売タイトル第3弾は、minoriの「ソレヨリノ前奏詩」でした。
minoriの作品を初めてプレイしたのは前作「12の月のイヴ」でしたが、結構内容が良かったのと、あと音楽が気に入っておりました。
・・・・・・・・ごめんなさい、本命は別のところにありました。それは・・・おっぱ(ry
ぃやもう・・・内容も良いのにエロも良いって卑怯でしょwww 個人的に昨年発売されたエロゲの中ではエッチシーンは1番良かった作品だったんですよね。下手なエロメインのエロゲよりも実用性は高いと思いますw
ぁ、内容も音楽も良いのは本当ですよ。「12の月のイヴ」は久しぶりに音楽でハマった作品でした。だから今作も色々期待をしておりました。
ま、おっぱい目当てなのは間違いないですけどね!(爆)
ぇぇ、私は正直者ですから!嘘は吐きませんから!!
・・・こほん。さて、本題に入りましょう。
「ソレヨリノ前奏詩」は、「エンパシー」という人の感情が読める力を持つ主人公・宮坂終とエンパシーをもってしても読むことが出来ない“心の壁”を持つヒロイン・姫野永遠が出会ったことから始まる切ない恋の物語です。
・・・ここでちょっと思ったんですけど、せめて1つ何か挟めば良かったかなぁ・・・って。ぃぇ、この前やったのが「サノバウィッチ」じゃないですか。その主人公も人の感情を読み取る力を持ってたじゃないですか。しかも、思考もまったく同じですし。ほぼ同じ設定の主人公を2回続けてみるのは・・・なかなか辛いものがありますね、これw 更にその前にやった「夏の色のノスタルジア」の主人公も似たような力(こっちはただの思い込みでしたが)があったし・・・感情を読む設定の主人公って流行りなの?w まぁいいや。
システム的にはほとんど文章を読んでいくだけのものです。途中1ヶ所だけ選択肢がありますが、「12の月のイヴ」と同様にループ物っぽいので、2周目というものはなく、1人目をクリアするとそのまま続けて残りのルートに入るって感じです。
個人的に環境面でドラマチックモードとか欲しいかなぁ~。あとメッセージウインドウの濃度変更が出来たらいいなと思いました。それと・・・こう言うと変態になってしまうんですけど、お漏らしの音はCGで表示されてる間は出してて欲(ry
初めて感情を読み取ることが出来ない人間に出会った終は、永遠に興味を持ちます。永遠の方もとある目的のために終に接近。終は人の心が理解できないという永遠のために“人間観察”の手伝いをすることになり、次第に2人は惹かれあっていきます。
人の心を理解しようと“人間観察”を続ける永遠は、少しずつ感情を見せるようになります。これまで孤独だった彼女の周りにも終を通じて人が集まるようになり、真響たちとも知り合い良い方向へ変化していきました。・・・まぁ、マキのオ○ニーシーンとか衝撃的なシーンもあったりしましたけどw 静先輩に流されるままダンスを踊る永遠も可愛かったかなw
そんなある日、永遠に誘われ彼女の部屋に行き、人間観察のまとめをすることに。そこで、彼女の寝顔を見た終は既視感に襲われ、永遠に以前に会ったことがあるのか訊ねますが、彼女からは答えをはぐらかされます。
それからも2人一緒に行動する日々は続き、終はついに永遠に告白。2人は晴れて恋人同士になり結ばれます。これからもずっと幸せな日々が続くと思われましたが、そんな日々は長くは続きませんでした。ここまででHシーンが2回分も消化されます。もうこれだけで良いっていうくらいボリュームのあるHシーンだったと思いますw
永遠からメールで送られてきた1枚の写真。それは、幼い頃2人で撮った写真でした。その写真を見た終は過去に永遠に会ったこと、その時に起こった出来事を全て思い出し、永遠に会いに行きます。幼い頃、2人が離れ離れになった場所、灯台へ。
終と永遠は幼い頃、一緒のクラスになったことがあり、そのとき彼女が悩みを抱えていることをエンパシーで感じ取り、相談に乗ります。永遠の両親は家庭内で絶えず喧嘩をしており、そのことで永遠は心を痛めていて、家にいたくない永遠は協力者である終を連れて家出します。しかし、浅はかな子どもの行動だったのですぐ見つかりますが、その場で永遠の両親が口論を始め、その醜い感情を読み取った終は永遠のために2人の中にある感情を全て正直に話してしまいます。結局それが引き金となりこれまでかろうじて家族を保っていた姫野家は崩壊し離婚することになります。永遠から家族を奪ってしまった後悔から終は記憶を封じることになり、永遠もそのとき心の壁を作ることとなりました。
それを思い出した終は、彼女をこれ以上傷付けないようエンパシーを使って話をしますが、終のことを信じようとしていた永遠にとってそれは許せない行動でした。彼女の心の壁は終のエンパシーを感じることが出来るのです。そして、永遠の“人間観察”の本当の目的は終でした。しかし、エンパシーを忌み嫌いながら最後の最後大事なところにまでエンパシーに頼る終に対し、永遠は「呪い」と称してキスをして別れを告げます。その行為はまさしく終の心を縛り付ける「呪い」でした。
それから2年が経過。新入生の都築はるかと出会ったりもしましたが、周りが心配するほどの灰色の学園生活を送っていた終。そんな中でも以前永遠から言われていた作家活動を始めて世間から脚光を浴びることになります。自分と永遠の出会いと別れを元に書いた恋愛小説がヒットしたのです。それを知っているのは学園では幼馴染の真響だけでしたが。
未だ永遠への未練が残る終でしたが、ある日永遠から突然「友達に戻ろう」と言われ戸惑う反面、期待をしてしまいますが・・・。ここで真響に会いに行くか、はるかに会いにいくか、選択肢が出現し、どっちかのルートに入ることになります。つまり、両方クリアしないと永遠ルートには入れないってことですね。多分。まだはるか編をクリアしたばかりなんで、そうとしか言えないんですけど。
・・・と、いうわけで、最初は都築はるか編でした。
真響にしようかとも思ったんですが、あのおっぱいがどうしても見たくて(ry
はるかは後輩の1年生。外食するとき席を予約するのではなく店ごと買い取ってしまうほどのお金持ち。明るく社交性があってスタイルも抜群で学園の人気者。終と別れてから人付き合いが良くなり“学園のアイドル”になった永遠と人気を二分するほどです。ただ、人気はあれど周囲の共通認識は「嘘つき」。天性の嘘つきです。
終にとっては永遠に続きエンパシーをもってしても感情が読み取れないもう1人の人間でありますが、永遠がまったく読めないタイプなら、はるかは様々な感情が入り混じって混沌としているタイプです。だから、正確には「読めない」のではなく「読みにくい」ですね。
とんでもなく長い口上で挨拶してきたり、教室にやってきて終のことを「お兄様」と呼んだり、突然ノーパン宣言したり、突然メイド姿で家に押しかけてギロチンを使って起こして来たり、日々の行動が破天荒すぎですねw まぁ遠くから見る分には飽きないかなと思います。リアルで居たら自分からは関わりたくないと思ってしまうかもしれませんがw
でも、嘘ばっかりで言動も色々おかしいはるかですが、“本当のはるか”はマジで可愛いですよ(*´Д`*)
はるか編では彼女が終に近づいた目的と、彼女が嘘つきになった理由が分かります。永遠は・・・なんていうか、当て馬っぽく利用されてただけのような気がしますね。
はるかは終が作家活動をしていることを知っており、学園に入る前から終のことを知っていました。親のコネで終が作家デビューのキッカケとなった大賞の授賞式に潜り込み、終と握手をかわしたのですが、そのときの終は永遠との別れのショックで記憶が曖昧になっていたのではるかのことを覚えていませんでした。
終の作品のファンを自称するはるかは、終が3作目(2作目は終と永遠が再び結ばれるハッピーエンドとなる妄想を描いた物語)をなかなか書かないため、ネタを提供するという目的で、永遠を再び振り向かせるために偽の恋人同士になろうと終に話を持ちかけます。終はそれを了承し、2人は偽恋人の関係となります。本当、最近流行りですよね、ニセコイw
人気者のはるかに恋人が出来たことはすぐ学園中に広まり、それは当然永遠の耳にも入ります。それでも気にしている素振が見られた終は少しずつ永遠とよりが戻せるのではないか・・・という期待が膨らんでいきます。しかし、それは終が勝手に抱いた妄想であり、一緒に昼食を食べようと永遠を誘ったときにバッサリを彼女に切り捨てられてしまいます。
すっかり落ち込んだ終ですが、はるかと一緒にいることで少しずつ傷も癒え、今度は次第にはるかに惹かれていき、彼女に興味を持ち始めます。そんなある日、はるかの思い出の場所である廃墟に連れていかれ、彼女から昔話を聞かされます。その中で終はエンパシーで彼女が言う「嘘」と「真実」の見極め方を覚え、彼女の「嘘」を見破り驚かせましたが・・・。
嘘を見破られ、一瞬取り乱した様子のはるかでしたが、すぐいつも通りの飄々とした態度に戻り、もう少し一緒にいたいと言い、終の家に行き2人は結ばれます。ここのシーン、嘘を見破られたことに対する恐怖を紛らわすためと、抱かれたのは本当の自分を愛してくれることへの期待感があったのかな・・・と思いますが、この時点でははるかの考えがよく読めませんでしたね。
2人が結ばれた翌日、はるかは永遠に対し「あなたを、あの人の思い出からも消してさしあげます」と宣戦布告し、周囲の人間を驚かせます。この事に関してはるかの真意を聞き出した終は、あくまでも小説のためというはるかの考えがますます分からなくなったものの、はるかからのアプローチを断ることが出来ず、そのままの関係を続けていきます。
はるかとのデートの最中、自分をモデルにした小説の主人公の能力について、はるかの意見を聞きましたが、“人を傷付ける力”という自分の考えに対し“人を助けることが出来る力”というまったく違うはるかの意見に、自分の考えを改めるようになっていきます。この話のときに、はるかから幼い頃の話をされましたが、その話が嘘か真実か・・・それが重要になってきます。
後日、教室でHしたあと、はるかに告白する終。しかし、はるかの態度が一変して告白を断ります。終が自分のことを好きになることまで利用して小説を書かせようとしたはるかに対して、永遠との別れのときのような絶望感は沸かず、逆に以前より彼女から感じる恐怖の感情が気になっていた終は、小説の主人公の能力が本当にあることを告げます。すると、はるかの態度が再び一変。終を怯えるような目で見るようになり、それから数日後、転校という形で姿を消します。
はるかのことが本当に好きになった終は永遠への未練を断ち切り、友人たちにはるか捜索の協力をお願いしつつ、今度ははるかのために小説を書くことを決意。それからのずっとはるかへの想いを込めてひたすら小説を書き続けます。そして、新作発売後、終は彼女の思い出の廃墟で待ち続け、ようやくはるかと再会。小説の内容は2作目でハッピーエンドとなったヒロイン永遠と別れはるかと恋人になるという物語でした。
はるかは、かつては正直者で嘘が吐けない人間でした。正直すぎる故に周囲の人間を傷付けてしまったためクラスの中で孤立。転校を機に自分を変えようとして、たった1つだけ嘘を吐いたら、これまでのイジめられっ子から人気者へと変貌を遂げます。それは彼女にとって恐怖以外のなにものでもありませんでした。本当の自分ではなく嘘の自分でしか周囲に受け入れられなかったことから、彼女は本当の自分を嘘で隠し続けることにしました。皮肉にも正直者なはるかには嘘つきの才能があったのです。
終から離れたのはその本当の自分を見られてしまうことへの恐怖があったからでしたが、終は彼女の全てを受け入れると告白し、はるかをトラウマから救い、2人は本当の意味で恋人同士となります。それからのはるかは嘘つきを止めることはしませんでしたが、それはこれまでのような後ろ向きな考えではなく、例え嘘を吐いても終なら本当の自分を受け入れてくれるという信頼があるからですね。彼に“心の鍵”を預けたままにしたのがその証拠です。
最後、2人が幸せに過ごす日々が描かれるのかなと思ったら、一転して過去に戻ります。私ははるかからプレイしたので、自動的に真響編に突入したようです。
はるかのHシーンは3回。部屋で初H、教室H、廃墟でHの3回です。・・・うむ、どれもおっぱいおっぱいおっぱいで素晴らしかったですw パ○ズ○フェ○も2回あったし文句無し!個人的に最後のHシーンがお気に入り。正直者で素直なはるかがマジで可愛いので!
一般シーンですと、初H後のはるかが服を着ているシーン・・・かなw とにかくこの娘はおっぱい凄いですw あとはメイドさんのアレコレw はるかの言動はアレですがメイド服姿自体は可愛いですからねw それとはるかと本当の恋人になったときのキスシーンかな。
さてさて、お次は佐倉井真響です~。