こばとの独り言

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「鯨神のティアスティラ」 あらすじ・感想その1 上遠野恵那編

2015年03月08日 00時05分19秒 | 美少女ゲーム

2015年2月発売タイトル第4弾は、Whirlpoolの「鯨神のティアスティラ」でした~。

私がWhirlpoolの作品をプレイするのは、一昨年の「まじかりっく⇔スカイハイ」以来2作目になります。
まぁつまりは水鏡まみず氏が原画を担当しているタイトルしかプレイしていないってことなんですが。「まじかりっく⇔スカイハイ」をプレイしてこの方の絵が好きになったもので!
・・・絵で選ぶのは普通ですよね?w

「鯨神のティアスティラ」は、主人公・成海悠真が妹の真莉音に拉致されて、水を司る神様が人の願いを叶えてくれるという伝承が残る島“天洲アイランド”に漂着し、そこで代々神様の御使いをしていた家系の天川湊月や自ら“鯨神”と名乗る少女・リル=ホエールらと出会い、リルの御使いとなり彼女の力を取り戻すために協力することになる・・・というお話。
天洲アイランドにある伝承は先代鯨神がいた100年前までは本当にあり、それから100年間鯨神は姿を見せず、そのせいで若い世代にはお伽噺のような扱いになりつつありました。現代の鯨神であるリルも力の大半を失った状態で現れたため、力を上手く発揮できず、それが悠真が最初彼女を信じなかった原因にもなりました。
鯨神は御使いが持つ“ねがい水”によって人の願いを叶えられますが、願った人間の意図を100%汲んでくれるわけではありません(リルにもどういう形で叶うか分からないらしい)。最初のうちはなんだか微妙な叶い方になってましたけど・・・w でも願いの力が強いほど思った通りの願いにはなるようですね。ちなみに“ねがい水”は悪用されないよう“鯨神”に選ばれた御使いのみが扱える代物で、今はリルに選ばれた悠真のみが扱えます。
御使いは願いが叶えられる分、島から出られないという制約を受けており、悠真はその制約をなくすために最初は信じていなかったリルの力を取り戻すことに協力することになります。
又、天洲アイランドには“エネルギー水”という資源があり、それはここでしか取れない不思議な水で、電気などのエネルギーの代わりに使用されてたり飲料水としても飲めたり医療薬に使われたり様々な用途で利用されています。学園はこの“エネルギー水”の研究をしたい学生たちが集まっていて、悠真の妹の真莉音もその1人です。鯨神に関係するような伏線もあることから、この物語の中でも重要な要素となっています。

いきなりトランクの中に詰められていてトランクごと海に落ちて島に漂着するところから物語が始まるとか、色々破天荒な展開が多いですねw つか、そもそもなんでトランクに詰められてるときに気付かないんだよ!?とかツッコミたくなりますがw まぁそんな感じで割とコメディ要素は多目ですね。
島に漂着しトランクから出られなかったところを湊月に助けられ、その後水路に落ちて流された先でリルと出会い、湊月と合流してから港で真莉音と再会し、寮で一泊することを許可されたと思ったら次の日には唐突に島にある学校・天洲学園に転入することになり、更にリルの御使いになってしまったことで島から出られなくなって、悠真が妹に拉致されたことに気付いた幼馴染・上遠野恵那まで島に来て、挙句に彼女も天洲学園に転入してきます。なんかもう色々強引すぎる展開でしたw
その後、クラスメイトの鍵谷正義と友達になって、リルまで学園に編入され、今度はリルの力を取り戻すために天洲楽鯨団という同好会を結成して皆で一緒に行動するようになりますが・・・共通ルートではほとんど遊んでいただけのようだった気が・・・w そういや、水中体育祭で騎馬戦があって女子もやってましたけどアレ、普通はアカンだろ、ポロリしまくりだろ、実際に湊月はポロリしただろwww
とりあえず、ヒロインは良いけど、最初の方は主人公の頭が少々悪い・・・というか一から八くらいまで説明しないと分からないくらい察しが悪いので(共通ルートは怠けてるだけだし)、多少イラッとすることはあるかな~。個別ルート後半になると頼れるようになるんですけど。まぁ気にするほどではないけれどね。・・・ぃぇ、私は気にしたけどw

選択肢は二択が多いですが、迷うところはないと思います。共通ルート終盤の泊まり込み調査で調査を優先するか先に遊ぶかの選択でヒロイン2人に絞られる程度で他の選択肢は好感度が上がる方を選んでOKです。
最後は調査を先にした場合は湊月&リルのどちらか、遊びを優先した場合は恵那&真莉音のどちらかを選ぶことになるみたいですし。

そんなわけで・・・1周目は上遠野恵那にしました。まぁ最初から決めていたことなのでw

恵那は成海兄妹と幼馴染。お互いの両親が不在になりがちだったので、いつしか成海家で一緒に生活するようになり、生活態度がだらしない成海兄妹に代わって家事を担当していたので、家事スキルは非常に高いです。
成海兄妹のことは弟妹のように思っており可愛がっていますが、真莉音とはお互い恋のライバルとして認識しているようで、事あるごとに悠真を賭けて(本人の承諾なしに)対決している模様。いつも恵那が圧勝しているようですがw でも、一緒に家に暮らしている真莉音の存在や悠真と学年が違うことに少々焦りを感じているようです。
いつも落ち着いていて面倒見が良いので、天洲楽鯨団のお姉さんって感じですね。実際1人だけ3年生ですし。模試では全国トップレベルの成績で(これが決め手となり天洲学園に転校可能となった)、冷静&慎重な意見を言う立場になっています。何をやらせても完璧なので天才的・・・という言葉が似合いそうですが、実際には地道な努力を続けた結果です。それも全ては悠真のために。
普段は常識人ですが、悠真のことになると少々おかしくなり、悠真のHな願い事で着ていた下着を取られたときなんかはそのまま悠真に脱ぎたての下着をプレゼントしちゃったり、真莉音とは違う方向で変態チックですw
ちなみに怒らせると非常に恐ろしく、悠真にちょっかい出そうとする真莉音が恵那に見つかって怯えたり、悠真が変なことをしたとき恵那が怒ったわけでもないのに土下座したり、彼女の恐ろしさの片鱗を見ることが出来ますw リルも出会ってすぐその恐ろしい姿を見て神様なのにガクブルしてましたしw

恵那編は、序盤は恋人に進展するにあたっての幼馴染の通過儀礼、中盤は“姉”から“恋人”に変わった恵那の可愛い部分がたっぷり見られ、終盤はリルが始めた便利屋の活動です。・・・でも、話の主体は序盤~中盤ですね。終盤はただリルの話を収束させるために適当に解決させたとしか言いようがないw
真莉音がしていた“エネルギー水の凝縮”の研究を手伝っていた恵那。その甲斐あって、研究成果が世間に認められ、2人はテレビの取材を受ける等、一躍時の人となります。そのご褒美として恵那と真莉音の3人でデートすることになりましたが、当日熱を出した真莉音は辞退し、2人きりでデートすることに。
デートっていうかいつもの買い物っていう感じであまり意識はしていませんでしたが、少し恋人っぽいことをしてみようということで、若干悠真がヘタレってたけど手を繋ぎます。多少2人は意識するようになりましたが・・・。
後日真莉音にデートの報告をしていたところ、2人がテレビ出演していたのを観た恵那の両親から連絡があり、家に帰ってくるよう言われてしまいます。悠真たちと一緒にいたい恵那は両親と喧嘩。でも、冷静になった後はちゃんと親と話をしようとしますが、既に恵那のことを好きだと自覚していた悠真は恵那に告白し、両親に自分と付き合っているから帰れないと言えば良いと伝えます。しかし、恵那は悠真の告白を断ってしまいます。
恵那の態度から断られることはないと思っていた悠真はショックを受け、周囲の目からみてもかなり重症な状態になります。恵那が悠真を振った理由は悠真が自分と付き合うのは好きだからじゃなく家に帰らない口実のためだからじゃないかという思いがあったからでした。もちろん恵那は悠真の気持ちがそれだけではないと思っていましたが、それでは納得できないっていうことです。まぁ確かにああいう告白の仕方はないですね。恵那の気持ちを無視したものですし、悠真が悪かったとしか言いようがないですねヽ(´ー`)ノ
ここからはしばらくギクシャクした関係が続き、それを見かねた真莉音が2人のキューピッド役を引き受けます。このときの真莉音ちゃんは大活躍でしたね。彼女のお蔭で2人は付き合うことが出来たと言っても過言ではありませんし。2人は別々に真莉音と話し、恵那の気持ちを考えていなかったことに反省する悠真と、自分が素直になれなかったことや悠真なら1度振ってもまだ大丈夫と自惚れててたことを反省した恵那の2人は再び告白の場を作り、お互いの気持ちを確かめ合います。悠真は両親のことは置いておいて自分の気持ちだけを素直に伝え、恵那は自分の気持ちに素直になり、2人は晴れて恋人同士になります。
恋人同士になってからは・・・悠真の部屋で同棲生活していたせいか、ほとんど2人きりのシーンが多かったですね。悠真の部屋でのイチャラブが主体になってました。これまでお姉さん風だった恵那が甘えんぼバージョンになって、自分のことを“恵那ちゃん”と言ったりそのことを悠真にからかわれて拗ねたり、意外と子どもっぽいところがあるところを見られて、このイチャラブパートは個人的に大満足だったかなw 結構長い時間イチャラブってましたしね。Hシーンも良かったですしね~。ここはもう実際に見てもらうしかないw マジで可愛かった(*´Д`*)b
休日、いつものようにデートをしていた2人は街中でリルを見かけます。リルは恋人同士になった2人の邪魔をしないよう、便利屋を始めて自分の力で信仰の力を取り戻そうと頑張っていました。それを聞いた悠真と恵那は当然放っておくことは出来ず、一緒に便利屋の依頼を解決するために活動することになります。
恵那の考えた宣伝効果と皆で頑張った実績もあって徐々に便利屋への依頼は増えましたが、“最近エネルギー水の力が弱まっているのでどうにかしてほしい”という依頼がきます。この問題は真莉音の研究が成功してすぐのときから言われていましたが、それから少しずつ顕著になっていることが分かり、エネルギー水が沸き出ているという山の中にある湖に調査に行くことにしますが、調査に行く前日に大雨に見舞われ更にがけ崩れが発生してしまいます。
崖崩れの影響で近々山への出入りは禁止になるかもしれないと、悠真と恵那とリルの3人はその日のうちに湖に行くことにしますが、そこで見たものは土砂に埋もれていたリルの祠でした。リルは祠の中にあったはずの宝玉がないと探し始めますが、リルの力が暴走してしまい、悠真が口に出したことを何でも叶えてしまうという事態になり、“ねがい水”も残り1回になってしまいました。リル自身も衰弱してしまい休むことにしますが・・・。
恵那は土砂崩れの影響で出現した謎の洞窟を発見。しかし、突然足元が崩れ、彼女と助けようとした悠真ともども落下。悠真の“ねがい水”のお蔭で一命を取り留めましたが、それが最後となりもう悠真は願いを叶えられなくなってしまいます。
脱出することも出来ず途方に暮れる2人。悠真は何とか叶えられないかと“ねがい水”にお願いをしますが、一向に願いが叶う様子もなく諦めかけます。しかし、何とかしようと小瓶を振ったりしたところ残った“ねがい水”が地面に零れ落ち、そこにリルの宝玉が出現。その後リルが皆を連れてきたお蔭で2人は無事洞窟を脱出します。
宝玉が戻ったことでリルは力を取り戻し、更に“エネルギー水”の枯渇問題も解決。結局何がどうなったか分からず終いでしたが、これにて悠真の御使いとしてのお役目も終わり、悠真と恵那は家に帰ります。終盤のこの展開、かなりいい加減に感じたのは気のせいだろうか・・・何故そうなったのかがよく分からないまま終わってしまうw まぁこれも伏線の1つといえばそうなんだろうけど・・・ねw
エピローグは恵那が赤ちゃんを抱えて島に行く様子が描かれています。どうやらリルたちに2人の子どもを見せる約束をしていたようです。結局2人は学生のうちに結婚したんだろうか・・・?その辺はよく分からないままでしたね。まぁ恋人になってからその先の話をよくしていたのでそんなに時間はかけなかったと思うけど・・・。

恵那のHシーンは5回。その内5回目は本編ではなくクリア後に見られます。初Hは悠真のベッドで学園の制服、2回目はお風呂場H、3回目は海の家の裏手で水着H、4回目は学園の研究室でH、5回目は悠真の部屋で恵那が元々通っていた学園の制服姿でH・・・ですね。個人的に2回目のお風呂場Hが良かったとです。パ○ズ○フェ○がありましたしね!!結局そこですねw あとは最後のセーラー服Hかな~。まぁいずれもおっぱい見せてくれるので文句はありませんw 声が遠野そよぎさんってのがまた良いのですよ、エロイです(*´Д`*)b
一般シーンですと・・・初Hの翌日の裸ワイシャツでの寝顔シーンですなぁ~。いいなぁ~裸ワイシャツ!最高です(*´Д`*) あとはSDの方だけど“恵那ちゃん”って連呼されて拗ねて「寝る」って言ってたシーンですね。あの恵那の子どもっぽい部分がたっぷり見られたので満足ですw 可愛い!それと、エピローグの赤ちゃんを抱いてるシーンですね~。恵那なら良いお母さんになりそう・・・ぃゃ、真莉音を見てると・・・柔らかい表現をすれば“躾”はしっかりしそうではあるw 家での実権は間違いなく恵那にあるでしょうしw

さてさて、お次は成海真莉音ですよ~。妹属性のヒロインは2番目って・・・私にとってのお約束のようなものになりつつありますw 実際妹キャラが2番目に好きってパターンが多すぎですしw

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