こばとの独り言

ひたすらに趣味を語るブログ。
【18禁の記事もある為、閲覧は自己責任でお願いします】

「カサブランカの蕾」 あらすじ・感想

2017年06月01日 00時00分30秒 | 美少女ゲーム

2017年5月発売タイトル第3弾は、DOLCEデビュー作「カサブランカの蕾」でした(*'∇')

全員巨乳だからという理由で買いましたが・・・。

カサブランカの蕾 概要
この作品は、プロカメラマンである父親の影響で写真を撮るのが趣味という主人公・成瀬イツキが、失恋で傷心中に告白され彼女となった椎名ユリ、イツキがとある過ちを犯しそれを目撃して脅迫してくるクラスメイトの四條カナ、そして、片想いの相手である平山ミクの3人の女性の間で誰にも言えない秘密が増えていき、やがてそれらが彼を変えていくという背徳感が味わえるADVです。

カサブランカの蕾 キャラクター紹介
成瀬イツキ
本作の主人公。プロカメラマンである父親の影響で写真撮影が趣味。幼い頃に母親を亡くし、父親が世界中を飛び回っているため、5年前から祖父の家で暮らしている。
写真を通じて親しくなった平山ミクを好きになり、告白するも振られる。その後、失恋中にユリと知り合い、親しくなり、彼女から告白され、まだミクが好きであるにもかかわらず、ユリと付き合い始めてしまう。
それからも自分の気持ちが定まらなかったせいで、ミクの靴下で自慰行為をしてしまい、それをクラスメイトのカナに目撃され、脅されるようになるが・・・。

椎名ユリ

イツキのクラスメイト。テニス部と美化委員会に所属。健気で一途な少女で、いつも写真を撮っていたイツキを遠くから見ているうちに好きになっていった。
以前はイツキとは親しい間柄ではなかったが、失恋により傷心中のイツキが保健室通いをしている間に美化委員の仕事を装ってイツキに近づき親しくなることに成功した。
夏休み前にイツキに告白して念願の彼女となるが・・・。

四條カナ

イツキのクラスメイト。クラス一元気な少女で交友関係が広い。サバサバした性格で1つのものに固執することがない。
バスケ部の元エースでPGだったが、本人は3Pシュートが最も得意。しかし、ある日を境にバスケ部には顔を出さなくなっている。
ある日、イツキがミクの靴下で自慰行為をしているのを目撃し、それをネタにイツキを脅すようになるが・・・。

平山ミク

イツキのクラスメイト。周りの女子と比べて落ち着いていて大人っぽい雰囲気がある。カナとは親友同士で仲が良い。かつては写真を通じてイツキと親しくしていたが、イツキの告白を断ったため、2人の関係はリセットされてしまった。
イツキとユリが付き合い始めたことで、イツキが立ち直ったことを知り、もう一度関係をやり直したいと思っていたが・・・。

カサブランカの蕾 攻略情報
椎名ユリ編:ユリの声→ユリとの約束を優先する→ユリから離れない
四條カナ編:四條の様子→様子を確認する
平山ミク編:ミクのこと→ユリとの約束を優先する→ミクの話を聞きにいく

カサブランカの蕾 あらすじ
【共通ルート】
夏休み直前のこと。成瀬イツキはいつものように授業を欠席して保健室で涼んでいましたが、放課後になるとクラスメイトの椎名ユリが入ってきます。彼女は美化委員で、放課後は保健室に生けられたカサブランカの水を交換するのが日課になっていました。そのため、いつも保健室にいるイツキとは自然と仲良くなっており、傷心中のイツキにとっては彼女との会話は数少ない楽しみな時間となっていました。彼女との会話を終えた後、イツキは帰ろうとしますが、いつもなら「またね」と挨拶するはずのユリが今日に限って引き留めます。そして、イツキに「まだ好きなの?ミクちゃんのこと」と聞きます。“平山ミク”はイツキがずっと片想いしていた人で、先日告白してフラれた人でもありました。ミクとは仲が良かったため、思い切って告白してみたところ、結果は散々となり精神的に参ってしまったイツキは、保健室通いになってしまったのです。イツキがその問いに戸惑っていると、ユリは「好きです」と告白してきます。その告白を聞いたイツキは、彼女の告白を断ろうとしますが、傷心中の心がそれを許さず、目の前の癒しを求めて受け入れてしまいます。まだミクへの好意を持っていることをユリに打ち明けることが出来なかったイツキは、喜ぶ彼女の顔を見て、罪悪感に包まれるのでした。
夏休みが終わり始業式。2人はバス停で待ち合わせをして一緒に登校します。イツキもこのころにはミクへの想いを忘れかけており、すっかりユリとの恋人生活を満喫していました。しかし、2人の関係は秘密にすることになっていたため、教室に着くと2人はバラバラになります。ユリと教室で別れたイツキはその直後に、クラス一元気な四條カナに声をかけられます。その後、カナにユリと付き合っていることが知られてしまい、焦っていると、そこへミクが教室に入ってきます。ミクはカナとイツキに挨拶しますが、イツキは言葉を発することが出来ず、かといって彼女から目を離すことも出来ず、今でも彼女の事が好きなのかと自覚させられてしまうのでした。
体育の授業がプールで、更衣室がないため教室で着替えることになっていましたが、水着に着替えてプールに向かう途中、イツキは帽子を忘れていることに気付き、1人で教室に戻ります。教室に戻って帽子を持っていこうとすると、ミクの机の上に体操着袋が置きっぱなしになっているのを発見。そこで魔が差したイツキはその中にあるであろう下着を探しますが、靴下だけあって下着が見つかりませんでした。それでも靴下の匂いを嗅ぎ始めオナニーをしていると、そこへカナが教室に戻ってきたため、慌てて靴下を隠します。しかし、イツキがオナニーしていたことに気付いたカナは、誰にも知られたくなかったらそれを使ってオナニー見せてとイツキに命令し、断れないイツキは言われた通りにしてオナニーを始めます。すると、カナが手でイツキのをしごき始め、最後は写真まで撮ります。そして、行為が終わると、カナからこのことを誰にも知られたくなかったらあたしのオモチャになってよと脅され、イツキはそれに従うしかありませんでした。そして、そんな2人の様子を見ていた人物がいましたが・・・。
翌日、ユリが朝練で先に登校していたため、久しぶりに1人で登校したイツキですが、教室に入ると普段はあまり一緒にいないカナとユリとミクの3人が話しているのを見て驚きます。そこでカナによって2人が付き合っていることがミクに知られてしまい、イツキは戸惑いますが、イツキがミクが好きだったことを知っているユリがミクへの敵対心を剥き出しにして、付き合っていることを認めます。その後、カナから休み時間に校舎裏に来るように言われたイツキは、休み時間に待ち合わせ場所に向かうと、そこでカナから今日中にユリと学校の中でエッチして証拠写真を撮ってくるように命じられ、彼女が洗濯してきたミクの靴下を渡されます。そして、放課後、イツキは部活が終わったユリを保健室へ連れていき、少し強引に迫ったところ、それをユリも受け入れたため2人はそこで初体験を済ませるのでした。
ユリとエッチした翌日、言われた通り撮った証拠写真を見せると、カナは次にミクの笑顔を撮れを命じます。イツキはエッチな命令より簡単だと思ったものの、女の子の写真を撮ること自体が変態なことだと気付き、なかなか写真を撮る機会がおとずれませんでした。放課後、ミクを探していると彼女は校舎裏にいました。ミクの綺麗な姿に見惚れていてたため、思わずシャッターを押してしまい、ミクに気付かれますが、彼女の方から写真を撮っていいと許可を貰ったため、イツキは笑顔が撮りたいとお願いし、なんとかミクの写真を撮ることに成功します。その後、ミクと少し会話をしますが、突然ミクが泣きだしたため、イツキは驚きます。こんな風にお話できたの久しぶりだから嬉しいというミクの姿に、何かあったのかと思ったイツキは、悩みがあるなら話を聞くと伝えると、ミクはそれなら少しだけ話を聞いてほしいと言って、話します。
彼女の相談は、最近物が無くなったことでした。絶対なくなるはずのない物。それは靴下でした。一時的にカナに預けられたその靴下は最初の命令のときにイツキの手に渡ったままでした。ミクが悲しそうな顔をしたため、イツキは思わず靴下は返ってくると墓穴を掘ってしまい、ミクに何か知ってるのですかと追及されてしまいます。イツキは反射的に「知らない」と大声で言うと、ミクは疑ってしまってごめんなさいと謝り、話を聞いてくれてありがとうと礼を言った後、また前のように一緒に写真撮影をしましょうとお願いしてきます。イツキは彼女もまた苦しかったのだと知り、少し肩が軽くなったイツキは、僕も前みたいに話せたらと言って、OKするのでした。
その後、ユリがやってきて、ミクが帰ってしまったため、今度はユリと話しながら下校しますが、彼女はミクと話していたことが気に入らずに不機嫌でした。イツキは彼女に笑ってほしいと思いキスをして、付き合ってから初めて「好き」と伝えます。それからというもの、2人は隠れた交際を止め、クラスでもオープンにします。そんなとき、カナとユリが話しているのを聞いていたイツキは、カナが「固執するものがない」と言ったのが気になっていました。それからもカナの脅迫は続きますが、イツキは今のカナとの関係を終わらせるために、彼女の身辺調査を開始。そこで彼女が所属している女子バスケ部の人と話してるときに浮かない顔をしていたことが気になり、友人であるミクに彼女について話を聞きます。放課後、ミクに命じられた場所にやってきたイツキは、カナがバスケを辞めた理由を聞きますが、彼女は1度相手に負けてバカらしくなったから辞めたとアッサリ答えます。その時、カナはイツキが何か自分の弱味を握ろうとしていたことに気付き、あたしには興味があるものが何もないと言うと、イツキは彼女を押し倒します。遊んでいるかのように思えたカナは処女でした。しかし、彼女は行為が終わると夢中になるものを見つけたかもと呟き、イツキの自分の初体験後の写真を撮らせ、これで「あたしたちは共犯だよ」と告げるのでした。
翌日、今度はミクのパンチラを撮ってほしいとカナに言われ、放課後ミクの図書委員の仕事を手伝っているとき、偶然にもパンチラの写真を撮ることに成功。その日の夜、その写真をカナに見せエッチします。その翌日、ミクから一緒に写真を撮ってほしいと言われ、教室で撮影会をしますが、その途中でミクを見ていたイツキは振られたときのことを思い出したのか胸が苦しくなります。写真撮影が終わるとミクは伝えたいことがあると言いますが、それが何なのか分かる前にユリがやってきてしまい、結局聞けず終いでした。そして、この日1日ロクにイツキと話をしていなかったユリは我慢できなくなり、イツキを女子テニス部の部室へ連れて行き、イツキとエッチします。ユリと部室でエッチした翌日、カナが提案した次の悪戯がミクにキスすることでした。イツキは放課後、ミクに話しかけ、昨日言いかけたことが何なのか知りたいと言い、ミクを理科室へ連れていきます。ミクが聞きたかったことは、今自分のことをどう思っているかでした。イツキは以前は好きだったけど今は分からないと答えると、ミクは私は好きと言ってイツキとエッチをします。そして、エッチが終わった後、付き合ってくださいとば言わないから、私のことを見てほしいと言ってキスをしてきます。こうして、イツキはカナから課せられた悪戯をクリアするのでした。
ミクとのキスを成功させたことをその日のうちに報告しようと思ったイツキはカナに電話しますが、カナは元気がなくまるで興味がなさそうな声をしていたため、もう自分は飽きられたのかと不安に感じます。週明けの月曜日、カナが風邪を引いて学園を休みますが、イツキはカナがいないことに寂しさを覚え、彼女に近づくために狂ったようにユリやミクにエッチな悪戯を始めます。そして、週の中頃になるとカナが復帰し、イツキは次はどんな悪戯をするのか期待しますが、カナはイツキへの興味を失ったかのようにユリばかり構い、イツキの相手をしなくなったため、イツキは「詰まらない」と感じます。すると、その様子を見ていたミクはイツキに声をかけ、教室の外へ連れ出します。そして、校舎裏まで来るとミクはキスをしてきて、イツキが興奮したことを確認すると満足し、カナのことを好きなのか聞きますが、イツキが誰と関係を持っていたとしても私の気持ちは変わらないと伝えると、イツキはカナがいなくてもミクやユリがいることに気付き、先ほどまで感じていた不安はなくなります。そして、その日の昼休みは、カナの提案で、カナ、イツキ、ユリ、ミクの4人で保健室で昼食を取り、この日から4人揃って保健室で昼食を食べるのが日課になりましたが・・・。。
その日の放課後。カナを教室に引き止めたイツキは、悪戯を成功させたら何でも言うことを聞いてくれると言ったカナに約束を果たしてもらおうとします。そして、そこへミクがやってきて、カナに先週エッチしたときの写真を見せ、カナとした悪戯のことを全て聞いたと話します。カナは驚いたもののすぐに冷静になり、用件は何か聞きます。すると、イツキは3人でセックスしようと提案し、カナはそれを受け入れ、カナとミクはイツキに対し、ちゃんとユリのことを考えながらセックスしてほしいとお願いして3人は3Pをし、その写真を撮ります。しかし、その日の夜、その写真を見ながら、イツキはまだ何か足りないと、もうそれだけでは満足しなくなっていることに気付きます。しかし、3Pをした後のカナの様子がおかしく、今のイツキと話しても詰まらないと突き放されてしまいます。そこで、その日の放課後、ミクの図書委員の仕事を手伝ったときに、カナのことを聞きだそうとしますが、ミクは1つ条件を付けました。それはカウンター席で仕事をしながら手コキされ、下校時間になるまで耐えられたらカナのことを話すというものでした。その途中、部活を終えたユリが図書室に来ますが、仕事を手伝うというユリに対し、今の自分とミクの関係を知られたくない一心で、付き合ってから初めてユリを拒絶し、先に帰らせます。その後、下校時間間際で射精してしまい、話を聞き出す条件を満たせませんでしたが、ミクは今のカナの気持ちを知っているわけではなく、単に駆け引きの道具として利用しただけだったと発覚。その後、2人はその場でエッチをして、一緒に帰りますが、その途中でミクはイツキのことが大好きと告白し、イツキも「好き」だと自分の背徳のカメラを唯一認めてくれるミクにずっと隠していた本心を言ってしまい、本当の意味でユリを裏切ってしまうのでした。
ユリを裏切った翌日、イツキはユリとイツキの家でデートしますが、途中カナから電話がかかってきます。カナの用件は、今週風邪で休んでしまって勉強が遅れてるから、明日ウチに来て勉強を教えてほしいというものでした。イツキはそれをOKしますが、ユリがいることに気が付いたカナはユリのエッチな声が聞きたいと言い出し、ユリに電話を代わってもらい、ユリがカナと電話している間、イツキはユリにエッチな悪戯をします。その後、カナとの電話を終えると、興奮していたユリからエッチの誘いを受けたため、イツキの部屋でエッチをしますが、本来ならば感じるはずのユリとの幸せの時間をイツキは幸せに感じてはいけないと思っていました。何故なら、イツキはもう普通のエッチでは満足できなくなり、女の子の痴態を撮るということに悦びを見出していたから。
翌日、生まれ変わった自分を見てもらいたくてカナとの待ち合わせ場所に向かったイツキ。すると、そこにはミクも一緒にいました。どうやら、カナがミクを煽るために今日のことを電話したようでした。2人はイツキを間に挟んで険悪なムードになりますが、周囲の人たちに注目され始めたことから、ひとまずカナの家に行くことにします。そこで勉強会をしますが、途中でミクがトイレに行って抜け、しばらく2人きりで勉強をします。しかし、イツキも尿意を催したことからトイレに行くと、ミクがイツキを待ち構えていて、2人はトイレの中でエッチをします。2人で一緒に戻るとカナは既に勉強の範囲を殆ど終えていて、飽きたと言い始めます。すると、ミクは急にバスケ部の話を持ち出し、エースであるカナが抜けたことでバスケ部が今崩壊していることを教え、このまま逃げるのかと言います。逃げることを正当化しようとするカナに対し、だからカナのことは嫌いと言い、それとユリのことも嫌いだと言います。そして、バスケ部がカナのことを目の敵にしているとカナに忠告し、イツキにもカナとユリには気を付けるようにと意味深な言葉を残し、ミクは帰ってしまうのでした。
週明けの月曜日、教室でミクがユリの前で3人の秘密を話そうとしていたため、カナはビンタをしてミクを止めます。その後、保健室で休んでいたミクのお見舞いに行ったイツキですが、どうしてあんなことをしたのか聞きだします。ミクは風邪を引いてからのカナが大人しくなったと思ませんかとイツキに確認すると、イツキもそう感じていたと頷きます。カナが風邪を引いた理由は、イツキには夜イツキとプールでエッチしたからだと答えていましたが、真相は違いました。女子バスケ部の人たちに水をかけられていたのです。そして、皆と保健室で食べるようになった理由は、自分と仲の良い人を巻き込ませないためでした。ミクは一度、その被害に遭っていたのです。それは、全ての始まりとなった、あの日の教室のミクの机の上に置いてあった体操着入れでした。あの時、イツキはミクの靴下を使ってオナニーをしましたが、そもそも机の上に置いてあったのは、下着を盗まれた後だったからでした。ミクがイツキに対して下着が無くなったと言ったのは、下着の方を言うのが恥ずかしかったからでした。そして、もしかしたら、このことにユリも関係しているかもしれないとミクは言います。何故なら、イツキとミクが仲良く写真撮影をしていた一学期の告白前、その時からイツキに片想いをしていたユリが嫉妬して、ミクに嫌がらせをしていたから。だから、今度はイツキに近づいたカナを女子バスケ部を利用して嫌がらせをしているのではないかということでした。ミクがイツキの告白を断ったのもユリの嫌がらせから逃げるためだと言います。けど、イツキとユリが付き合っているのを見て、耐えられなくなったミクは行動を起こします。そして、カナを追い詰めるようなことをしているのは、カナにはかつての自分のように諦めてほしくないからでした。
ミクの話を聞いてカナを放っておけないと思ったイツキは、カナを理科室へ連れていき、そこで自分たちは運命共同体なのだから協力すると言います。しかし、カナは自分の問題は自分だけのものだからと言ってイツキの申し出を断ります。イツキはそんなカナの言葉に失意を感じ、理科室を後にすると、廊下でユリと会います。今回の事にユリが関わっているのかもしれないと疑い出すとキリがなく、自分のことを否定する2人に苛立ったイツキは誰の顔も見たくないと言って、ユリを拒絶。その後、ミクのところへと戻ります。そして、イツキの全てを肯定するミクは、イツキがこれまで撮ったユリやカナのエッチな写真を見せてもらい、それをベッドの上にばらまいて、そこでイツキとセックスをします。その後、イツキが保健室を出ようとすると、カナが保健室に入ってきて、イツキを無視してミクのところへ向かいます。イツキは2人が口論になっているのを止めようともせず教室に戻ると、ユリがカナのことを聞いてきたので、イツキは関係ないと返します。そして、ユリがカナを止められなかったと話したのを、イツキはユリがけしかけたものだと思い、僕に近づく女の子同士を仲違いさせて大成功じゃないかと言い放つと、ユリはイツキにビンタします。しかし、それでもイツキは気にすることなく、1人にしてほしいと言って、泣いて追いすがるユリを振り切って学園を早退するのでした。
机の上にあったミクの靴下はイジメの痕跡、カナがイツキを利用して悪戯をしてたのはバスケ部のイジメからの逃避、そして、ユリと付き合ったのは彼女の深い根回しの結果・・・。イツキが見てきた全てに裏があって、何も知らないイツキは道化となり、3人の言動に影響され続け、1ヶ月前の自分からすっかり変わってしまいました。その日の夜、自分の撮ってきた写真を見ていましたが、その時はその写真が数枚無くなっていることに気付きませんでした。そして、翌日の朝、学園に登校すると、イツキの教室の黒板にイツキが撮ったユリたちの痴態の写真が飾られていて、ショックを受けたイツキは気絶してしまいます。そして、目を覚ますとそこは保健室でしたが、誰も見舞いはいませんでした。写真の犯人だと疑われているイツキは没収されたカメラを取り返すことなく、自宅へ帰ります。幸い、写真のネガは昨日の段階で抜き取っていたため、教師に取り上げられたカメラには証拠となる写真はありませんでした。その日の夜、写真が数枚無くなっていることに気付いたイツキの元へ、一本の電話がかかってきますが・・・。
【椎名ユリ編】
電話の相手はユリで、学園に来て欲しいと言われたため、イツキは写真の件でユリに謝ろうと思って、学園に向かい校庭で1時間ほど待ちますが、ユリは姿を現しませんでした。イツキは騙されたのではないかと再びユリを疑い始めますが、待ち合わせ場所は学園の何処とまでは指定されていなかったことに気付き、校舎の中に入ります。すると、ユリは廊下で待っていましたが、イツキの姿を見るなり服を脱ぎ出し、イツキを押し倒してセックスを始めます。そして、セックスが終わるとユリは素っ気ない態度になり、イツキを置いて帰って行くのでした。
それから1週間。写真の犯人も分からないまま、何事もなく時間が過ぎ、生徒たちも写真のことへの興味が薄れていっていました。イツキはずっと逃げるわけにもいかないと思ってユリに謝ろうと学園に行きますが、教室に入ると居心地が悪くなって吐き気がしたため、教室を出て保健室へ向かいます。そして、保健室で休んでいると、同じく教室から逃げてきたカナがやってきます。カナはイツキが事の発端となった写真を止めようとしていることに気付き、自分の経験を話して、成瀬は今、大切なことで挫折して逃げるか立ち向かうか決めているところで、どっちを選んでもいいし、誰にも文句を言う権利なんてないと伝えます。イツキなそんなカナの言葉を聞いて救われた気持ちになります。そして、カナに大人になったねと言うと、カナは成瀬がガキなんだよと笑いますが、カナがイツキとの関係を疑われたくないからと保健室を出て行くとき、あたしもガキでいたかったと呟くのでした。
放課後、教室に戻ると鞄が無くなっていることに気付き、カナと同じ体験をしているのかと思ったイツキですが、そこへユリがやってきて、鞄はそこのロッカーの中に入っていると教えてくれます。ロッカーは友人の場所で、友人が鞄を誰かに悪戯される前にロッカーに隠したようでした。それを知ったイツキは、ユリに対して謝罪の言葉ではなく、鞄の場所を教えてくれてありがとうと感謝の言葉は出て自分で驚きます。ユリはイツキに対して素っ気ない態度を取っていましたが、それは当然のことでした。エッチな写真を撮っているような変態な男と付き合っていたのを両親に怒られ、自分の裸の写真を見た男子にビッチだと思われ、そして、カナやミクとも関係を持っていたイツキに裏切られていたから。イツキはそれでも、明日いつものバス停に来て欲しいと言いますが、ユリには絶対に行かないからと拒絶されます。そして、去って行くユリに対し、イツキは待っているからと必死で訴えるのでした。
翌日、イツキはバス停でユリを待っていましたが、ユリが姿を見せることはなく、諦めようと思ったそのとき、バス停の影に人がいることに気付きます。それがユリだと思ったイツキが声をかけると、ユリは姿を現します。ユリはイツキのことを嫌いだと言いますが、それでも昨日イツキに待ってるからと言ってくれたのが嬉しいと思ってしまったからとバス停で待っていた理由を話します。そして、イツキに私との約束を覚えているか聞きますが、イツキは覚えていませんでした。すると、ユリは私が覚えていれば良い、成瀬くんは成瀬くんのままでいて・・・私が成瀬くんに合せると言います。そして、イツキのことを許せないままではあるものの、それでもイツキと離れたくないからとイツキと手を繋いで学園に登校します。イツキが誰かに盗られるのだけは絶対にイヤだから・・・イツキが振り向いてくれるのなら何だって出来る、それがユリの決意でした。
1から関係をやり直すことにした2人は、かつて付き合い始める前のように保健室で話をするようになりました。保健室でしばらく話をした後、教室に一緒に戻ろうとすると、カナがバスケ部の人にイジメられているのを発見します。カナは相変わらず自分の問題だからと言ってイツキを突き放します。ユリはイツキにカナの事が心配か聞き、イツキが心配だと答えると、放課後一緒に帰ろうと言ったため、イツキは頷きますが、そんなユリの態度に少し疑問を抱きます。そして、放課後、教室でユリを待っていると、部活を終えたユリが戻ってきて、何故か再びカナのことが心配が聞いてきます。イツキは昼間と同じく心配だと答えると、ユリは「はりせんぼん飲ませなきゃ」と呟き、ここでエッチしよと言い出します。私のことを見てほしいからと。
普段は付き合う前の呼び方の「成瀬くん」、エッチをするときは以前の呼び方である「いーくん」。ユリの態度がその時その時で変わっていることに違和感を覚え始めたイツキ。しかも、あの写真の件で教室ではなるべく話そうとしていなかったのに、ユリはお構いなしにイツキの傍から離れようとせず、普通に話しかけていました。ミクもイツキ同様、ユリのその異変に気づき声をかけてきますが、ユリが気にしていないようだったため、この場は何も聞けないと感じたのかイツキに相談に乗ると言い残してすぐに引き下がります。そして、放課後、ユリが部活に行っている間にミクに相談を持ちかけ、ミクから何かユリのことで気になることはないかと聞かれ、名字呼びと愛称呼びのときがあることを話し、そして、ユリが口にしていた“約束”のことを思い出します。ユリが変わった原因はその“約束”のせいではないかと。そのことをミクに話そうとすると、何故か部活に行っているはずのユリが教室に戻って来た為、2人は驚きます。そして、ユリは見せたいものがあると言って、2人を部室に連れて行きますが、そこでユリはここでミクに見せつけるためにイツキとエッチすると言いだします。そして、ミクが見ている前でエッチを始める2人ですが、イツキに頼まれて最初はその様子を見ていたミクは次第に耐えられなくなり、部室を出て行くのでした。
カナの事も、ミクへの想いも捨てて、ユリだけを見るという約束だけを守ることに決めたイツキは、かつての自分のように心の中に黒いものが芽生え始めたユリの要求に応えていくことを決意。しかし、カナやミクとは違う普通のエッチでは満足できなくなったユリは、校長室でエッチをしようと言い出し、イツキはその要求を断れず、校長室でエッチしますが、それを校長に見られてしまい、停学となってしまいます。それから数日、2人ともずっと自宅にいましたが、ユリはイツキに会いたくなって電話し、保健室で会おうと伝えます。そして、ユリはイツキのことを「成瀬くん」と呼んで余所余所しい態度を取っていたのは演技をしていたからで、過激なエッチをしていたのもカナやミクと同じことをすればイツキが一緒にいてくれると思ったからだと話します。しかし、校長室の一件で見つかったときに怖くなったと話すユリでしたが、彼女の中で咲こうとしている黒い蕾はユリを狂わせ、ここでエッチしようと言い出します。そして、イツキはエッチが終わると、今度はちゃんとユリのことを見て好きだと伝えます。すると、ユリもイツキのことが大好きと答えますが、その後、ユリはミクのことを話し始めます。
その内容は、かつてミクが言っていたユリからの“嫌がらせ”の真相でした。ミクに嫉妬したユリが、クラスメイトにミクについての嘘の情報を流しミクを孤立させたのです。ユリは嘘の噂を流したとき、最初は少しスッとした気分になりましたが、その話が大きくなると苦しくなって、心の中に黒いものが残りました。そう、最初の“黒”はユリから始まったのです。イツキはそれが伝染したに過ぎませんでした。そして、写真を教室に貼りだした犯人はユリでした。イツキの家でエッチした後、イツキが少し寝ている間に写真を抜き取っていたのです。イツキはその行動をカナやミクとの関係を終わらせるためだったのではないかと思い、ユリにそれでも私のことを好きでいられるの?と聞かれ、もちろんと答えます。すると、ユリは「花が咲いたよ」と言って笑い、その様子に彼女が遠くに行ってしまうような気がしたイツキは不安になりますが、ユリは大丈夫だよと答えます。そして、約束覚えてるよねと聞き、イツキが頷くと、いーくんは私のことだけを見続ける、だから大丈夫、ずっと一緒に行こうとねと約束をします。しかし、イツキが停学明けに登校するとユリの席がなくなっていました。イツキは担任にユリはどうしたのかと聞くと、代わりにカナが「転校した」と答えます。ショックを受けたイツキはその後カナに何か言われていたものの、それが耳に入ることはなく、ただひたすらにユリを求め続けるのでした。
それから5年後。ずっとイツキはユリを探し続けていました。そんなある日、疲れ切ったイツキはベンチで休んでいると、垢抜けた顔になったユリが声をかけてきます。そして、ユリにようやく会えたイツキは、約束を果たしに来たと伝えますが、ユリは何の約束かを忘れていました。ユリがその約束を思い出そうとしていると、男の人がユリに声をかけてきます。すると、ユリは彼氏に応えた後、イツキに振り返り、「私がどんな恋をして、どんな人と結婚して、どんな人生を歩むのか、ちゃんと見ててね」と言い、彼氏の元へと戻るのでした。
【四條カナ編】
電話の相手はカナで、体育館に集合と言われたため、イツキは学園に向かいます。するとカナがバスケやろうと誘われ、2人はしばらくバスケをしますが、それが終わるとカナはユニフォームに着替えイツキを誘惑。そして、カナは「忘れたいから」と呟き、そのカナに誘惑されたイツキはその場でカナとエッチを始めるのでした。
(※その後、しばらくはユリ編と同じ内容が続きます)
おかしくなり始めていたユリとの約束で、イツキは彼女が待つ保健室に向かっていましたが、その途中で裏庭から声が聞こえたため、気になって廊下から裏庭の方を見ると、カナがバスケ部の人たちに囲まれバケツの水を浴びさせられていました。その様子を見たイツキはすぐに裏庭に行きますが、既にバスケ部員はおらず、カナだけがそこにいました。カナはイツキに見られていたことを知ると、物陰にイツキを連れていき、そこで口封じのためにご奉仕と称してエッチをするのでした。
イツキが約束を破ったせいか、それからというもの、ユリはイツキに関わってこなくなりました。一方、カナは元気になって、イツキに潔白証明されるまであたしに関わるの禁止と教室のど真ん中で言います。イツキはそれを彼女が前を向こうとしているのだと捉えます。けど、全てを受け流そうとして自分1人で辛いことを背負おうとしているカナを見てイツキはいつか彼女が壊れてしまうのではないかと心配し、放っておけない気持ちになります。そして、イツキを突き放そうとするカナでしたが、イツキは罪滅ぼしだと言ってカナのことを受け入れるのでした。
しかし、カナへのイジメはエスカレートしていき、ついにはカナがずっと大切にしていた父親から買ってもらったバッシュを切り刻まれてしまい、カナはこれで大切なものは全て失ったと涙を流します。イツキは復讐しようと提案しますが、誰も傷付けなくないと思っているカナはそんなの出来ないと拒否します。しかし、イツキはそれでも諦めずに、この学園ごと潰しちゃうような悪戯をすればいい、誰も傷つかないような、逆に笑っちゃうような悪戯を考えるんだ・・・カナならきいっと考えられると。すると、カナは今日の夜までに考えとくから準備しといてよと言って、バッシュの弔い合戦を決意するのでした。
その日の夜、カナから悪戯を考えたからと呼び出されたため、学園に向かうために外に出ると、そこにはペンキの缶をたくさん持ったカナの姿がありました。カナは学園中に教室に落書きをするという悪戯をすることにしました。2人は1箇所ずつ教室を回って自分なりの暗号文で落書きをして、最後は自分たちの教室で締めくくることにし、2人はユリの机に落書きをします。悪戯をやりきり、校庭で大の字になって寝転んで星を眺めた後、2人は最後の悪戯と称して明け方までセックスをします。そして、2人は学園から帰りながら話をします。その途中、色々と考えた末。イツキはこれからも写真を撮り続けていくことを決意。カナは成瀬はそういう道を選んだんだねと言い、あたしは成瀬の撮る写真が好きと伝えます。そして、お互い自分の気持ちを伝えることはありませんでした。自分たちは共犯なんだからと。
翌日。2人は生徒指導室に呼び出されましたが、証拠不十分のため厳重注意だけで済みました。イツキは今度問題を起こしたら退学だと言われましたが、さほど重く受け止めてなく、カナももし成瀬が退学になったらあたしも辞めると言って笑います。そんな2人の前にユリが姿を現し、自分の机に書いてあった落書きを解析したと言います。ユリはカナが作った解読用の紙を拾っていたため、解読が出来たようでした。ユリの机にはこう書かれていました。イツキからは「今までごめん。謝れなくてごめん。一人にしてごめん。」、カナからは「ユリの気持ち、考えられなくてごめん。でもあたし、前を向くから」と。ユリは謝ってばかりで伝わらなかったと笑いつつも、伝わらなくてもいいから私に謝りたかったんだなということが分かって嬉しかったと言います。そして、全部の教室を回って解読した言葉を並べると、カナはそれは解読しなくていいと言って、誤魔化すのでした。
【平山ミク編】
写真をバラまいた犯人はミクではないかと疑っていたイツキですが、それでも誰かに縋りたくて、ミクから話がしたいと電話があったことから、夜遅くいつもユリとの待ち合わせに使っていたバス亭で落ち合うことにします。バス停で会うと、ミクはイツキに辛い顔をしてほしくない、諦めてほしくないと伝え、私が癒してあげるからもう少しだけ頑張ってみませんか?と言います。ユリのことも諦めないで欲しいと。それでも自信がなく躊躇うイツキをミクは優しく抱きしめ、自分の身体を使って癒してあげるのでした。
(※その後、しばらくはユリ編と同じ内容が続きます)
カナが学園を休んだ日、保健室でユリと話をしていると、ミクがやってきて、イツキと2人きりで話がしたいと言います。イツキはその話が何なのか気になり、ミクの話を聞くことにします。その後、ミクに連れてこられた場所は理科室でした。ミクはあんないけないことをするなんて、ユリのことを誤解していたと話し、イツキはそのユリをずっと見続けなければならないと返します。ミクは自暴自棄になっているイツキを癒そうとす、椎名さんのことは忘れてしまえばいいと言いますが、イツキはそれを振り払い、ユリが待つ保健室に向かいます。しかし、そこにはもうユリの姿はありませんでした。イツキはユリに見捨てられたのかと不安に思っていると、追いかけてきたミクから椎名さんは元からイツキくんのことを見捨てていたんですと教えます。それでもユリのことを信じようとしたイツキですが、そうなって初めて自分はユリの幸せのために傍にいたのではなく、かつてユリの告白を受けてしまったときのように辛い状況から逃げたいだけだったのだと気付くのでした。
放課後、それでもユリのことを信じて部活が終わるのを教室で待ち続けていると、ミクは私が間違っていましたと言い、イツキくんと椎名さんはもっと面白い関係になると思っていたのに、こんなの詰まらないと言い、纏っていた雰囲気が変わります。そして、何かを覚悟したかのようにイツキのことを見据え、そろそろ摘まないといけないと言って、イツキを教室の外へと連れ出し、ユリのことを忘れさせるための儀式の場所として、女子テニス部の部室へと向かいます。そこは、かつてイツキとユリが無理矢理ミクを連れ出して自分たちのセックスを見せつけた場所でした。そして、そこでミクはイツキのユリの制服を着せ、イツキが感じているユリへの想いを越えさせるほどのセックスをするのでした。
ミクに全てのしがらみを解放させてもらったイツキは、ずっと胸の内にあった本心を伝えるため、まずはユリに今まで嘘で付き合っていたことを伝え、彼女と別れます。そして、放課後。教室でミクと2人になると、イツキはミクに好きだと伝え、ユリと別れたと言います。すると、ミクはやっと堕ちてくれたと言い、イツキとはお付き合いできないと言って断ります。ミクの本性は、他人のものではない人には興味のない人間でした。今までのイツキを安心させたり喜ばせていたミクの言葉は全て、自分が興奮することを言っていただけ。そして、靴下の件も彼女が仕組んだもので、カナがそこに絡んだのは予想外でしたが、カナの行動は全てミクに筒抜けだったため、ミクはカナすら利用して陰で愉しんでいたのです。そもそも、イツキに近づいたのも、ユリが嫉妬する顔が見たかったから。そして、写真を貼りだした犯人もミクでした。
ミクがこっそり盗んだユリの靴下を使ってセックスをした2人ですが、ミクはセックスをして疲れたイツキを置いて去って行きます。そこに残されたのはイツキとユリの靴下とミクがご褒美にあげたパンツだけでした。そこへ教室にクラスメイトが入ってきたため、靴下とパンツを持って教室の外へ行き、自分の靴下を探していたユリにミクに嵌められたことを話しますが、ユリはイツキの話をまともに聞こうとしませんでした。その後、ユリに居言い寄ってるところを教師たちに押さえつけられ、イツキは退学処分となったのでした。

カサブランカの蕾 感想
【椎名ユリ編】
なんだこれ・・・ここ最近で見たエロゲの中では最悪の部類に入る胸糞悪い結末を見た気分・・・。最後は寝取られ鬱エンドかよ。そして、何より最悪だったのはエンディングテーマが名曲「空恋」のアレンジだったこと。あの歌はもう2度と想いを伝えられなくなった人への想いが綴られた切ない恋の歌なのに、なんだかそれを穢された気分。「ソラコイ」のソラちゃんが汚されたような気持ちになった。内容よりもこっちのほうがショックでした・・・。
内容はさ、別にいいよ。もしかしたらそういった要素もあるんだろうなとある程度は予想していたから(それでも胸糞悪いことに変わりは無いが)。でもエンディングテーマだけは絶対に許せない。何故この内容であの名曲を使ったんだ?・・・はぁ、もうどうでもいいや・・・。Hシーンもほとんどおっぱい見せなかったので興味なしです(おっぱい見せる本番Hは1つしかない)。
【四條カナ編】
なんだろ?結局何も解決してないまま終わってますね。最後もふーんとしか思えなかった件w 何をしたかったのかよく分からないままでした。Hシーンもほとんどおっぱい見せなかったので興味なし。ただまぁ、内容が普通でカナ自身も普通のヒロインだったので、1番辛くないシナリオではあるw
【平山ミク編】
ぉぉう・・・何となく体験版の時からこの子の何か裏がありそうって思ったけど、とんでもない悪女でしたな・・・。この子が真の黒幕でした。全ての始まりとなったユリの黒い蕾を作り出した張本人。彼女が係わらなければ、もしかしたらイツキとユリは普通の恋愛が出来ていたかもしれませんね(仲良くなるまでに時間はかかったかもしれないけど)。写真を貼りだした犯人がユリ編とミク編で違いますが、狂っていたユリと元から悪女だったミクのどっちの言い分が正しいのかは証拠がないので分かりませんな。まぁそんなことは今更どうでもいいけどw まぁでも、ユリ編に比べたらマシかな。悪女に騙されたっていうだけですし(爆) 主人公は利用するだけ利用されて捨てられた憐れな人となっていました。
Hシーンに関しては他の2人と比べたらおっぱい見せる率が高かったので、1番良かったかな。まぁそれでもたったの3回しかおっぱい見せなかったけど(尚、ユリが1回、カナが2回)。パ○ズ○フェ○も1番良かったので、Hシーンに関しては1番だったかな。それでも全然期待外れですけどね。
【まとめ】
公式サイトのサンプルCGでもほとんどおっぱい見せてなかったから何となく嫌な予感したけど、本当におっぱい見せてませんね。なんかあえておっぱい隠してるみたいなところがあります。3人とも巨乳なので期待してただけにガッカリでした。
シナリオもユリ編が胸糞悪い終わり方だったので微妙です。ヒロインはカナが1番まともな女の子でしたが、肝心のシナリオが中途半端すぎました。期待してたHシーンもおっぱい見せずに不発と、良いところがロクになかったとです。Hシーンでおっぱい見せてくれればそれだけでも割り切って満足は出来たのになぁ・・・。
それから、背徳感を味わえるというところが見所だったような気がするのですが・・・体験版の部分まではその通りには楽しめたけど、後半はヒロインが狂い始めて普通にエッチしてることを暴露したりするから、背徳感がほとんどなかったですね。唯一まともな精神だったカナのときは、どういうわけかイツキが異常なほどカナの信者になっててこれまた背徳感なかったし。ぁぁ、その主人公はどのルートでも何もしてません。何もしてないまま利用されて終わるのがユリ編とミク編、カナ編は何かしようと思ったけど最後は結局カナ任せ。主人公はその場その場で言ってることが違うので、何をしたかったのかが結局まったく分からなかった。その場の雰囲気にただ流されるだけ。背徳感がない1番の理由はそのせいかもしれませんね。
まぁそんなわけで・・・悪女に弄ばれたいという人にはオススメだと思いますが、そうでない場合は細かいことは気にせず割り切れる人だけプレイした方が良いかもしれませんね。

さてさて、お次も2017年5月発売タイトルになります~。

「カサブランカの蕾」の公式サイトはこちらから↓
http://moresoft-info.jp/dolce/casablanca/】 

コメント (4)