2017年7月発売タイトル第4弾は、Whirlpoolの「初情スプリンクル」でした(*'∇')
本当は最初にやるつもりだったんですけどね、某期待作が延期しまくった影響で最後になりました(爆)
店舗特典です~。
小春姉ですね。この作品のヒロインを見たとき、小春姉しかいねぇって思ったのでw
初情スプリンクル 概要・世界観
ある日、主人公の神島宗太は魔族として覚醒したため、その原因となった魔石を盗み出した犯人を捕まえるためにやってきた魔女・冥堂羽月に協力して、魔石探しを始めるというファンタジーラブコメ。
神も悪魔も普通にいる世界。人間は神が作ったもので、魔族は悪魔の眷属または末裔。ただし、そういったものを知っている者は少なく、魔族も普通に人間として暮らしており、自分のルーツを知っている魔族は一握りのみ。又、魔族は「魔転身(デモントランスファー)」という変身をする。普段の姿でも魔法は使えるが、魔転身をすることで魔族としての本性・・・自分たちの血が受け継いできた「何か」に存在が近づき、全力で魔法を使うことが出来るようになる。尚、魔転身をしてると怪我をすることが殆どなく、例えしたとしてもすぐに治るというスグレモノ。
魔力が覚醒するのは9割以上が女性であり、男の魔族で魔力が覚醒するのは非常に稀。才能が開花した女性の魔族は“魔女”と呼ばれ、コミュニティの中核を担うことになる。コミュニティでは魔力が覚醒したモグリの魔族を管理する。
七柱の一族にはそれぞれ秘宝があり、羽月の一族のものは“魔石”と呼ぶ。魔石は一族の象徴であり力の源泉で、魔石は未覚醒の魔族の力を刺激し覚醒を促す力を持つ。その魔石の力により宗太は色欲の魔族に目覚めてしまった。その魔石は亀の姿をしており自分で意思を持ち、宗太のように魔族としての素質を持つ者を次々と覚醒させていくが、その目的は不明。
宗太たちの通う学園・聖礼学園では「聖礼あおぞら市」という伝統的なイベントが一学期末に開催される。これは部活主導のフリーマーケットのようなもので、学園を介さず直接部活の収入となることから、学園祭よりも盛り上がることで有名。ただし、直接現金のやり取りはせず、生徒会発行のチケットを所定の場所で購入し、そのチケットで支払うことになる。基本的には何かを売る行事ではあるが、他にミスコンがあり、それぞれの部活から代表1名が出場することになっている。尚、イベント名に“あおぞら”とあるように、校庭で行われるため校舎内は使えない決まりがある。
攻略情報については、最後の選択肢でどのヒロインを選ぶかで決まるようなものなので省きます。尚、1人ヒロインをクリアすると刑部奏ルートが解放されます。
初情スプリンクル キャラクター紹介(攻略ヒロインに関しては簡易的に紹介)
神島宗太
本作の主人公。聖礼学園二年A組。ラーメン屋の息子。理性よりも本能が勝っており、エロ発言が多い。ただ、自分の欲望には忠実なせいか男子の間では共感している者も多く意外な人気がある。以前は帰宅部だったが現在はラーメン同好会に所属している。同好会では副会長。
ある日、突然“色欲(アスモデウス)”の魔力に覚醒し、年中発情するようになってしまった。能力は「催淫(ポルノスイッチ)」。効果は無差別な催淫。女性に対して絶大な威力を誇る。しかし、本当の能力はただ催淫をかけるだけではないのだが・・・。
冥堂羽月
“高慢(ルシファー)系最古の血統・冥堂家のスーパーエリート・超天才魔女”と自負している女の子。ある日、魔族として覚醒した宗太に魔力抑制剤を投与し、一族の秘宝を盗み出した者を捕まえるために協力を要請する。その後、宗太が学園で覚醒したことを知り、聖札学園に転入してきた。
花房小春
宗太の家の隣に住む1つ年上のお姉さん。宗太とは幼馴染で聖札学園では生徒会長を務めている。完璧超人のため学園では信者が多い人気者だが、宗太にだけはダダ甘で宗太の姉を自称している。宗太とそれ以外の人で態度がはっきりと変わり、宗太とそれ以外の人で割り切っているため、他人には少し冷たい印象を受ける。
日向みお
宗太のクラスメイトで聖札学園の陸上部に所属。身体がちっちゃく可愛らしい容姿で人懐っこくて明るく元気な性格のため、宗太のクラスのマスコット的存在になっている。
百々咲雫
宗太の後輩でラーメン同好会の会長。ラーメンに関しては並々ならぬ情熱を持っている。普段はクール気取りでいるためか基本的には1人でいることが多いが、同好会のときは素顔を見せる。先輩に対しても物怖じしない性格で毒舌。
刑部奏
宗太の遠い親戚。聖札学園への進学を機に神島家にやってきて居候を始めた。学園では生徒会役員を務めており、宗太と小春の関係を知る数少ない人物。中性的で女性にも見せるが一応は男・・・らしい?
花房早希
小春の姉。小春とは少し年が離れているが身体は小春より小さい。自称・放浪のアーティストで普段はどこで何をしているのか分からない謎な人だったが、母校である聖札学園の臨時講師になることが決まったために戻って来た。
イメージ的には小春のパワーアップ版。押しが強く我儘で迷惑な性格。魔石が1000年ぶりに外に出たいと送った思念を受け取って、その願いを叶えるべく魔石を盗みだした今回の騒動の張本人で、天才魔女。
彼女の能力は「サウザンドドリーム」。想像を具現化する魔法。他人の能力すらコピーできるという非常に強力な魔法だが、一度行使した魔法は二度と再現することが出来ないという制約を持つらしいが、彼女自身が1度手にしたものには興味がなくなり試したことはないので真偽のほどは不明。
金峰清俊
学園の近所にあるお寺の息子で宗太の幼馴染。奏からは“和尚くん”と呼ばれている。茶道部所属。髪が非常に薄いというか無い。ツルツルw その頭皮のインパクトから学園でも結構目立っている。
口調は丁寧で温厚な性格のせいか、女子からは“清様”と呼ばれており、ファンクラブまで出来ているほどの人気者で、ある意味では宗太の正反対の立ち位置にいる。そして、宗太はそんな風にモテる清俊に僻んで色々と暴言を吐いてしまうことが女子に嫌われる原因の1つになっている。
婚約者がいる。爆乳好きらしく、婚約者がそうであることに満足している。むっつりスケベであり、中身は宗太に近しい存在w
初情スプリンクル 共通ルート あらすじ
朝、いつものように幼馴染の花房小春に朝ごはんを食べさせてもらっていた神島宗太。しかし、小春のスマホに姉の花房早希から電話がかかってきて、小春が姉を学園に送って行くことになったため、親戚の刑部奏と2人で登校することに。学園に着いてすぐエロ発言して奏を困らせていると、そこへ陸上部の朝練をしていた日向みおが宗太に突っ込んできて2人とも倒れてしまいます。みおと少し話をした後、校舎に入り教室前の廊下でクラスメイトの清俊と会うも、宗太は女子にモテる清俊に絡んでますます女子に嫌われてしまうのでした。
放課後、奏をからかって女子に集中砲火を浴びた宗太は、自分が所属するラーメン同好会に顔を出します。部室ではカップラーメンを食べている百々咲雫がおり、2人でラーメンを食べていると、小春が生徒会の仕事を手伝ってほしいと宗太を訪ねてきたため、宗太は小春と一緒に生徒会室へと向かいます。生徒会室に着くと、そこには亀がいました、亀は姉の早希が飼っているペットのようで、彼女が仕事があると言って置いて行ってしまったため、小春も困っていた様子でした。宗太が亀を見ていると、亀も宗太を見上げますが、そのとき不思議な感覚に囚われます。その直後、途端にムラムラして、小春を襲いそうになったため、必死に理性で抑えて生徒会室を飛び出します。宗太が去った後、早希が戻ってきて、亀と話をしていましたが・・・。
生徒会室を飛び出した宗太は街を歩いていましたが、道行く女性を見て発情が抑えられず戸惑っていました。そこへ、1人の女の子が声をかけ、宗太を裏路地へと連れて行きます。そして、裏路地に着くと、女の子は一瞬でコスプレのような恰好に変身し、刃化したリボンを宗太の喉元へ突き出します。その後、女の子は冥堂羽月と名乗り、宗太の“色欲”の力を封印しようとしますが、宗太には何のことか分からないままだったため、抵抗を試みると、色欲の魔力により羽月の様子がおかしくなります。その後、宗太が性欲と理性の狭間で必死に暴走を食い止めようとしている間に羽月は宗太の力を封印することに成功します。その後、公園で魔族などの説明を受け、魔族として覚醒した宗太は、羽月のコミュニティの預かりとなり、羽月は緊急用として携帯の連絡先を宗太に教えると去っていくのでした。
羽月と話をした後、家に帰ると、家の前で小春が待っていて抱きついてきます。そこへ魔女の姿へと変身した羽月が襲い掛かってきました。宗太は羽月をあっさり捕まえ、宗太を泳がせていたという彼女からもっと詳しく事情を聞くために、家に入れます。羽月は宗太たちが何も事情を知らないと判断し、一族の秘宝を盗み出した賊を追って来たと説明し、賊を捕まえてほしいと協力を要請しますが・・・。
翌日、宗太から話を聞いて聖札学園に犯人がいると睨んで学園に転入してきた羽月。しかし、転校の挨拶で悪目立ちしすぎたせいか、昼休みまでに彼女に声をかけてきたのは宗太と清俊だけでした。その後、宗太と羽月は昼食を食べに学食へ向かいますが、そこへみおが声をかけてきます。そして、3人で昼食を食べますが、羽月のことを聞きたがるみおに対して、羽月は不信感を抱きます。そこへチョップして魔女かどうか確かめ、その行動に驚いたみおは様子を見に来た陸上部の人のところへ去って行くのでした。
放課後、宗太は羽月に学園を案内しますが、その途中でまだ同好会に顔を出していないことを思い出し、慌てて雫のところへ向かいます。当然羽月も付いてきますが、羽月の尊大な態度と雫は折が合わず口論となりますが、宗太から雫は信用できる人物だと聞くと、ラーメン同好会の部室を“魔女関連お悩み対策本部”として接収すると言い出し、再び口論になります。その後、ラーメン対決で大敗北を喫した羽月は、彼女をギャフンと言わせて部室を乗っ取るために究極のラーメンを作ることに決めますが、ラーメン屋の息子である宗太にラーメンを教えてもらうために自分の部屋に宗太を連れていきます。その後、羽月にレシピを教えた宗太は連絡先を教えて帰りますが、家に着くと小春が心配して待っていました。そして、小春に今日1日のことを説明していると、小春に抱きつかれたため、今まで魔力抑制薬で抑えられていた色欲の力が発動してしまい、彼女に目を手でふさいでもらった状態で、小春の胸を見ながらオナニーしてしまうのでした。
魔力抑制薬を使っても抑えきれなかった宗太の魔力。しかし、このことを羽月に話したらどうなるか分からないから内緒にした方がいいと小春に言われ、羽月には黙っておくことにします。翌日の放課後、家庭科室で羽月とラーメンを作っていると、小春がやってきて、宗太に亀がいなくなったから手伝ってほしいとお願いしてきたため、宗太は羽月と別れ亀の捜索を手伝うことに。そして、しばらくすると、魔力を感じた小春はその場所へ行くと、人だかりができていて、みおが陸上部の人に担がれていました。みおの魔力が暴走していることに気付いた小春は人払いして、宗太に亀を探すよう言います。そして、宗太がいなくなった隙に魔力抑制薬を投与してみおの魔力を抑えます。一方、亀は雫の前におり、彼女を覚醒させようとしたところを早希に捕まえられていました。
その後、小春のところに戻ってきた宗太は、小春が一旦姉のところに戻ると言って解散になったため、部室に顔を出そうと部室に向かうと、部室の前には雫がいて、宗太のことを心配していました。さすがに事情を話さないとまずいだろうと思った宗太は、彼女にこれまでのことを説明します。その後、家庭科室で羽月のラーメンを食べた後、雫は羽月に魔女のことについて詳しく説明を求めますが、雫が事情を知ったと分かると、羽月は彼女をも巻き込み、ラーメン同好会改め魔女狩り部のスタートと宣言。後日、ラーメン同好会の看板は魔女狩り部へと変えられてしまうのでした。
とはいえ、生徒会長として見過ごせない小春は「魔女狩り部」の看板を外すように言いますが、羽月は聞く耳を持たず、それどころか宗太を使って小春を懐柔しようとします。小春の説得を任された宗太でしたが、自分の性欲がだんだん抑えられなくなり、小春と話している間も発情してしてしまい、思わず逃げ出します。その直後、みおに相談があると声をかけられ、人通りの少ない校舎裏に連れて行かれますが、彼女の様子からポルノスイッチが効いてしまったのかと思いましたが、みおの用件はまったく違うことで、「魔法少女かもしれない」と話します。その後、自分の家に彼女を連れていき、羽月を呼び出してみおの話を聞いてもらいます。彼女は最近夢を見て、光の珠が自分の中に入ってきて、それはすごい力で、それだけじゃなく口だけの気持ち悪い化け物も出てくる、これは世界を救えというメッセージかもと話します。しかし、羽月が真面目に取り合わなかったため、みおはしょんぼりとして帰ってしまうのでした。
それから数日後、ついに魔法を使った痕跡を掴んだ羽月。その場所は夜の学園の校庭でした。羽月は夜に張り込みすると言い出し、宗太もそれに付き添うことになりますが、そこに現れたのはみおでした。部活帰りというみおは、魔転身した姿の羽月を見て興奮しますが、そこへ“ひつじ仮面”と名乗る女性二人組(小春と早希が変装しただけですがw)が強襲してきます。みおをすぐに帰し戦闘が始まりますが、宗太の色欲の魔力が発動して、小春と羽月が宗太の取り合いを始めます。すると、こっそり宗太たちを見張っていた雫が魔女としての力を覚醒させて炎の魔法で攻撃してきたため、小春と早希は真っ先に逃げていきます。その後、雫も覚醒したばかりですぐに魔力を使い果たしますが、この騒動により宗太が魔力の制御が出来ていないことを羽月に知られてしまいます。翌日、昨日の一件から小春は自分も入部することで(ついでに奏も巻き込まれたw)「魔女狩り部」を認めることにしますが、あの場に居合わせたもう1人、みおが部室にやってきて羽月を追及します。そして、みおは魔法少女になりたい、羽月たちの仲間になりたいと言い出し、それを聞いて気を良くした羽月は入部届を取り出し、みおにサインさせ、みおは陸上部と兼部で魔女狩り部に入部することになったのでした。
ラーメン同好会が魔女狩り部へとなり、部へ昇格した直後、学園で毎年恒例の部活主導のイベント「聖礼あおぞら市」の話題が出て、魔女狩り部も参加することにします。元々がラーメン同好会(正確には弁論部ですがw)だったことから、出し物はラーメン屋台に決まりますが、生徒会に申請したところ、魔女狩り部の予算が発足したばかりで5000円しかないことが判明。そこで特別予算枠を獲得するためにプレゼンテーションを考えることになりますが、追加予算を申請する部活が多すぎて、結局一律3000円しか追加予算を得られないことから、宗太は奏から教えてもらった情報を元に、自分たちと同じ弱小の部活を集め、連合で予算と人員をシェアしようと提案。茶道部の清俊を主催者にして合同会議をひらいたところ、どの部も前向きになり、イベント初の合同出展となったのでした。
・・・と、いうわけで、1人目は花房小春でした~。
このおっぱいにしてダダ甘お姉ちゃんってことで期待していましたが・・・。
花房小春 キャラクター紹介
宗太の家の隣に住む1つ年上のお姉さん。宗太とは幼馴染で聖札学園では生徒会長を務めている。一見のんびりしているように見えるが、運動神経は抜群に良い。成績優秀にスポーツ万能と完璧超人のため学園では信者が多い人気者だが、宗太にだけはダダ甘で宗太の姉を自称している。宗太とそれ以外の人で態度がはっきりと変わり、宗太とそれ以外の人で割り切っているため、他人には少し冷たい印象を受ける。
とにかく何でも宗太の世話をしたがるが、寝起きに踏み込むのは女として慎みがないという持論で、宗太を起こしに来ることだけはせず、その代わりに目覚まし時計を大量にプレゼントしている。ただし、基本的な性格が横着者で、“宗太の世話をする”というのが目的だけで動いており、宗太への食事も同じメニューになることが多く、片付けは絶対にしない。大らかに見えて他人のことを気にしすぎる面があり、浮き沈みが激しいせいか、宗太のことを甘やかしつつ、自分が落ち込んだときは逆に甘えている。
「怠惰」の力を持ち、魔転身すると羊のツノが生える(更に胸元がすごいことになる)。魔法は「堕落への誘い(スリープクラウド)」。可愛らしい羊が相手を囲い、他者の気力や活力を根こそぎ奪い取る。しかも、他者の気力を糧とするため羊を無限に増殖することが出来るが普段はそれを制限している。まともにくらってしまうと行動不能になってしまうが、魔力が小春以上だったり気を強く持てば耐えることは可能。羊は小春と感覚が繋がっているため、羊の方を捕まえてしまえば小春に間接的にダメージを与えることが可能になるという致命的な弱点がある。
花房小春編 あらすじ
「聖礼あおぞら市」の準備は順調に進み、前日を迎えますが、当日に宗太の魔力が漏れたら大変になるからと再び小春が性欲処理に協力します。そしてイベント当日、午前中は皆がメイド服で出迎えたのもあって大盛況となり、あっという間に売り切れてしまったため、茶道部の人たちが買い出しに行っている間、宗太は1人で店番をしていましたが、ふとした瞬間に魔力が漏れ出してしまったことから、周囲の人を巻き込まないように校舎裏に逃げ込みます。その間もずっと昨日の小春とのことを思い出していた宗太は、小春のことを思いながら気を失いますが、宗太の魔力を感知した小春が駆けつけ、宗太の性欲処理のためにパイズリをしてあげます。宗太は姉だと思っていた人と一線を越えてしまったことに罪悪感を覚えていましたが、後夜祭で小春と二人きりになったとき、小春は変わらず宗太のことが好きと言ったことから、どうしてそこまで自分のことが好きなのか聞きます。すると、小春は2人が出会った頃のことを話し始めます。
小春はいつも両親がふらふらしていることから、宗太の両親によくお世話になっていました。自宅にいるよりも居心地がいいほどに。姉の早希もほとんど家にいなかったため、小春はいつも宗太と一緒にいました。小春は宗太のことを当時から可愛がっていて、いつか宗太のお嫁さんになって神島家の娘になることを夢見ていました。そのために、宗太が胸を張って自慢できて、それでいて全力で甘えられるお姉ちゃんになろうと決めていました。けど、姉になろうとしている自分を立てて弟でいてくれた宗太を見て、男の子らしいところを知った小春は、そこで初めて恋に落ちました。キッカケは神島家でキャンプに行ったときでした。宗太が迷子になったため、小春が捜しに行きましたが、宗太を見つけることは出来たものの、今度は2人揃って迷子になってしまいました。そのとき、先に泣いてしまったのは小春でした。けど、弟である宗太は泣かずに小春の手を取ってテントのあるところまで連れていきました。その時の男の子らしい顔を見て、小春は自分の初恋を自覚しました。宗太を甘やかすつもりだった小春ですが、実際に甘えていたのは彼女の方でした。宗太の前でだけではお姉ちゃんに、一番なりたい自分でいられるから。そう言って、小春は宗太にキスをします。しかし、キスしている最中に奏に見つかったため、慌てた小春は宗太の目の前で魔法「堕落への誘い(スリープクラウド)」を使ってしまい、誤魔化して逃げてしまうのでした。
以前、自分たちを襲った“ひつじ仮面”の正体は花房姉妹で小春は魔女だった・・・小春が使った魔法を見て“ひつじ仮面”の正体を知った宗太は、その真実と向き合うことを恐れ、小春を避けていました。しかし、このまま避け続けるわけにはいかないからと小春と向き合うことを決めた宗太は彼女のもとへ行きますが、小春も宗太のことを避けてたため、スリープクラウドで宗太を眠らせてしまいます。その日の夜は小春が家に帰ってこなかったため、翌日、大勢の人がいれば魔法は使えないだろうと思った宗太は、彼女のクラスに行きますが、小春が欠席していることを知り、自分も学園を早退して小春を捜しに行きます。すると帰る途中で小春を発見。驚いた小春が逃げ出したため、追いかけると公園でようやく追い詰めることに成功しますが、小春が魔転身して再び魔法を使ってきたため、羽月に教えてもらった対処法で出てきた羊を捕まえ、小春を行動不能にしてようやく捕えることに成功。そして、小春に大好きだ、何があっても小春姉の味方で信じていると伝えると、小春は嬉しくなって抱きつきますが、宗太が小春のことを何か勘違いしてたことから、自分はただ巻き込まれただけだったことを教えます。そして、早希と亀になった魔石の事情を知ると、どうしたらいいか迷っている小春に協力すると言います。その後、2人はキスをし、お互いに想いを伝えあうと、そのまま初体験を済ませるのでした。
協力すると言ったものの、亀が飽きるまで待つという早希をどうするか具体的な案も決められず、その上、早希から一蓮托生と共犯にされて対応が後手後手になっていた2人。早希は早希で勝手に動き、羽月に手を引かなければ周囲の人間に危険が及ぶという手紙を書きますが、小春はそれを真に受け、関係者全員を宗太の家に匿うことを決め、宗太と小春は何故あんな手紙を書いたんだと早希を問い詰めます。早希は宗太にだけちょっかいを出すという意味で手紙を出しましたが、それを羽月に拡大解釈されてしまい、このままではみおの陸上部の大会にも影響が出ることから、早速手を打つことにします。それは、宗太に小春を誘拐させるというものでした。
夏休み。宗太は早希に魔力を出したらトランスフォームをするようにしてもらい、宗太の家で合宿が始まった夜に、早速変身して作戦を実行することにします。そして、作戦は上手くいったものの、ますます羽月に警戒されることとなり、後々の言い訳がしにくくなっていることを宗太は実感し、小春もそれはずっと姉に言いたかったと呟くのでした。
それからは早希がちょっかい出すことはありませんでしたが、作戦会議で宗太がこの街に犯人の実家があるのかもと言ってしまい、羽月はその線で捜査を始めることにします。一方、宗太の魔力は小春とエッチしたことで日に日に大きくなっていき、小春とエッチなことをすると学園全体にまで影響が出るようになっていました。このままでは周囲の影響が計り知れないということで羽月から禁欲生活を命じられ、魔力をコントロールするための特訓を受けますが、少しずつ「催淫」の魔法を意識的に抑えるようには出来ていたものの、完全には押え込むことが出来ていませんでした。そんなある日、清俊と久しぶり会った宗太は、清俊に魔族のことを伏せて相談してみることにします。すると、清俊はSの心を持てば性欲はコントロールできると言われ、そっち方面で訓練を始めたところ、見事に性欲と魔力を切り離すことに成功。羽月も安心します。しかし、その特訓の成果を確認するため、小春とデートをしたものの、ずっと禁欲を続けていたせいか、結局魔力の放出を抑えきれなくなってしまい、暴走しかけてしまいます。小春は自分のスリープクラウドをポルノスイッチに重ねることでポルノスイッチを抑えることに成功します。元から自分の怠惰の魔法は宗太の魔法へのアンチ効果があるのではないかと思っていたものの、宗太が頑張っていたからずっと見守っていましたが、この日のことで自分さえいれば宗太の魔力を抑えることが出来ることが分かったため、宗太に焦らなくてもいい、我慢しなくても良いと伝えます。こうして、2人は久しぶりにエッチをするのでした。
しかし、小春の魔法は宗太の魔力を抑えるために大規模に展開されたため、羽月に犯人からの挑発行為だと勘違いされてしまい、早希は事態を収めるために再び“ひつじ仮面”となって羽月たちと対峙。後日、羽月は実家に帰ることになり、いつまでも進展がなかったことから担当が変わるかもしれないと言いますが、羽月が自分のことよりも巻き込ませた宗太たちに申し訳なく思っていたこともあり、宗太も小春も良心の呵責が限界になっていました。羽月は4日に一旦戻ってくることになったため、それまでに対応を考えることにした2人。そして、亀をこっそり回収して冥堂家に引き渡し、後は向こうの判断に任せた方が良いんじゃないかと2人は考えます。小春は早希が姉だからずっと庇っていましたが、心のどこかでいつまでもこのままでいられるはずはない、姉だからといって・・・姉だからこそ、人に迷惑をかけている以上は責任は取らせたいと言います。とはいえ、早希を出し抜くことは難しく、2人はどうすればいいか考えますが、作戦決行は早希の反撃を封じるために羽月が戻ってきた後に彼女と会う日とし、口実は羽月の送別会として皆を集め亀を回収するというものでした。そのためには、雫とみおの協力は不可欠であることから、先ずは2人に真実を話すことにします。そして、雫とみおに真実を話しますが、それを聞いた雫は、そういうことならいくらでも対応することは出来た、亀の意志を尊重するという早希の言い分は、リードに繋がれた飼い犬が散歩したそうにしているのを見かけたら他人でも勝手にリードを解いていいということと同じであり、それは身勝手な理屈で行動を正当化させているだけとバッサリ切り捨てます。とはいえ、雫は手のひらで転がされているのはイヤだからと亀の奪還に協力することにします。
そして、作戦決行の日。羽月のマンションで送別会をすることになり、宗太と小春の2人で亀を奪還することにしますが、早希は酒が弱点であることから、2人は一足早い誕生日パーティとう名目で早希に酒を飲ませます。そして、ようやく早希が酔いつぶれたため、亀を持って羽月の待つマンションに行き、羽月に説明しますが、当然羽月は怒り宗太を何度も殴ります。羽月の気が済んだ後、亀を差しだそうとしますが、亀がこれを拒否し、宗太の身体を乗っ取って街中に魔女覚醒の光を振り撒きます。そして、亀が乗り移った宗太は窓から飛んで行ったため、小春は単独でそれを追いかけます。自分が宗太を頼り過ぎたせいでこうなってしまったと責任を感じた小春は懸命に宗太を追いかけ、ようやく捕まえますが、“太古の魔神”と呼ばれた存在の魔力は並大抵のものではなく、小春は引き離されそうになりますが、必至に宗太にしがみつき、そうちゃんを返してと訴えます。すると、小春を拒絶する魔力の放出は収まったため、小春は“こんなことをしなくていい”と言って、自分の全魔力を使って街中に広まった覚醒の光を無効化します。しかし、自分の魔力を使っても足りなくて、もうダメかと思ったそのとき、宗太の身体から力が流れてきて、何とか街中の覚醒を抑えることが出来たのでした。
宗太が目を覚ますと小春の腕の中にいました。宗太は断片的ながらも自分のしたことを思い出し、小春が助けてくれたことを思い出します。そして、宗太は乗り移られたときに亀の目的を知ったため、それを小春に話します。魔力を拡散させ魔女を覚醒させる・・・それだけが亀の目的であると。亀は自分の役割を果たそうとしたかっただけなのだと。亀は自分が役に立ちたくて役割を果たして褒めてほしかっただけでした。けど、寂しくても鳴いても声は届かなくて、それを聞き届け外に連れ出したのが早希であり、その役目を終わらせたのは小春の“もうこんなことをしなくていい”という言葉でした。宗太は亀の寂しい気持ちを理解して、散々迷惑かけられたのに嫌いになれないと言うと、小春はそうちゃんは優しい子だものねと言って宗太の背中を撫でてあげます。そこへ魔力を辿ってやってきた羽月が追いかけてきますが、亀の気持ちを理解してそっとしてあげてほしいと言う宗太と、冥堂家の使命としてここにいる羽月では折り合わず、話は平行線をたどります。そこへ早希がやってきて、こうなった以上は無理矢理にでも言い分を押し通すしかないと言って羽月と戦闘を開始。宗太は最悪の事態になったと思い、こうなってしまったのは仕方ないと諦めようとしますが、仕方ないと思ったらダメと小春に注意され、目の前の事態に向き合うことにします。そして、小春はこの事態を収めるため、スリープクラウドを使おうとしますが、魔力の限界に来ていた彼女ではもう羊を作り出すことは出来なかったため、宗太に先程してくれたように魔力を分けてほしいと言うと、宗太の中にいる魔石が反応し、膨大な魔力が宗太の中から湧き上ります。そして、小春が宗太を抱きかかえると、湧き上った魔力は大きな羊へと変わり、羽月を無力化することに成功するのでした(街中の人も巻き添えで眠りにつきましたが)。
事態が収まった後、早希は羽月を拘束しようとしますが、そこへ羽月の母・那月が姿を現します。そして、事情を話した後、那月が亀の存在を確認しようとしたため、宗太は自分の中にいると言おうとしますが、何故か小春の方から亀が出現します。どうやらさっき魔力を分け合ったことで宗太と小春、そのどっちにも行き来できるようになったようでした。特に小春のことは気に入ったようで、那月が亀をもう一度出すように要求すると、亀はそれを拒否して強力な一撃を那月にお見舞いします。小春や宗太に何かしようとすると亀が反応することが身を以って理解した那月は態度を軟化させ、2人のことを“冥堂家の家宝を保護してくれる人”という名目で礼を尽くし、宗太たちの関係者にも手出ししない事を約束。ただし、今回の騒動で街中で覚醒した魔女たちへの対処を花房家で対処するという条件付きで。こうして、冥堂家の家宝を巡る騒動はひとまず終息するのでした。
花房小春編 感想
小春姉に甘えて、実は構ってちゃんな小春姉に甘えられて・・・そういった部分はとても良かったですし、小春姉のダダ甘なところは期待通りと言ったところでしょう。ラブコメという印象が強すぎるので、あまりイチャラブしてたようには感じられませんでしたが。シナリオに関しては、「最初から正直に話せば済んだんじゃね?」っていうオチでした。まぁあれだけ騒動を広めたからこそ亀が自分の居場所を見つけられたわけですが・・・。そんなわけで、内容に関しては、甘えさせる方でも甘える方でも両方でダダ甘な小春姉を見られたのは非常に良かったですが・・・シナリオは普通って感じです。それよりも・・・正直に言っていいですか?
Hシーンに関しては不満が多すぎます。
体験版をプレイした感想で懸念していた通り、やはり生殺しのシーンが多すぎる。Hシーンの回数が少ないので、必然的にHな雰囲気になっても肝心のHしてるところが飛ばされる、又は、第三者が介入して邪魔されるというオチになり、生殺し状態が続いた挙句、小春姉が本番Hでおっぱい見せない。生殺しにされた挙句に本番Hでおっぱいも見られないとか最悪レベルですよ。またですよ、一般シーンでおっぱいを強調してるのにHシーンの本番になるとおっぱいを見せないパターン。もうガッカリの極みでした。こういうエロを前面に押し出したときは、ブランドの通例なんておかまいなしにHシーンを増量すべきだと思うよ。今まで通りでは絶対に物足りなく感じるから。あそこまで生殺しさせて恋人になった後のHシーンが3回だけとか有り得ないでしょ(本編から切り離されているおまけHは除く)。エロを前面に押し出すのなら、恋人になった後のHシーンは本編中に6回・・・せめて5回は欲しいところ(おまけはあくまでおまけで別として考える)。恋人になる前のHシーンなんて本番がないんだから本当ならカウントしたくない。
Hシーンの回数は6回。共通ルートで1回、恋人になる前に1回、恋人になった後に3回、クリア後に1回です。本番Hは恋人になった後の4回でそれぞれ1回ずつ。1回目は小春姉の谷間は見えるけどおっぱいは見せないまま主人公のオ○ニーを見るだけっていう誰得な内容でガッカリ。2回目はパ○ズ○フェ○だけどフェ○があまりに中途半端すぎてガッカリ。この2つは体験版で見たのでもうガッカリするのは分かってました。しかし、ガッカリはそれだけでは終わらなかった。初体験は前戯でおっぱい全開だったのに肝心の本番ではだいしゅきホールドでおっぱい見せずガッカリ。2回目の水着Hはバックをお尻から見た構図のためおっぱい見せずガッカリ。3回目は抱き合っている上にやっぱりお尻から見せるという初体験と水着Hを合わせたような構図のためおっぱい見せずガッカリ。おまけHでようやくおっぱい見せたけど、おまけだからなのか尺が短すぎてガッカリ。こんなに期待を裏切られたのは久しぶりですわ(´д`) 1番好きなヒロインでここまでガッカリしたのは着衣エッチばかりだった久美浜ゆき(戯画の「恋愛フェイズ」)以来です。まぁ着衣ばかりで半脱ぎもせずおっぱいをまったく見せなかった(しかも折角の初体験を他のヒロインに邪魔された)ゆきに比べれば、服を脱いで片方だけとはいえちょっとだけ見せてる小春姉の方がマシですが。本番Hでおっぱいを見せない巨乳っ子なんて居る価値あるのか?それだったら、ましまろですの汐みたいにロリおかん路線でいってくれた方が良かったわ。そうすれば余計な期待は持たずに済むし(まぁそれだと巨乳が羽月だけになるので買わなくなる可能性の方が高くなりますが・・・今作は小春目当てなところがあったので)。
一般シーンだと甘えさせてくれるシーンと甘えてくるシーンとで両方あって可愛い小春姉が見られた点では満足ですが、肝心のHシーンの不満が大きすぎて全然楽しめなかったです、はい。
・・・さて、もうやる気が失せたけど、羽月編に望みをかけて続けます。お次は日向みおです~。
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【花房小春編】【日向みお編】【百々咲雫編】【冥堂羽月編】【刑部奏編】
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Hシーンに対する期待が大きかったヒロインだけにガッカリでした・・・。小春姉自身はすごく良いのになぁ・・・残念です。