2人目は紬木ひなたでした~(*'∇')
紬木ひなた キャラクター紹介
夏休みの入る直前、学校の廊下でぶつかった美少女。実は拓巳が大ファンである邪龍王碑鉈本人である。学校では1年生のため拓巳の後輩にあたる。気が緩むと自分のことを「ひな」と呼ぶ。普段は大人しいが、口を開けば色々と毒を吐く隠れS。
オタク界隈では絶大な人気を誇る作家だが、若干人見知りをするせいか学校ではぼっちであり、いつも1人でいる。アニメやゲームに関しては拓巳よりも詳しい。
学校での自分と同人業界での自分のギャップに戸惑いを感じていたようだが・・・。
紬木ひなた編 あらすじ
ひなたのことが気になりだした拓巳は、ひなたと一緒に下校しゲーセンに寄り道した後、帰りますが、その帰り道でひなたに邪龍王碑鉈との関係について尋ねると、ひなたは明確な答えは言いませんでしたが、拓巳にそんなに邪龍王碑鉈の絵が好きなのかと聞きます。拓巳は当然好きだと答えますが、ひなたから好きと言っても結局はその他大勢の中の1人なんですよねと聞かれ、1番特別な存在だと返します。先生の作品は自分の内面に馴染む、もしかしたら先生は、何か潜在的に抱える孤独のようなものを埋めるために、創作活動という行為に打ち込んでいるのではないかと言います。そして、そんな先生の作品に救われたことは一度や二度じゃない、先生の作品が大好きなのと同時に先生自身のことも大好きなんだと熱く語ると、ひなたは拓巳のことをやっぱりおかしな先輩ですねと言い笑うのでした。
ある日の休日の事、アキバへ買い物に出かけた拓巳は、その帰りに怪しい男性と一緒に喫茶店へと入るひなたを発見し、心配して見つからないように喫茶店に入りますが、男性との会話の内容から、ひなた本人が邪龍王碑鉈であることを知り、思わず大声をあげて驚きます。声をあげたことで、ひなたに尾行がバレてしまい問いただされますが、先生がひなた本人で納得したという拓巳の感想を聞き、バレてしまった以上は協力してもらうと言って、拓巳を自分の住むマンションへと連れて行き、自分の描く漫画に対して感想を教えてほしいと頼みます。
拓巳はそれなら友達に頼めばいいと言いますが、ひなたは学校では大人しく根暗で流行にも疎く空気の読めない面倒な子・・・クラスではそう思われており、いつも1人でした。ひなたはそれを自業自得だと思い、無理して周囲と打ち解けようとはしませんでした。そして、1人ぼっちだった彼女は、部屋に籠ることが多くなり、大好きだったお絵かきの腕を磨いていき、今や売れっ子の同人作家となっていきました。しかし、漫画を描くことしか取り柄のないひなたは不安を感じていました。現実の自分と違い、有名になっていく作家としての自分。“売れなくなったら、誰からも見向きされなくなる”という脅迫観念すら覚え、最近は筆が重くなってスランプに陥っていました。だから、拓巳に協力をお願いすることにしたのです。そんな彼女の心情を知った拓巳は、黙っていられなくなり、彼女に“何でも”協力することにします。それを聞いたひなたは、エロ漫画を描く為の資料として、拓巳の服を脱がし、初体験を済ませるのでした。
それから色んなところでロケハンと称してエッチをするようになった2人。そして、商業関係の仕事も請け負うようになったひなたに対し、拓巳がその理由を聞くと、ひなたは今までは一人ぼっちでただ好きな漫画を描いていただけだったけど、今は拓巳や委員会の皆に出会えて漫画以外にも充実した日々を手に入れることが出来た、そんな満ち足りた状況の今だからこそ、本当の意味で自分自身の気持ちに向き合うことも出来た・・・現実から顔を背けるための手段ではなく、現実と積極的に関わるための手段として、その為に本格的に漫画家を目指そうと思った・・・そう答えます。そんなひなたの想いを聞いた拓巳は、改めて彼女の活動に協力する決意を固め、ますますロケハンに張り切るのでした。
しかし、拓巳はひなたとの快楽に溺れてしまい、彼女の原稿のことが頭にありながらも、そこから目を背け目的と手段が入れ替わったままロケハンを続けます。そして、一緒に参加しようと約束し合った同人誌即売会の前日、ひなたのサークルのホームページを見た拓巳は愕然とします。ひなたが原稿を落として新刊が出せないという告知を出していたのです。翌日、自分自身とひなたへの憤りを感じながらひなたの部屋を訪れた拓巳は、ひなたにイベントに行こうと言います。しかし、ひなたは次もあるからと言われ、一瞬納得しかけますが、このままではダメだと思った拓巳は、ひなたに自分の気持ちを打ち明けます。自分たちの関係が始まったのは漫画のためだったけど、今は手段と目的が入れ替わっている、このままではひなたちゃんの漫画に対する気持ち、ひたむきな想いが失われてしまう、俺はひなたちゃんの負担にはなりたくない、俺のせいで目標に向かって突き進んでいくキミの輝きを曇らせるようなことがあってはならない、立派な漫画家になってその作品を多くの人達に届けたい、それがキミの望んでいた幸せの形だったはず、そしてそれは、ひなたちゃんの1番のファンである俺自身の望みでもあると。自分の想いを打ち明けた拓巳は、これ以上ひなたの進む道を邪魔しないよう、彼女の部屋から立ち去ろうとしますが、それをひなたが引き止めます。ひなたは私の1番のファンであると言ったけど、もしもそれ以外の気持ちもあるのなら、センパイの口から伝えてほしいと言います。すると、拓巳は心の奥底にあった彼女への本当の気持ちを言います。ファンだからとかそういうのは関係ない、俺はひなたちゃん自身のことが好きなんだと、だから幸せになってほしいんだと。すると、ひなたもセンパイのことが好きですと目に涙を浮かべて返事をします。こうして、拓巳はひなたの恋人となったのでした。
それからひなたは学校でも友達が出来、充実した日々を送っていましたが、年末のイベントのときにその友達が拓巳の好きな作家の1人“アルティメット鈴木”であることを知り驚きます。そして、彼女が商業誌での連載を開始し、自分も漫画雑誌社の編集者を紹介してもらったとひなたは言いますが、それを話すときの彼女はあまり元気がありませんでした。しかし、その時の拓巳は、ひなたが元気がないことについて、雑誌への掲載が決まるか不安なのだろうとしか思っていませんでした。そして、年が明けた頃、その理由を知ることになるのでした。
年が明けしばらく経っても何もしないひなたに、次のイベントの新刊の構想を考えようと提案する拓巳ですが、彼女から新刊はもう描かない、サークル活動は休止すると言われ驚きます。その理由は、有名な週刊少年漫画誌への連載が決定したからでした。しかし、そのためにある誓約書にサインをすることが条件でした。その雑誌は健全な少年漫画誌であるために、作家には一切大人向けの活動を禁止するという項目が書かれていました。まだ編集部へは連載用の原稿は渡していませんでしたが、その原稿を渡してサインしてしまえば、契約は締結されてしまい、それは、ひなたが二度と同人活動が出来なくなってしまうことを意味していました。そして、ひなたは今の邪龍王碑鉈という存在を形作っているのは自分だけじゃない、センパイも居てくれたからだと話し、拓巳に同人活動を止めてまで連載を優先するか決めてもらうことにします。もしも同人活動を続けるべきだと思うのなら、その連載用の原稿を破ってほしいと。
決断を迫られた拓巳の答えは、描いた原稿を編集部に届けることでした。描いた漫画は続きが楽しみだ、同人活動については残念だけど仕方がない、俺はひなたちゃんの可能性を狭めるようなことはしたくないと。ひなたは拓巳の下した決断を受け入れ、これからは一般向けの漫画家として歩むことを決意します。そして、以前から掲載が決まっていた大人向けの雑誌の読切漫画については先方も了承してくれていたため、その原稿を描くために拓巳と最後のロケハンを行うのでした。
それから拓巳はあまりひなたと会えなくなったものの、週刊誌での連載を開始したひなたの漫画は、瞬く間に人気となりアニメ化まで決定します。更に学園内でも彼女のことが知れ渡り、人気者となっていました。しかし、拓巳と同じく邪龍王碑鉈のファンだった剛力からペンネームを変えた今の彼女の漫画は苦しそうに見えると言われ、拓巳も今まで目を背けていたモノと向き合うことにします。そして、最新号を読んだ拓巳は最後のページに描かれていた最終回という文字を見て驚きます。すると、ひなたが拓巳の部屋を訪れ、週刊連載を終わらせた理由を話します。週刊連載を始めた当初は良かったけど、少しずつ苦しくなっていった、愛しのセンパイと離れ離れになってまで、大好きだった同人を捨ててまで描いたものが“これ”なのだろうかと。そして、自分の納得のいく作品が作れなくなったこと、拓巳との離れ離れの生活が苦しくなったことから、編集部に連載終了を申し出たのです。拓巳はそんな自分勝手なことをして干されるのではという懸念を口にしますが、ひなたは漫画の著作権を全て編集部に譲渡することで円満に解決したと話し、更に同じ雑誌社から新しく立ち上がる大人向けの漫画雑誌での連載が決まったと言います。こうして、ひなたは再び邪龍王碑鉈として拓巳と同人活動とロケハンを再開することが出来るようになったのでした。
紬木ひなた編 感想
ひなたが漫画を通して自分自身と向き合っていくお話。まぁほとんどエッチメインですけど、その漫画を描くという部分に関してはひなたの葛藤がよく描けていたと思います。主人公のバカさ加減は微妙ですけど、ひなたの漫画に対する想いが分かるお話になっていた点は良かったです。
ひなたはSなところとMなところと両方兼ね備えていて、エッチシーンは振れ幅が極端でしたね。序盤のHシーンは割とおっぱい見せて良かったと思うんですけど、ひなたがSっ気を見せるときは主人公の身体がメインで映るCGが多く微妙、ひなたがMっ気を見せるときはアヘ顔&エロくない喘ぎ声になって微妙と、どっちも微妙な感じになっていました。他のヒロインもそうだけど、この作品はいきすぎるとダメになるねヽ(´ー`)ノ
あと、主人公の小便はマジ要らない。
「てにおはっ!2 ~ねぇ、もっとえっちなコトいっぱいしよ?~」の公式サイトはこちらから↓
前半は良かったと思うけどね・・・あと、おっぱいの大きさが足りない(爆)