●12月1日一般質問3日目、市議会議場で騒ぎは起きた。
午後一番の議員が質問を行っている最中、後方2階の傍聴席から落ち着きのない傍聴人のつぶやきが聞こえて来ると思った瞬間、それが突然怒鳴り声に変わった。
どうやら、こんなやり取りは議論ではない、というようなことを言っているようだ。
議員に与えられた一人60分の時間で、市長への市政全般に渡る質問が一般質問なのだが、どうやら気に入らないらしい。
この時は、副議長が議事を進行していたが、この傍聴人は、再三の注意も聞かず、退場命令を言い渡されることとなった。
退場の間際まで市長に対し、犯罪者だなどと悪態をつきながら退場させられたのだが、この傍聴人はいったい何がしたかったのであろうか?
議会は合議体である。気に入らないからと言って実力行使するのでは、議会は不要である。
ただ言えることは居眠りばかりしているこの議会にとっては、昼食後の一番の居眠りタイムが刺激ある時間に変わったとはいえる。
民間の会社で就業時間内に堂々と居眠りしたら、次の日には席がなくなっていることだろう。
恥ずかしながらこの議会では、市長も議長も議員も職員もまあよく寝るものだ。この10年間、何度となく寝るなと叫んで来たが、勤勉に居眠りは続く。
それどころか、偉そうに言うなという視線が向けられる。こんなことは議会改革でも何でもない。当たり前の世間のルールをまずは守るべきだ。
傍聴人に怒鳴られなくても、真剣に仕事をする議会には、一体いつになったら到達できるのであろうか。
あぶかわひろしは今日も行く
あぶかわ浩(虻川浩)小平市議会議員のホームページ