「萩往還」の疲れを癒しているうちに、「第2回 みちのく津軽ジャーニーラン」(250km)まで、2ヶ月を切った。川崎市に所帯を構えた次女宅に滞在がてら、2回ほど、「奥武蔵グリーンラインチャレンジ」を走った。楽しい団体だなとの印象を持っていたが、そのスポーツエイドジャパンの舘山代表が、故郷の弘前を舞台に「夏の光あふれるみちのく津軽へのいざない」として立ち上げられた。昨年の私としては無謀ではあったと思うが、なんとか、超ウルトラには絶好の(雨ではあったがそれゆえの)コンデシヨンに恵まれ、津軽の風景を楽しみながら、初200kmを完走することができた。これにより今回は、優先権を貰えたので、ずいぶん迷ったが、走ることにした。
2016年7月15日am1030頃、私は、コースの下見ドライブ途中、十三湖畔で名物のシジミ汁を食べていた。が、七分袖の腕に鳥肌が立った。「寒いね!」「うん、この時期、日本海側からの風は、そうでもないけど、太平洋側から吹くと寒いんよ。」と売店のおばちゃん。確かに、十三湖の方は、霧か霞か、そう強くはない風が吹いている。「やませ」という言葉は知っていたが、この風を言うのかどうか。
帰宅して、しばらくして、朝日新聞「折々の言葉」にこの句が掲載された。佐藤鬼房、釜石に生まれ塩釜を本拠とした俳人。東北の風土そのものを貫いたいわゆる社会派、わたしは、好きである。
いま、気象庁のデータを調べてみると、十三湖北側の市浦では、7月15日、平均気温18,9 最高22,1 最低17,1 平均風速5,1 最大風速6,9東北東とある。”さむい”数字ではない。あの体感との差は何だろう。
舘山さんの言葉。”「じゃわめぐ」とは、津軽の方言で「血が騒ぐ」という意味を持つ。、、津軽の冬は厳しく長い。、、長い冬の間、寡黙であった津軽の民の多くが、自らも熱く燃え上がる夏祭りを前にじゃわめぐ。そして、津軽平野の稲もりんごも夏の光を浴びてじゃわめぐ。そんな時期の津軽は躍動感にあふれ、実に素敵だ。”
私は、福岡に生まれ、福岡のそとに暮らしたことが無いので、津軽の気象は、まったく想像もできない。私にとって、津軽を走るということは、アドベンチャーレースなのだ。ただ、自分の脚で、竜飛岬を目指すのは、おそらく最初で最後のチャンス。思い切って、楽しんで来よう。
2016年7月15日am1030頃、私は、コースの下見ドライブ途中、十三湖畔で名物のシジミ汁を食べていた。が、七分袖の腕に鳥肌が立った。「寒いね!」「うん、この時期、日本海側からの風は、そうでもないけど、太平洋側から吹くと寒いんよ。」と売店のおばちゃん。確かに、十三湖の方は、霧か霞か、そう強くはない風が吹いている。「やませ」という言葉は知っていたが、この風を言うのかどうか。
帰宅して、しばらくして、朝日新聞「折々の言葉」にこの句が掲載された。佐藤鬼房、釜石に生まれ塩釜を本拠とした俳人。東北の風土そのものを貫いたいわゆる社会派、わたしは、好きである。
いま、気象庁のデータを調べてみると、十三湖北側の市浦では、7月15日、平均気温18,9 最高22,1 最低17,1 平均風速5,1 最大風速6,9東北東とある。”さむい”数字ではない。あの体感との差は何だろう。
舘山さんの言葉。”「じゃわめぐ」とは、津軽の方言で「血が騒ぐ」という意味を持つ。、、津軽の冬は厳しく長い。、、長い冬の間、寡黙であった津軽の民の多くが、自らも熱く燃え上がる夏祭りを前にじゃわめぐ。そして、津軽平野の稲もりんごも夏の光を浴びてじゃわめぐ。そんな時期の津軽は躍動感にあふれ、実に素敵だ。”
私は、福岡に生まれ、福岡のそとに暮らしたことが無いので、津軽の気象は、まったく想像もできない。私にとって、津軽を走るということは、アドベンチャーレースなのだ。ただ、自分の脚で、竜飛岬を目指すのは、おそらく最初で最後のチャンス。思い切って、楽しんで来よう。
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