クッキングこめぞうの井戸端日記

こめぞう長屋の井戸端で縁台に腰掛けながら、暫し四方山話に花を咲かせましょう!
美味しいコーヒー入りましたよ

それでも僕はやっていない

2009-07-10 20:16:56 | TV・新聞・ドラマ・事件・災害

周防正行監督 2007、1,20

フリーターの徹平は就職面接を受ける
ため朝の満員電車に車掌に背中を押さ
れながらしかも上着の裾をドアーに挟ま

れた状態で電車は発車、そこで前にいた
後ろ向きの女子中学生に痴漢に間違わ
れてホームで手をつかまれ駅事務所へ

そして警察に勾留され刑事の尋問が始
まる。しかし物語は一方的に展開してい
くなにを言っても信用されずすべてが有

罪に導かれていく。日本の有罪率は99、
9%だそうで起訴されればほとんど有罪
になるシステムになっているようだ。

それを覆すのは並大抵の事ではできな
い。目撃者がいない。被害者の証言だけ
が優先されていく。手指のDNA鑑定もさ

れず、(刑事の怠慢)現場にいた女性の
証言も否認され結局判決は3月の懲役
に処し執行猶予3年の判決が下される

映画では控訴することに、また長い戦い
になる。「疑わしきは被告人の利益に」
という原則は全く無視されていて、裁判

官の点数稼ぎとしか言いようがない。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カレンダー