クッキングこめぞうの井戸端日記

こめぞう長屋の井戸端で縁台に腰掛けながら、暫し四方山話に花を咲かせましょう!
美味しいコーヒー入りましたよ

老人の心理がわかる本

2009-07-23 20:53:47 | 読書(書評)(新)読書会
文京女子大学教授 河出書房新書

「老化に適応する人格の特徴」

本格的な人生八十年時代となり、上手に
年を取っていくためにはどうしたらよいか、
の模索が盛んに行われるようになっています。

①円熟型…自分および自分の過去現在を受容
しつつ、未来志向である。日常生活に対して
建設的に接しようとする。引退後も積極的に
社会参加し、いろいろな趣味に関心をもつ。
人間関係についての満足感が強く、かつその
ために努力をする。

②ロッキングチェアー型…他者に依存する受
け身的、消極的な姿勢で持って現在を受容
する。仕事に対する野心はなく、引退してい
るという現在の状況に甘んじて、楽に暮らそ
うとしている。

③自己防衛型…強い防衛規制を敷くことにより
老化の不安に対処する。引退後、いつまでも
活動することにより、適応できるとかんがえる。

④外罰型…今までの自分の失敗などに対して
敵意を示し、その対処として他者を避難し、
攻撃しようとする。趣味もなく、特に死に対して
不安、恐れを抱いている。

⑤内罰型…自分の不幸、失敗にたいして外罰型
と異なり、自責的態度をとる。意欲は少なく、
受動的である。他者への関心も少なく、孤立し
死は耐えられない存在からの解放と受取、恐れ
ない。

老親の言動を受け止め兼ねる場合には、上記の
いずれかの傾向にあてはめれば、たいていは理
解出来るのではないでしょうか。

1968年アメリカ、ライチャードらが発表した

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戦後日本はアメリカの個人主義を輸入しました。
また核家族制度も輸入しました。大家族から核家
族になりました。親と子が遠くに離れて暮らすよ

うになりました。いったいこの先どうなるのでし
ようか?






コメント (4)
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