2009,10、15、 朝日新聞 声欄
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台風18号が接近した早朝はひどい
風雨だった。ものすごい音で外の様
子を感じるだけで、目で確かめる余
裕はない。私は「今朝はまだ新聞が
配達されていませんように」と胸の
うちで念じていた。(中略)
和歌山県では、バイクで新聞配達中、
倒木に衝突して死亡する事故が起き
ていた。時間どおりに個別配達する
のが日本の新聞の使命とはいえ、身の
危険をおかしてまで遂行しなければ
ならないとは…。今回の事故は本当
にお気の毒だ。
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▼あの夜は3時過ぎから風雨が強まり
かなりの風や雨が吹き荒れた。当地では、
風雨の激しくなる前に歩いて配っていた
ようです。いつもの時間にバイクの音が
しなかったようで、風の為安全策を取った
のだと思います。家の密集したところでは
それも可能でしょうが、一軒一軒が離れた
地区ではやはりバイクに頼るしか方法が
ないのかも知れません。でも台風等の悪
天候時では風雨が収まってからの配達
でもよいのではないでしょうか。ご冥福を
お祈り申し上げます。