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たわごと~産業カウンセラーとして~

資格取得後もまだまだ研鑽の日々です。勉強会で感じたことを中心に、日々思う事や季節のことレシピまで自分を表現する日記です。

今の子供たち

2007-05-17 22:20:28 | 日々の雑感
また凄惨な少年事件が起こってしまいましたね。

原因は?とか精神状態は?とか各方面から色々な事が言われていますが、だいたい結論は理解できない、わからないということばかりです。
たぶん、被疑者自身もよくわかってないのではないでしょうか。わからないけど、そういう一面があったという事。人は自分でもわからない一面がどこかにあるものだと思います。

ある一因に急速なIT化による弊害があげられないでしょうか。
以前から3男がよく言っていました。「今の中高生は病んでるよ。どうにかしないと殺人なんかもっと増えるよって。でも誰に言ったらいいのか、大人に言っても理解してもらえない問題なんだ。」って。かなり危惧を覚えていたようです。
ネット上での問題や、携帯などの問題が大きいそうですが、その中で子供達の闇の世界のような部分があるらしいのです。

なら、やめればいいとか、禁止をするとか大人はすぐに簡単に言うけれど、未熟な子供たちはどうすればいいのかわからないのではないのかと思うのです。
急速にIT化が進む中、今の大人達が子供時代には決して経験していない事をわかってあげることは無理なのでしょうか。

3男は昭和の最後の年の生まれですが、その後の平成生まれの子供たちは「なにか」に苦しんでいるようなのです。
こんな時代を理解できるとしたら、自分達(3男の世代)が30代40代になってからなのかな、それじゃ遅いと思うよと言っていました。

じゃ~どうやってそんな子供たちを救っていけばいいのかな・・・

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5 コメント

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事件もひどいですが・・・ (じゃあああまん)
2007-05-18 16:46:38
私が、この事件で問題視したのは、少年の行った行為そのものよりも報道のあり方でした。例によって例の文句・・・少年は神経科に通院歴があり・・・これでまた、精神神経科・メンタルクリニックに通う患者さんに対する偏見が1つ増えました。カウンセラーとしては、悲しい事だと思います。

少年の行為は、(恐らく)犯罪とはならないでしょう。医療少年院送りになるのではと思います。私は、このような社会を作り上げてきた我々大人たちの責任はどうなるのだろうと思います。だからと言って、「では、どういう責任が負えるのか?」と問われると、返す言葉もございませんが・・・。
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異常の線引き (一茶)
2007-05-18 21:28:28
少し前にネットを検索していて見つけて以来、毎日興味深く拝見させていただいています。
今回の福島での事件ということで、こうして初めてコメント投稿いたしました。
我が家の母親の発言で『頭が良すぎておかしくなったんだ』『結局特別なおかしい人』等があり、そうやって『~は~というもの』という変な線引きがこうした事件や子供たちの本当の問題や理解から大人を遠ざけているのだろうと考えています。

この事件を知ったときに私が書きなぐったのが
『心を閉ざしても、自分の世界だけに生きても生きていけると思うから、またそれで生きてはいけているから、あいさつや人間関係を希薄にしたまま。
親関係ないとか殺してもいいとか、別にどうでもいいとか何かが欠如したままでいい。
心も他者との関係性も、自分を形作るが排除されたまま、しかし存在する自身との不整合性。
ゆえのある意味異常でもなんでもない当然の親殺し。』
という一面もある気がするのですが。

今回のこの事件のひどさが、学者や報道者の論理でなく、普通の人が重く受け止め考える機会となることを願ってなりません。
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じゃあああまんさん (komo)
2007-05-19 22:07:39
ホント、偏見はやっかいな問題です。

今は、子供の世界だけが異常なわけではありませんが、カウンセラーとして、どんな事ができるのか、でも、何もできない事がとても歯がゆい気持ちでいっぱいです。
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一茶さん (komo)
2007-05-19 22:24:38
はじめまして。コメントありがとうございます。

一茶さんはお若いのですか?
まさに一茶さんの言うとおりの気持ちが今の子供たちに多いようです。
そんな気持ちを大人は否定しない事からはじめなければ、どんどん溝が深まってしまいそうな気がします。
どんな人でも残忍さがあったりするはずです。でも私は性善説なので、それだけではない、どこかに、わずかでもやさしい気持ちも隠れていると信じたいのです。
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Unknown (一茶)
2007-05-27 01:16:23
ちなみには若い、とはいえない年齢ではありますが
個人的に思っているところと、また
最近の若い子(特に大学生)といろいろな関係で話した
活動で話す部分が多いので、子供(私の世代含めた元子供)
の問題点を常々考えています。
私自身は性悪説なのですが、しかしやさしい心はあると思っています。
それが上手くいいようにつながらないで、事実や現実やこうすればいいという名の理屈だけとつながりやすいから(私の中ではITの○○エモンさんなど)、心が何かに寄りかかりあったり変に理性的であったり正解主義的であったりという面があり、そのやさしさの部分が心の中でうまく心の中でつながりを持てずにほつれている感じ、という側面のある子もいると思えます。
返信ありがとうございました。
悲しみや不幸でない、いい時代になるよう子供に求め批判するだけでなく、大人も変われる時代になれば良いですね。
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