どうしたら、対、人との関係でストレスを感じずに過ごせるのでしょうか。
この世界で他者と関わらないで生きていく事は不可能に近いです。
だったら少しでも良い関係をもって過ごしたいと思うのは当然でしょう。
今回の勉強会では、交流分析でよくもちいるエゴグラムを使って他者と自分との関わり方について考えてみました。
エゴグラムとは、わりと一般的なので、もしかしたら誰でも一度くらい行っているものかもしれません。
質問紙法による心理テストです。
CP(支配的な親の心)NP(養育的な親の心)A(成人の心)FC(自由な子供の心)AC(順応した子供の心)という5つの自我状態をグラフにして自分自身に気づくというものです。
本来は、質問にYES、NO、どちらともいえない、のどれかに答え、点数をつけグラフにするものですが、今回はYESかNOのどちらかで答えようということで、より顕著にグラフの結果がでたようです。
私のグラフはというと、養成講座のころにうけたものと基本的にはかわらず、NP、FC、Aが高く、CP、ACが低いというものでした。
まあ、ストレスがたまりにくいといわれたグラフでした。
でも若い頃だったら、きっとACが高かったかな、FCはもっと低かったかなと思います。
ACとは、気を使うとか他人に合わせる、遠慮深い主体性のない…など、わりと日本人に多くみられるのでは・・・
でもどの部分が低くてもA(成人の心)が高ければ、それでバランスがとれるそうです。
あ、でもAのみが高く、極端に他の部分が低い場合は、Aの悪い部分(感情より理論的、冷たい、人間味がない)などの悪い面がでてしまうそうです。
この質問法はあくまで主観であると思うので、その日、その時の気持ち、または仕事とプライベートなどで少し左右されるかもしれません。
このエゴグラムはネット上でも結構あるので、興味があったらやってみて下さい。
このグラフは、どの部分が高いほうがよいということではなくて、それぞれに、良い面、悪い面があります。高いほうがその良い面がでて低いほうはその悪い部分がでています。
できるなら、その低い(悪い面)部分のところを少しでも高くして良い面がだせるようになればと思います。
このエゴグラムは自分がわかっているようでわかってない部分を気づくことに有効です。
人との関係においてエゴグラムをどう使うかは次回に・・・
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