木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

ニンニクの収穫

2024年06月01日 05時21分58秒 | 耕作放棄地

ニンニクの茎葉が枯れ出した。どうやら終焉期を迎えた模様だ。昨年初秋から栽培を続けてきたが、一言で評価すると、肥料が控えめすぎた・・・・・・・と言えるのでは無かろうか。子狸の場合、全般的な傾向として肥料控えめの流れがあるが、ニンニクに限ると度が過ぎたようだ。途中異変が生じて病気では無いかと疑った時期もあった。2月頃だったが、茎葉が黄色く変色し元気がなくなったのだ。症状から見て「春腐れ病」では無いかとも思えたが明確な診断は出来なかった。其処で、通常の黄色い変色は栄養失調ではとの推測から追肥を行った。

しばらくして茎葉は元気を取り戻し、再び緑に戻ったので推測は当たっていたのかも。終焉期を迎えて掘りだしてみたが、大小の相違はあっても球が変色したり腐ったりしている事例はなかった。小振りな物も少なく無かったが、全部が元気な状態だった。ということは、2月の変色はやはり栄養失調との推測で間違ってなかったのでは無かろうか。

スコップで掘り出してみるが、固くしまった状態の球の外観。触ってみても腐れた状況では無い。小振りな物は肥料不足が影響したものかと思える。どうやら病気の発生は運良く防御出来た模様だ。野菜栽培の通例だが、害虫の存在や肥料不足或いは湿潤など、様々な障害が発生する。たんびたんびに正確な判断と対処行動が取れれば良いが、そうもいかないのが辛いところだ。

失敗して推測で対処行動を取って、徐々に栽培能力が深まっていくのかも知れない。師匠の言葉ではないが、「百姓は毎日が1年生よ」、との言葉の重みが深くのしかかる。1年生のままで生涯を終えてしまうのだろうか。

肝心のニンニクだが掘りだした結果は画像の如しだ。大小の違いはあっても全体が健康で元気が良い。ブヨブヨした状態の物は皆無だった。小粒ながら健康優良児と評価できるのかも。次年度の栽培は初秋から始まる。先ずは土作り、そして十分過ぎない程度の肥料投与を。

 

 

 

 

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