今年のジャガイモ栽培はすったもんだあったものだ。簡単に振り返ると、2月末種芋埋設、3月末確認し発芽不能と誤認、慌てて追加埋設に踏み切る、結果1ヶ月の時差で同一品目の栽培となる。現在両者共に無事に成長し、第一陣は収穫も終わった。引き続いて第二陣のジャガイモを掘り出している。結果論だが、第一陣よりも第二陣の方が成長も早く玉も大きめな模様だ。結果から推測すると、第二陣で購入した種芋が非常に優れていたと思われる。
第一陣と第二陣の差は、種芋の相違と芽出し作業の有無だった。第一陣の種芋はカットして芽出し作業を実施、第二陣の種芋は発芽済みでカット無し・・・・・・・と言った違いだろうか。コスト的には第二陣の方が10~15パーセント割高だが、成果品から換算すると実質的には割安なのかも。来年度の植え付けではよくよく考慮すべき事だろう。
さて肝心の第二陣のジャガイモだが、第一陣の成果品と比べ立派だ。タマがそろっており、大きさもそこそこある。やはり種芋の相違が大きいようだ。掘りだしていても楽しくなってくる。第二陣は3月末の植え込み、6月中旬の掘り出し、結果的に2ヶ月半程度の栽培期間だ。第一陣よりも短い栽培期間なのに成果品は立派、何ともはや。繰り返しになるが種芋の違いでかくも成果が異なってくるとは。
種芋の相違だが、第一陣は某大型種苗店での購入品、第二陣は某個人種苗店での購入品だ。違いは第一陣がカット前提の品揃え、第二陣は芽出し済みのカット無しの品揃えと言った違いだろうか。それぞれ好みもあるかと思うが、子狸的には個人種苗店の対応を評価したい。店頭価格が多少高くとも総合的に判断すれば結果はトントンかなと。第二陣のジャガイモも明日の収穫当たりで終了だろう。今年のジャガイモ栽培も終焉期を迎えた模様だ。来年の栽培をどうするか、まだまだ先の話だが今年の顛末をしっかりと記憶しておこう・・・・・・と思っている。