マクワウリは好物で、ほぼ毎年栽培している。難点はそこそこの面積を要し、確保が困難なことだ。従って最初から全面積を確保せず、折々に追加という形で総面積を担保している。今年も例外では無い。マクワウリの苗を植え込んだ耕地は狭く細長い農地だった。周囲はニンニク畑とジャガイモ畑、その背後にナス科の夏野菜畑と言った案配。ナス科は並行せざるを得ない。追加出来るのはニンニク畑とジャガイモ畑だ。最初の幸運が訪れて、ニンニクの収穫を終えたのだ。
早速ニンニク畑の整理、雑草の抜き取りと跡地の耕耘へと。ニンニクへの対策が十分とは言えず、雑草がしつこく蔓延っている。スコップでないと対応出来かねるほど。汗みどろになりながらスコップを振り回す。おかげでニンニクの跡地は耕地らしくなってきた。マクワウリの伸びしろが倍ほどに増加したのだ。
残るもう一箇所がジャガイモ畑、こちらはジャガイモ栽培のミスで2番手に植え込んだ場所だ。1ヶ月の時差があるので、もう1ヶ月ほどは熟成期間が必要だろう。耕地が空くのは6月末ぐらいだろうか。マクワウリの全盛期は7月だから、ギリギリでスペーズは間に合うかな。スケジュール管理に追われて雑草対策が疎かとなるのは必定、結果ヤブ状態のマクワウリ畑となり勝ちなのは例年どおりか。
ニンニク畑の整理と同時並行で,マクワウリ畑の雑草対策をも行った。抜き取った雑草はマクワウリの根回りに敷き詰め、乾燥対策に活用する。マクワウリにも例のビニールキャップを被せていたが外した、茎葉が大きくなったので,ウリバエ等に襲撃されても耐えられると踏んだのだ。キャップは外しても竹の支柱はそのまま、これまたツル群の中で根回りの目印となってくれるだろう。
かくしてマクワウリも少しづつだが耕地を担保し、勢力圏を広げている。問題は新たな雑草の発生だ。上述のようにヤブ状態の継承とならないように管理を強めないと。