ここ数週間多くの実りをもたらしてくれた[インゲン]だが、等々終焉期を迎えたようだ。雨の中休みを利用し農園を覗き込んだら画像の如しで、インゲンの棚が倒壊していた。使っている支柱は数年間酷使している真竹製の古びた物だ。経年劣化は当然だろうし虫食い等も考えられる。通常、竹を半割にした支柱は、持って2~3年位だろう.子狸の使用例はそんな年数では無い。支柱に採用すること自体が問題な物件なのだ。
最も支柱は倒壊してもインゲンそのものは実ってくれるのでは,そんな疑問もお持ちだろう。確かにそうなんだが、土台が壊れた家屋は居住できないでしょう。積み重なったインゲンのツルは,光合成に不便をもたらし収穫の邪魔にもなってくる。潮時だと諦めるタイミングなんだろう。実際、インゲンの実は十分過ぎる程収穫した。程よい時点で満足すべきであろう。
画像でもお解りのように、現在実っているインゲンもお化け状態に近い。料理に使用するには、一寸遅れ気味、旬を過ぎた状態だろう。最も食料として使用は十分可能なので、注意深く収穫は図っていくが。
インゲンは三度豆とも呼ばれる.年に3回も栽培が可能な故からだろう。流石に年3回はきついが、年2回なら頻繁に栽培する。今年も1回目を6月で終了だから、二度目のチャンスは十分ありうる。秋植えに備えて下準備を進める予定だ。問題なのは倒壊した支柱達、流石に再利用は不能だろう。新たな作成が求められる。
幸いにして近くの森に地主殿の竹林が存在する。要は決心さえすれば新たな支柱作りは可能なのだ。無論、伐採、枝打ち、半割り、仕上げ、・・・・・といった工程は踏まなければならない。それなりの時間と日数が要求されるが、問題は酷暑。熱中症の危険性を回避しつつ支柱を作成するのは簡単では無かろう。冬場であれば良かったのだが。