遅ればせながら気象庁の発表のようだ。どうやら近畿地方も梅雨入りらしい。雨マークの予報が続いている。サツマイモの植え付けには格好のシーズンと見積もっていたら、例の百姓候補生氏からメールが到着。苗の入手が叶ったようだ。随分と走り回って10円でも安いのをと苦労してくれた模様。有り難いことである。子狸が依頼してたのは、ベニハルカ40本、ベニアズマ30本の計70本。彼は10本多い80本のようだ。ちなみに単価はベニハルカが70円、ベニアズマが50円だったようだ。無論、お店によって或いは苗によって金額は違ってくるだろう。
朝早めの農園に到着、半日掛りで植え付けることにした。お互い支柱棒を持ち、凡そ40センチ間隔位でマーキング、目印の植え込み穴を掘っていく。彼の植え付け手法は不明だが、子狸は「斜め植え」の手法が多いかな、本日も習慣によることに。計70個の穴を掘ったら、苗を準備し、穴の中に苗を投入、穴に隙間が無いように注意深く土埋めする。
足腰が弱っているのか中腰は苦手だ。何時ものパターンだが入浴用イスを持ち出しての座り込み作業、他人様より時間が掛かる。反面、落ち着いて作業が出来るし細部にも注意深くなる。全てがマイナス面という訳でも無いのだ。かれこれ2時間程掛かって植え込みを完了した。タイミング良く彼も終了したみたいで、10本分の差が中腰派と座り込み派との相違だろうか。
苗は畝単位で別扱いとした。つまり「ベニハルカ畝」と「ベニアズマ畝」とを分離して完全に別個としたのだ。収穫時の区別用である。掘ってしまえば同じサツマイモ、見分けるのは難しい。畝単位で分けておけば間違う恐れも無い。食べ比べには打って付けかも。
植え付け終了後、当初の水撒きをして作業完了。たいしたことをやってないのにくたびれ果てる。思えば体力も落ち込んだものだ。彼は元気よくサツマイモを離れ、インゲンの収穫に転向した。どうやらお化けインゲンの出現のようで、苦笑いしながら作業を続けている。インゲンの実の生長は早い。収穫が数日遅れると、事実上お化け状態だ。早めの収穫に徹底されるよう、ご注意を。