今年のジャガイモ栽培は散々だった。ご存じかも知れないが、2月末植え込んだ種イモを3月末確認、発芽不能と誤認して新たに追加植え込みをやったのだ。結果1ヶ月の時差で同品目が2組並行栽培・・・・・・となってしまった。起こってしまった事態はどうしようも無い。粛々と栽培を続けるのみと割り切っている。初期のジャガイモが植え込んで3ヶ月余、葉が黄色くなりかけてきた。
未だ収穫には少し早いが、茎葉が黄色いので熟成直前と判断し、試し掘りを行ってみることに。多分だがジャガイモは出来ているだろう、ただタマが少々小振りなだけと推測した。この時期、急激にイモが大きくなる頃だ。試し掘りに選んだのは一畝の端部、一番身近な場所だ。掘りやすく且つ目印としても判別しやすい。2株ほど試しに掘ってみよう。
スコップを打ち込むと、推測どおりで小振りなジャガイモが現れた。平常の収穫品の6割~7割程度、予想どおりで少し小さい。今が熟成期で、イモが大きくなっている時期、ここ数週間がヤマ場であろう。
実はジャガイモの跡地をサツマイモの栽培地に予定しており、タイミングを図っている。サツマイモの苗販売がギリギリ6月一杯までだろう。それまでにジャガイモの熟成、掘り出し、跡地整備、サツマイモ苗の購入、植え込み・・・・・・・と順序よく進行してくれれば良いのだが。際どい勝負だ。一寸した判断ミスが致命傷とも為りかねない。
掘りだしたジャガイモだが、2株分でビニール袋一杯分程あった。小粒とは言え結構な出来具合だ。持ち帰って本年最初の初物として戴きますかな。ありがたや。