毎年恒常的にニンニクを栽培している。年により病気等にやられる事もままあるが、まあ概ね良好だ。最近は収穫した球を保存しておき、種球とする事例が多いが結構育ってくれる。今年も例によって保存用の球根を分割し、種子として鱗片を活用した。予定した耕地に埋め込むこと十数日、どうやら無事に発芽してくれたようだ。ザクッと眺めて見ると発芽率は概ね9割程度、比較的に良好だ。残りの1割程度が発芽出来なかったが、対策を取ることに。
ニンニクは消費用を含めて保管している。数個を持ち出し種球に転用することにした。つまり発芽不能の箇所に「補植」を行おうとの目論見だ。外皮を剥がし鱗片にして埋め込む。この際薄皮をも剥がす事例があるようだが、子狸は採用していない。ニンニク栽培は長期戦、多少発芽が遅れても支障は無いかなと。
そんな作業を行っていると,お隣の百姓候補生氏が注目、彼のニンニク畑も発芽不能の事例があるようだ。ご希望なので多少のニンニクを提供、彼も同様にして埋め込んだ。当分雨模様だから補植も有効に機能してくれるだろう・・・・・と思う。
ニンニク栽培に限ったことではないが、同一場所での繰り返し栽培つまり「連作」は極力避けるようにしている。連作OKの野菜であっても連作すると某かの支障が出るようだ。可能なら遊ばせる農地も必要かと思うが、こちらは多分に困難だろうな。たかが野菜の栽培なれど、一筋縄ではいかないのが現実のようですね。