木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

梨の木哀れ

2024年10月30日 05時17分11秒 | 耕作放棄地

野菜畑には樹木は植えないのが原則である。しかしながら、端部や法面等を有効利用して植え込むケースも無いことは無い。子狸の耕地でもしかりで、法面に梨の木が1本育っている。地主の婆様が数年前に苗木を植え込んで放置しているままの事例だ。見放されたまま樹高は4~5メートルほどに伸びてきた。昨年、始めて実がなり十数個を数えた。無論、収穫出来るほどの成果では無く小粒の玉で外観だけは梨だった。

サイズは直径7~8センチ程度で、とてもじゃないが市販の梨とは雲泥の相違だった。あいにく梨の木を育てた経験も無く、いかなる事情で小粒な梨なのかは不明だ。時間が経過して偶然地主の婆様と遭遇する機会があり、梨の話をすると「管理はあんたに任せるから」との提言だった。栽培経験も無く知識も無い、はてさてどうしたものかと思案してたら、今年も実が付いたようだ。

果樹には表年・裏年があるので、今年はダメかと思っていたが、少ないが実ったようだ。無論,サイズは昨年同様で小粒だ。食べられるような代物では無い。肥培管理の技術が無いままの子狸に、任せると言われても躊躇するのだが。恐らくだが肥料の投与や剪定等に問題があるのだろう・・・・・と思う。

ともあれ、技術書を眺めつつボチボチと栽培手法を学んでいこうと思っている。そして何時の日か梨の実にがぶりと食らいつく日が到来する事を願いながら。

 

 

 

 

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