冬野菜の中でもいわゆる葉物野菜だが、どうにも育ちが悪いようだ。種蒔きして発芽してくれたは良いが、数センチに伸びた時点で全滅してしまった。どうやら虫にやられたらしい。消毒すべきかもう少し後でか・・・・・思案六法の最中に先手を取られた模様だ。サイズが小さいだけに耐性も無く、虫達に襲撃されたらひとたまりも無い。かくして全滅を繰り返すこと2回、本日は三度目の正直をしないように・・・・との想いを込めて種蒔きの作業に。
聖護院カブの種子も蒔きたかったが、既に蒔き時は終了してるようだ。ミズナとシュンギクの種子を購入してきた。未だ10月の月内、こちらは大丈夫だろう。それにしても被害が大きい。推測するに、気候変動の異変で未だ夏場を引きずっているようだ。虫達の活動時期が長引いて、10月に入っても集団戦法で襲いかかった模様だ。
ミズナなど綺麗な発芽だった。これは期待できると喜んでたのだが、消毒のタイミングを誤ったようだ。ダイコンは微妙なぐらいの相違での早めだった。結果、発育上々、見事な成長ぶりである。無論、茎葉の状況に虫食いの跡は見られ無い、期待できそうだ。
消毒作用としての農薬使用には賛否両論の見解があろうかと思う。アブラナ科の野菜に限ると、消毒なしでの育苗はかなり困難かと思っている。基本的に農薬には頼らない栽培だが、ことアブラナ科の野菜についてはヤム無し・・・・・とのスタンスだ。上述のように幼苗時に襲撃されるとひとたまりも無い。
虫害があっても再度の種蒔きでしのげる事例もあるが、注意すべきは種蒔きのタイミング。無限大で何時でも可能では無い。適期と言う潮時が存在するので、その枠内での対処しか方法が無いのだ。要は一度の種蒔きで発芽して貰い、健やかに成長してくれれば幸いなのだが。虫害に鳥害それに獣害と、信長の三段戦法ではないが、次々と襲撃者は入れ代わって来訪する。