木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

ソラマメは在土中

2024年10月15日 05時26分11秒 | 耕作放棄地

10月も半ばとなった。当地では秋祭りのシーズンで、例年、第三の土日に実施される。つまりこの週末なのだ。この秋祭りの季節になると、当地特有の箴言が思い出される。それは「祭り太鼓は土の中」なる言葉で、意味するところは、祭り太鼓の時期にはソラマメは土中にあらねばならない・・・・・・・と言う種蒔き時を教える伝承なのだ。非常に憶えやすく、忘れにくい言葉だ。教えに従ってソラマメの種蒔きを実施しようかと。

種苗店を訪ね2袋購入してきた。1袋14粒、つまり全部で28粒だ。畑へ直接埋め込んでも良いが、耕地の準備が出来ていない。従ってポット苗で育てることに。ある程度大きくなってから移植する手順だ。ポットに1/3ほど土を入れ、鶏糞を多少散布する。その上に更に土を入れ下準備の完成。

準備したポットに種蒔きする。ソラマメの特異な点は、お歯黒を下向きにして埋設し、1/3ほどは地上に残す点にある。画像をご覧頂いた方が早いが、ソラマメの頭(お歯黒の反対側)が多少見えているでしょう。この時、斜めにソラマメを挿す方が良いとの指摘も多いが直立でも支障は無いようだ。

例年発芽率は100パーセントに近く、今年もそうなら栽培地に苦労するかも。多少は未発芽が出るとの想定での種蒔きだ。それで無くともマメ科の栽培は多く、毎年栽培地の選択に苦労してるのだ。マメ科はご存じのように連作障害が出やすい。毎年栽培地を変更するのは大変な労苦なのだ。

さてそうそう時間も取らず種蒔きは完了した。後は発芽と成長を待って、茎丈が20センチ前後となったら耕地へと移植する予定だ。成長するまでの間、鳥害の可能性が無きにしも非ず。太陽光線を享受しつつ尚鳥害を防止するためポットの箱に蓋を被せた。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする