木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

レタスへの執着

2024年05月21日 05時15分27秒 | 耕作放棄地

誰しも某かの拘りというか執着が見られるものである。農作業の場面に於いても全く同様で、注目していると結構面白い場面に出くわすことがある。仲間達を対象とするのは多少なりとも気が引けるが、身近な存在だけに目に付くことも。何時もご登場戴く、例の「百姓候補生」氏にモデルとなっていただこう。彼の特徴はレタスへの異常なまでの執着、まあそれだけレタスが好物なんだろう。年柄年中レタスの栽培に明け暮れているようで,それもサニーレタス限定派なのだ。子狸もサニーレタスは栽培中だが、彼ほどの熱意は無い。

確かにレタスが手近にあれば非常に便利だ。お手軽に野菜サラダの作成が容易で、忙しい朝食時など助かる場面も多いだろう。何せ、葉っぱを2~3枚むしるだけでサラダの代用とも言えるかも。彼の朝食がどうなのかは存じないが、時間節約の大きな武器では無いだろうか。子狸は野菜栽培を続けながら野菜の賞味が苦手で、時として残り物が生じて大きなお叱りをも。

野菜類の摂取は体によろしいようで、理屈では理解してるのにイザ食べるとなれば躊躇する。何とか直したい性癖だが、長年の習慣は恐ろしいものでして。彼はそうした心配は無用なようで、自他共に認める野菜好きな模様。本日も小さな苗を移植していた。問うてみると、自宅で種蒔きし発芽させて幼苗を育てているようだ。ある程度大きくなると畑に移植、成長を待って食卓へと・・・・・のルーティンらしい。

レタスの栽培は何よりもお手軽だ。それに一番有り難いのは害虫被害がほぼ見られ無いこと。アブラナ科の野菜など骸骨状態が大半なのに、レタスはキク科の故か、襲撃された覚えがほぼ存在しない。薬剤の使用など皆無なのだ。種蒔き後は水やりぐらいで、後は放置状態でも成長してくれる。無精な栽培者には打って付け、是非に挑戦されることをお勧めします。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オラも里芋を植えるぞ

2024年05月20日 05時21分13秒 | 耕作放棄地

オラも里芋を植えるぞ・・・・・・元気よく勢い込んでいるのは仲間内の某氏。そう例の「百姓候補生」氏だ。何でも長老のサトイモ畑を覗き込んで刺激されたらしい。最も地形的な要因も被さっている。実は長老の栽培作戦、今年度は里芋の特性に合わせ、水浸し作戦を実行する予定だそうな。サトイモはご存じだろうが水気を好む野菜、畝は流水か貯水の条件下である事が好ましい。それを水ポンプで実施してみようとの作戦らしい。数日前、子狸にも打診があった。貯水作戦の立役者として水ポンプを貸し出してくれとの申し出、無論、異論は無い。

作戦内容を聞いてみると、どうやら畝間に深めの溝を掘り、貯水タンクの役割を持たせたいそうな。水は子狸のポンプで搬送、距離が届かないので繋ぎのホースを準備するとか何とか。一時的には水が溜まるだろうが、何れ地下に流失するだろう、が折々に繰り返したいとか。まあ物は試し、チャレンジする事は良いことだ。

さて地形上の要因だが、彼のサトイモ予定地と長老のサトイモ畑とは物理的に接している。いわば同じ形態のサトイモ畑にすれば、水路は繋がる訳だ。彼が乗り気になるのも当然かも知れない。問題はサトイモの種芋、一般的な市販は連休前後だろう、既に撤去されてる可能性が高い。昨年は余り物のサトイモをもらって種芋としたが、同じドジョウが2匹いるとは思えないだろう。

課題はあるものの、彼の意欲は強大な模様だ。ミニ耕耘機を引っ張り出して予定地の耕耘を始めた。どうやら上述の案で同様畝を作り上げる所存らしい。意思あるところに道あり、彼の熱意が通じることを願っていよう。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サトイモの植え込み

2024年05月19日 05時13分53秒 | 耕作放棄地

長老の得意な作業が始まった。何時ものサトイモ栽培だ。彼にとっては原日本人らしく、サツマイモよりもサトイモを好む。従って何を置いてもサトイモ優先、他の諸条件は横に置いといて・・・・・・・の作業となってくる。サトイモの特徴だが泥芋とも言われるように水気を好む野菜である。従って栽培も水を含んだ耕地が望ましい。我々の耕地群では果たせぬ夢だが、長老は具体策を考えた模様だ。名付けて「水浸し作戦」、つまり水気が無理ならポンプで搬送すれば良い・・・・・との手法だ。

子狸にも打診があった。水の搬送を考えてるので水ポンプを使わせてくれとの要望、無論、異論は無い。但しホースが短く彼の耕地にまでは届かない。其処は準備するとの申し出だった。作戦は畝間に深めの溝を掘り水タンクとする模様だ。遠からず水は地下へと流失するだろうが、折々に繰り返したいとの内容だ。

子狸の水タンクまで測ってホースは購入した。此処から彼の耕地までは数メートルの距離、繋げれば届くだろう。ポンプの稼働時間は凡そ40分程度、この時間で貯まる水はどの程度か。多分だが一時的には溝をオーバーフローするだろう。

長老は溝切りをして底部にサトイモを植え込んだようだ。既に計画案は実行に移されている。後は彼のプランどおり粛々として進めていくしか無いだろう。収穫予想は中秋の名月の頃、月見の宴のお供えとしての役割かも。長老にとってはサツマイモよりも大事なサトイモ、水浸し作戦で丸く大きな規模に育ってくれれば有り難いかな。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

畦道刈りは滞りなく

2024年05月18日 05時03分40秒 | 耕作放棄地

心して留意してるつもりが忘れがち・・・・・・そんな体験を少なからずお持ちでは。子狸は屡々とは申しませんが、時によりまま生じることが。農作業で忘れがちなのは、畦道の草刈り。自らの耕地以外となるため後回しとなりがちで、結果忘れてしまうとのパターンに。農に従事されてる方はご存じだろうが、畦道は公道みたいな存在でもある。いわば不特定多数の方が通行することもあり得るのだ。管理責任は地権者 or 耕作者、通行の確保が求められる。子狸の周囲にも同様の場所があり、頻繁な草刈りが要求されるのはご想像のとおりだ。

子狸の畦道を通るのは仲間達や師匠或いは師匠夫人、時に工事関係者など。いずれにしても常に草刈りをして通行できるようにスタンバイしておくことが求められる。忘れてはならないのだ。仲間達は、まあ甘えて忘れることもあり得るのかも、しかし師匠や師匠夫人等はさに非ず。ましてや工事関係者への作業忘れなど論外であろう。

本日ザクッと目視すれば、畦道が草だらけ。今の段階では通行者はいない、指摘される前に対策をと草刈りに従事することに。刈払機を引っ張り出して稼働させるだけだから何と言うことも無いのだが、ついつい忘れがちとなるのは認知症の前段階(?)。

エンジン始動、機嫌良く回転している。何時ものスタイルで決め刈り始める。流石に機械力、鎌と違って速やかに刈り取っていく。チップソーがへたっているが、畦の雑草程度なら間に合うはずだ。子狸の周囲の畦道だけだから、ものの1時間もあれば完了する。流石に刈り取った後は清々しく、通行の方々も気分良く歩けるだろう。本来の農作業ではないが、共同生活の一端だ。ムラの一員である事を忘れてはならないだろう。

軽い疲れとしたたる汗が心地よい。程よい肉体労働は人を快適にするのかも。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

25度ラインの到来

2024年05月17日 05時17分48秒 | 耕作放棄地

夏野菜の植栽にあれこれと取り組んできた。最後に残ったのが「ゴーヤ」と「キュウリ」、数量も少ないので実生苗を購入して・・・・・と楽な方法論を夢想していた。何時もの種苗店を訪ねるも苗が無い。全く無い訳では無く、実生苗では無く接ぎ木苗なら存在するのだ。我々低所得層にはチト痛い。僅か数百円の違いなのだが、累計すると大きくなってくる。思案六法、種蒔きに変更することに。ゴーヤは南洋植物、発芽適温は25度ラインと聞いている。どうやら条件的にも可能な模様だ。

訪問したついでに種子を購入した。画像の如くゴーヤとキュウリの市販用種子だ。後ほど開けてみると、ゴーヤは10粒程度、キュウリは30粒程度入っていた。発芽率を80パーセント程度と予想しても十分な分量である。種蒔き予定地はスナップエンドウを強制的に撤去した跡地、既に有機石灰は散布している。昨年の植え込み実績も無い。気温条件、環境条件、共に満足出来る状態かなと。

種子の埋設だけなので短時間で終了、後は水撒きだけだ。天気予報を覗いて見ると、当分は快晴に近いようだ。来週後半が雨模様だとか。最高気温も25度前後を示しており、発芽の可能性は極めて高いようだ。例の「百姓候補生」氏もゴーヤの種蒔きで発芽しないと嘆いていたが、気象条件は満たされてきたのでは無かろうか。彼の場合、少し早めだった可能性が疑われる。

それにしても、エンドウ跡地を転用した場所だけに、設置の手間暇はカット出来た。ネットもそのまま流用、いわば廃物利用だ。マメ科からウリ科への変更だから連作障害の可能性も無い。全てが順調に進行してるようで、一安心だが、油断大敵、見えないところに思わぬ落とし穴が潜んでいるのかも。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする