誰しも某かの拘りというか執着が見られるものである。農作業の場面に於いても全く同様で、注目していると結構面白い場面に出くわすことがある。仲間達を対象とするのは多少なりとも気が引けるが、身近な存在だけに目に付くことも。何時もご登場戴く、例の「百姓候補生」氏にモデルとなっていただこう。彼の特徴はレタスへの異常なまでの執着、まあそれだけレタスが好物なんだろう。年柄年中レタスの栽培に明け暮れているようで,それもサニーレタス限定派なのだ。子狸もサニーレタスは栽培中だが、彼ほどの熱意は無い。
確かにレタスが手近にあれば非常に便利だ。お手軽に野菜サラダの作成が容易で、忙しい朝食時など助かる場面も多いだろう。何せ、葉っぱを2~3枚むしるだけでサラダの代用とも言えるかも。彼の朝食がどうなのかは存じないが、時間節約の大きな武器では無いだろうか。子狸は野菜栽培を続けながら野菜の賞味が苦手で、時として残り物が生じて大きなお叱りをも。
野菜類の摂取は体によろしいようで、理屈では理解してるのにイザ食べるとなれば躊躇する。何とか直したい性癖だが、長年の習慣は恐ろしいものでして。彼はそうした心配は無用なようで、自他共に認める野菜好きな模様。本日も小さな苗を移植していた。問うてみると、自宅で種蒔きし発芽させて幼苗を育てているようだ。ある程度大きくなると畑に移植、成長を待って食卓へと・・・・・のルーティンらしい。
レタスの栽培は何よりもお手軽だ。それに一番有り難いのは害虫被害がほぼ見られ無いこと。アブラナ科の野菜など骸骨状態が大半なのに、レタスはキク科の故か、襲撃された覚えがほぼ存在しない。薬剤の使用など皆無なのだ。種蒔き後は水やりぐらいで、後は放置状態でも成長してくれる。無精な栽培者には打って付け、是非に挑戦されることをお勧めします。