屋根の加工と床下嵩上げが工事の殆どを占めるこの工作。
工作していて自虐的ではない気がしてきました。(´ー`)
製品化の暁にはクーラー含めて全一体でしょうし。
ということで、ダクト作りに入りますε≡≡ヘ( ´∀`)ノ
おお、写真間違えたww
まぁ、こんな荷物もとどきました。
模型店に行くより通販主流は寂しいものです。
というか、この改造に入ったので動力ユニットを仕入れたのです。
ちょぼちょぼ買って行きたい所ですが、果たして15m級が再生産されるようなキットは今後出てくれるのでしょうか?
さて、本当に出したかった写真。
窪ませた屋根が何ミリ落ちたかを計測。
0.75mmです。
各雑誌やネット情報から、ダクトは掘られ具合の倍と見ましたので、1.5mmのダクトを制作すればよいと思います。
次にダクト幅を決めます。
資料では、パンタの内寸ほぼ一致なので。
測ってしまいます。
京王5000系や6000系から廃車発生したPT42系を付けていますので、TOMIXの0208番・PT42型を使います。
ある意味、覚悟のいる製品です。
それはパンタ穴。
角穴を開けなければなりません。
しかし、プロポーションは最も良いと思うので採用します。
工作を楽しむのだ。
えーっと・・・・o(・Д・ = ・Д・)o
6.7mmですね。
てことで、若干細く6.5mmで切り出そうと思います。
このあたり、概要図しかないので見たままと勘で行うのが辛いところ。
幅6.5mm×長さ90.50mmで1.2mm厚プラ板を切り出しました。
カッターでの切り出し放しですから、断面は数多くのスジ彫り切りで荒れておりますし、垂直に切れたかと言うのも疑問が残ります。
手元にあったこんなエバーグリーン材を出しました。
精度良いですよね~( ´_ゝ`)♪
このプラ成形材で高さを0.5mm足して所要にします。
外側に張っていきます。
これを2段両側に貼り付けて、タミヤ緑瓶さらさらタイプで接着します。
1段目でこんな感じ
0.5mmプラ板を重ねれば良いと言うものではなく、屋根は曲面ですから、頂点でやじろべぇは隙間ウメが大変ですから、足状態に取り付けて中を中空にします。
確かに希望の高さから若干変わることは覚悟ですが、元の厚さ設定が勘なんで、まぁ、おかしかったらやり直します。
2段目にこんな感じ。
樋ですね。
乗っけます。
地味に1.2mmプラ板の裏を上にしています( ;∀;)
あとで研ぎました。
横から見た感じ。
中央部方面が膨らんでいるのは、若干長めにして最後に最終長さを仕上げるためです。
多分、かなりイメージがいいと思います。(´・ω・`)ノ
この状態で、ダクト断面に元屋根高さのアールをケガキます。
カッターの刃で薄くケガき、汚い話ですが・・・
手 垢 を 擦 り 付 け ま す !
(`・ω・´)9m シャキーン
綺麗過ぎた手はケガケ無いww。
ほんと品の無い話ですが。
上面には端部から1mmで同じく
手垢擦り付けのケガキ!!
あ、一応妻帯者で会社管理職ですから清潔にはしているつもりです。
衛生をモットーとするには、鉛筆の削りカスを擦り付けると良いでしょう。
ケガキに合わせて、こういう風に削ります。
この斜め面落としは、深屋根の元東山線車両改造車のみにあるようです。
こんな感じ。
いい感じです。
続いてパンタ台。
製品化を信じる準備工事みたいなものを信じて
このエリアの真ん中にパンタを積めば良いわけですね?
色々なものをケガキ
うまく良くかわかりませんが
パンタ取り付けリブの幅は2.3mm
地味に四苦八苦して
あまり出来が良くないケガキです。
0.9mmドリルで穴を開け
ぶっちゃけ0.6mmドリルのほうが良かったです。
細ノミで拡大と仕上げ
厚材を舐めてました。
もっと小さな穴から拡大すべきでした。
汚い穴になってしまいました。
整えようとしたら、大きくなってしまったので。(/ω\)
このようなエバーグリーン材で
穴を狭めると同時に、リブの爪引っかかりの高さを決めます。
0.3mm程度飛び出させると実は良いことが作業の中で解りました。
つまり、上面から0.5mm前後の深さに爪が引っかかる状態にするのがベスト。
裏からその高さに掘るのもよし。
こうやって埋めなおすのもよし。
パンタ仮載せ。
これも見たままの勘ですが、パンタ足が上面とほぼ同一面に来るようにするのが良いようです。
ですからコレに合わせると爪は深さ0.5mm前後に止まるようにするとよいと言うこと。
真横から。
じつは、印象掌握的にはあと更に1mm程度、パンタを妻面側に持って設置したほうが良さそうです。
本当に端っこにパンタが乗ります。
が、もう後戻りが面倒&強度不足に陥るので今回は見送ります。
畳んだ時に妻面とほぼ面になるくらい。
後部パンタ足が後部窓の前辺の直上ていうところでしょうか。
あえて前部をもう一度。
目指すはこの車高なのです。
約1mmほどの嵩上げです。
ぶっちゃけ付随車はどうにでもなります。
問題は動力ユニットです。
改造アイディアを捻らなければ。
改造後の床下面は1130mmなんです。(実車寸)
こんなイメージでしょうか?
通常の電車とほぼ一緒になる筈なんです。
しかし、現状はこんなに差があります。
シャコタンもいいところです。
さすが小断面地下鉄です。
銀座線2000型などの鉄コレで出ないとこのズバリ動力は出ません。
・・・ああ・・・銀座線はひょっとして出るかもですね・・・。
こんな感じでダクトは出来そうなんで、もう一台の屋根を進めます。
写真進行的には逆行です。
カッターマットの上に棒やすりを置き
そこに屋根の削るものを置きます。
裏のリブを避ける方法です。
いい感じに枕木方向に傾いてレール方向に水平が取れるので
大変削りやすいです。
2両とも屋根下げをしたので
ダクトも追増して、一旦作業終了。
この間意外と時間が掛かり、作業時間「のべ」5時間程度。
ダクトの側面が層状なので、瞬間接着剤や溶きパテで埋めては削り、埋めては削りして面出し作業は写真では見えませんね。