なんと1年ぶりに引き出してきたものです。
前回
http://blog.goo.ne.jp/komume1973/e/03b69fa03e63d54e91301c918b6acecb
1年前、結局バラバラにしてしまった旧作のモハ1201.
溶剤で溶かしたら、金属部分に溶けたスチロールがビッシリ張り付いて偉いことに。
その後どうなったかというと。
このようになっています。
前面いつの間にか増殖。
友人MYに磨いた前面をコピーしてもらったのでした。
ドンドン、マテリアルが変わるこの車両。
果たして復旧し完成させることが出来るんでしょうか?
磨いた原型前面。
角はきっちり出してあります。
既にオールメタルだった「しもたか企画」キット時代とはかなり変わりそうです。
コピーしてもらった前面。
綺麗ですよ。
見て解りますか?
前回のとき、トルエン入りシンナーに漬け込んで、スチロール成分を薬解させる荒業のお陰で、薄い膜がビッシリと。
斑になりながら張り付いています。
キサゲ刷毛で磨いていきますが・・・
裏もえらい事になっています。
磨いたって削ったって、えらい状態で復旧は困難を極めています。
数時間
様々な道具で磨いてそいでいく作業。
とりあえず磨くだけでここまで着ましたが、剥離した内張りの中に樹脂が入り込んでいたり
もうそれはそれは絶望的な状態です。
がんばっている様子。
だってこれしかないんだもん。
もうまず手にはいらないんだもん。
もう一枚も酷い状態。
ディテールを埋めるくらいの樹脂幕。
ゴシゴシ・・・
窓枠も一個一個、汚れ落として復元。
磨きこんでいきましたが樹脂が入り込んで浮いています。
剃刀を
内張りと外張りの離れているところに挿して削り取る作業。
コンロに火を掛けて
炒ってみた。
樹脂の最終除去手段。
内張りと外張りは剥がれてくれませんでした。
嫁には内緒よ。
フライパン。
取り出して、酸洗いと水洗い、カビキラーで洗って更に水洗い。
そうすると、樹脂がボロボロ最後の剥がれをしてくれるようになりました。
断面に浮いた樹脂の焦げだし
磨いたらやっと剥がれてくれました。
IPAと超音波洗浄機でカス取り。
かなり綺麗になってきた。
細かいところを除去したりして今日はオシマイ。
半田が浮いているところも次の工程で貼り付けなおしてみます。
さて、復帰できるかなぁ。
↑でもチョット光が見えた気もする