鉄道模型工作記録帳

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PDCテストワークB

2012-06-03 12:04:00 | HO製作のあれこれ

テスト組

合いはとても良くハマりました。


比べます。

レジンの縮小率で若干、下方目に接着してしまったかも。
0.2mm程度。
これは組むときの注意が必要そうです。


・・・。
ちょっと下がっちゃった。


裏のこの段差が密着すればよかったんです。
組み間違えといえば組み間違いですね。
ああ、ちょっとショック。

裾は若干足りなければプラ板で足すことになりますね。
0.2mm程度ですから(この部品を組み付ける程度の腕なら)出来ない範囲ではないです。

縮小率はやってみなければわからないので覚悟はしていましたが、まぁ、なんとか許容範囲に収まっていると思います。
(メーカーとして名乗った商品ならちょっと看過されないでしょうか?あくまで自分の頒布品ですが、メーカーとして売ると最近、ファンは精度には厳しいですから。 だからあくまで個人品頒布です。)

外してみようと思いましたが、ムリでした。
それほど「がっちり固定できる充分なノリシロ」は大成功でしたねww

とりあえずこのまま組んで行き、JNMAの見本品になるように。
終わってからレジン破壊して付け替えようかな。
(オハフが貴重品だもの)

部品自体はこのまま行きます。
そうじゃないとドエライ値段になってしまいます。

それでもかなり満足が行くものとなりました。
この他に

・ホイッスルカバー(長板を曲げるだけ。予備2枚くらい付属の4枚くらい)
・銘板 (JR北海道・平成4年苗穂工場・平成6年苗穂工場・平成7年苗穂工場・平成新潟鉄工所昭和53年)×3
・ヘッドライトの表枠4個
・簡単エッチング排気口4つ
・縦樋4本(横雨樋と重なる部分は裏エッチング0.4mm幅)
・スカート
・前面窓切り抜きジグ(前面窓の図面を繰り抜いた定規)

が金属エッチングで付属させたいものです。
スペースの都合もありますが。




  ↑レジンの部品作りの縮小率問題は、コンマ数ミリまで予測することは大変ですね。 結構ツメまで行くのは大変ですね。


PDCテストワークA

2012-06-03 01:52:00 | HO製作のあれこれ


本日の苗穂機関区です。
遂にPDC非冷房車がほぼ失職して運用から離脱していました。

なんとなくショックだな。
キハ22がなくなった時、キハ56がいつの間にか消えた時、ミッドナイトが消えた時より印象深い光景かな。

そして其の夕方に


荷物届く。


キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!

PDCのお面キットの部品のテストピースが来ました。
なんという偶然。


超一流のRCベルクさんにて鋳込まれたレジンキャストです。

綺麗・・・・。


半端無く綺麗です。


嘘これレジン?


正直、びっくりしてます。
歪みがない!!!!

まじで。


自分の原型こんなに綺麗だったっけ(;´Д`)




このツヤを見よ。
他の部分も磨き込めばよかった・・・・!



歪んでなーい!

ヘッドライト周りはちょっと薄くて危ないけど。



歪んでないの解ります?

いや、びっくりだ。

早速テスト組みします。
そーじゃないと量産できない。


まず、角は自分で角Rを付けます。
元が真鍮とプラのハイブリッドな部分の際だったので、ここはレジンとして好きに削りましょう。


耳を切ります。


変形防止のため、バランスで付けた余計にあるリブをカットします。


ココはこうなります。


カット前。
解りますね?


ココを軽く角度つけておきます。
雨樋に潜る部分です。
ほんの微妙に角落とすだけでいいです。

次に

オハフ51を


分解してカットします。
「リューターのこぎり」がこの改造には必須アイテムです。


まずこの様にカット。
これはこの場所が一番いいという見本です。


スコヤで


車端からドアの2/3くらいで筋を付けます。


次に
この状態をちょっとおいておきます


助手席側


丁度、テーパー合わせ目の微妙に車端側0.15mm程度のラインでカットします。


屋根も同じく。


但し屋根は微妙に妻板の厚みに刃が入ると同じなのでやや難儀します。


切り過ぎ注意で、このようにブランとします。


運転席側ドア部分を今度は切り取ります。
筋を入れてカットしたのです。


また助手席側で、こんどはテーパーラインにビッタリと削って整えます。
手すり彫り込みを残すか残さないか、ギリギリ残します


運転席側も微妙に見えるテーパーまで削ります。
精度よくお願いします。


裾に残った細いこちらも


整えます。


で、部品を仮宛して


ココに目印。


そして雨樋直下までカット。


裾部分も
宛ててカット。


次天井裏。


ヘッドライトのケースに合わせてケがきます。




ちょっと固い部分ですが、カット。


当て込み。


今度は運転席乗務員扉直下の保続残した部分に0.4mmで穴を開けます。


部品の対応する側も穴。
ソコそコ深くすると良いです。


0.3mm真鍮線を植えて合わせる。


接着直前の合いチェック。
運転台乗務員扉下の細いところが真鍮を植えて強化接着した部分。
【後日談からの注意:合わせは車体上辺と前面上辺をツラに優先してください。裾が縮小率で足りない場合はプラ板で足してください。縮小率により0.2mm程度裾が足りないことがあります。前面レジンによる運転席側面の上辺も0.1mm~0.2mm程度削ったほうが良い場合があります】 


そして
助手席側にはやはり強度稼ぎの余計なリブが邪魔します。


ケがいて




ケガキより大きくカットします。


内側がこうなれば窓ガラスに干渉しません。


外したドアも

テーパーラインでカット。




車体を整えて


再接着。
ノギス使ってませんし計測していませんが、この様に加工するとピッタリ行きます。


前面を手擦り穴を


開けておくけど、裏のリブに干渉して貫通はかなり困難です。


穴開けてホネ材を入れる底辺部分。


そして瞬間接着剤で接合。
のりしろはすごく多く付けてあるので芋付けなんてことはありません。


がっちり接着できた図。
自分でも随分上手く行っている部品になりそうです。
【後日談からの注意:前面レジンの真一文字に入る裏側の補強リブ(写真で言うと一番天井に接しそうな部分)と天井がぴったり接着されることが正確な高さです。写真では0.2mm程度隙間が見られますがココを接するように心がけてください】 

接着面積けっこうあります。


おでこは強度安定化のために隙間が出来ますからポリパテで埋めます。




明日まで乾燥&時間沖。




さぁ、コレで組みましたぞ。


まぁ、JNMAでこの前面売ってみます。
製造数は僅か20セット分です。
「但し結構高価」


  ↑価格分の価値は付けたいです。