気ままな日記

東京近郊を生活圏とする北九州出身のしがない元サラリーマン

過去の単身赴任地での生活などを含め紹介

野呂山登山

2006年10月09日 22時08分05秒 | おでかけ
今日は、天気も良く、野呂山近郊の山登りをしました。

野呂山は、標高839mの瀬戸内海に面した山です。
頂上付近は高原状になっており、古くに開拓民が入った土地です。
その開拓民が通った道として、勧農坂という道があります。


「勧農坂」

この勧農坂を昔の人は歩いて登っていたんですね。
石がきれいに敷き詰められた石畳が残っています。

今日は、野呂山の一つのピークである膳棚山(標高839m)まで登ることにしました。
この山は、中国地方の瀬戸内の山で、最高峰だそうです。

以前から、この勧農坂を歩いてみたくて、今日、決行しました(ちょっと大げさかな。)。

呉市の下石内というところに車を置き、登ります。

ほとんど人が歩くことはないのでしょうが、急な坂の部分もありますが、登りやすい山道が続きます。
途中、林道を横切り、さらに急な傾斜を登っていきます。
が、途中で、道がわからない。
標識どおりに登ると、中国電力の送電線の下を通ることになるのですが、藪漕ぎに近い状態になります。
で、多分、8合目か9合目辺りで引き返すことにしました。
もったいないなぁ。
一人なので無理はしない。

途中、栗が落ちていました。
靴で栗のイガを割り、栗を出します。
天然の栗が今日の収穫です。

赤トンボが飛んでいます。




栗、赤とんぼと、もう秋ですね。

ふもとには、棚田があります。


稲には、お米がたわわに実っています。



この棚田の下で働いていた農家の方(おじいさん)に話しかけてみました。
広島弁なのかな、よくわからない部分もありましたが、この辺りの歴史を含め、いろいろと話してくださいました。

膳棚山は、頂上に平らな大きな岩が数枚あり、この岩がお膳のように見えるから、膳棚山と名付けられたんだ、とか
大昔、ふもとのお金持ちが上着を一枚売って家を建てたんだ、とか、いろいろ
お話好きなおじいさんでした。
ちょっと長居してしまったかな。

久しぶりの登山で、足が痛い~。


下の写真は、今日、拾った栗です。
天然の栗なので、ちょっと小さいかな。



栗を封筒に入れ、電子レンジでチンしましたが、封筒の中で栗が破裂して、ほとんど粉々になってしまいました。

粉々になっていない栗は、素朴な栗の味がしました。
風味が良かったな。

尾道

2006年10月09日 11時26分25秒 | おでかけ
昨日は、尾道へお出かけしました。

尾道は、瀬戸内に面した広島県東部の町で、造船などの工業と漁業が中心のようです。
観光地としても、神社やお寺が数多くあり、散策にはもってこいの町です。
また、映画のロケ地としても有名で、「おとこの大和」や大林宣彦監督の尾道三部作として「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」などの舞台でもあります。



点在する神社やお寺を傾斜地に建てられた民家の合間の小道を散策します。

   

小道は、煉瓦やタイル、コンクリートで綺麗に整備されており、迷路のようですが、懐かしい昔の日本へ来たような感覚を覚えます。

   
    【浄土寺】

   
【西国寺から見た三重の塔】

映画「転校生」のロケ地も観光スポットです。


 【御袖天満宮の石段】
ここで、一美と一夫が一緒に転落し、体が入れ替わったのです。


   【喫茶こもん】
一美が母親と入った喫茶店
ワッフルがおいしいそうです。


   【尾道の漁港】
対岸が向島
対岸と結んでいる吊り橋が、新尾道大橋
この橋は、尾道と四国の愛媛県今治とを結ぶ「瀬戸内しまなみ海道」の中国側の起点となる橋です。
尾道から、島々を橋で結び、四国まで繋がっています。

尾道の名物といえば、いわゆる尾道ラーメン
私は、尾道駅のそばのラーメン屋さんでいただいたのですが、厚い脂の層に覆われていて、こってりだなと思ったのですが、食べてみると、浮いた脂の層がラーメンの熱いスープを保温し熱々のラーメンを食べることができました。
味は、ブタ脂などのほのかな甘みに、魚の風味が効いていて、おいしかった~。
病みつきになりそうです。
これからの寒い冬は、この熱々のラーメンが最高でしょう。

また、ゆっくりと散策してみたい町です。