気ままな日記

東京近郊を生活圏とする北九州出身のしがない元サラリーマン

過去の単身赴任地での生活などを含め紹介

千葉県・小見川

2010年05月02日 23時16分29秒 | おでかけ
佐原から銚子へ利根川沿いに下ったところにある小見川・城山公園へ


銚子から利根川を上っていくと、左側(南側)には小高い丘陵地帯が続いています。
その丘陵地帯と利根川の間は、広くはありませんが肥沃な田園地帯です。
墳丘と思われる小山がみられます。昔から人が住んでいたのでしょう。

その丘陵部の一部が後退し、まるで湾を形成しているかのような平野部があります。
この平野部が小見川です。

温暖な気候にも恵まれ、昔から農作物、海の幸、川の幸に恵まれた土地だったのではないでしょうか。

平野部の一角に小高い丘があります。
山城公園です。


春は桜が、そして今の時期はつつじを見ることができるそうです。

つつじの花がきれいに咲いていました。
ボリュームとしてはそれほどではありませんが、真っ赤な花がきれいです。




山頂付近からは、利根川方向に景色が開けています。




利根川の向こうに、鹿島臨海工業地帯が見えます。
製鉄所や石油関連の工場群です。

水郷佐原

2010年05月02日 22時46分15秒 | おでかけ
利根川を銚子からのぼったところにある佐原へ行って来ました。

佐原は、利根川対岸の潮来にならぶ水郷の町です。


昔々、利根川は、銚子の醤油や海産物を江戸へ運ぶために利用されていました。
銚子から利根川をのぼり、関宿で利根川の分流である江戸川へ入り、江戸川を下って東京湾へ、そして江戸の町へ醤油などを運んでいたそうです。

明治の頃は、同じルートで外輪船も走っていたそうです。

房総半島を回る海ルートは外洋ルートであり、輸送リスクが大きかったのでしょう。

「千葉県立関宿城博物館」のホームページに、その風景が掲載されています。)


ここ佐原は、その水運の中継地点であり、また醤油などの生産で栄えた町です。

伊能忠敬は、ここ佐原の出身です。

佐原の町並みは香取市商工観光課のホームページに詳しく紹介されています。


町中に小野川が走っています。
昔はこの川が利根川の支線的役割を担い、荷物運搬などに使われていたのでしょう。



小野川の両岸に商店が並んでいます。
そのなかのひとつに伊能忠敬の育った伊能家があります。
(下の写真の対岸にある建物が伊能家の建物です。)




小江戸と呼ばれる佐原の町
昔の街並みが残っている町
佐原への交通の便はあまり良くありませんが、半日程度の散策にちょうど良い街並みです。
(無料駐車場が各所にあるようでした。)